shunchi極楽日記


ファンの集い

「しゅんちにファンがいる。」


ある日、テニス仲間のいっちゃんとしょうちゃんと飲みに行った時にその話題になった。
どうやら、いっちゃんが友達にこのHPを紹介したらしく、それ以来熱心に読んでくれてるらしいのだ。

いっちゃん「もうねぇ〜 ファンどころかしゅんちゃんまさにアイドルみたいな勢いだよ!」

しゅんち「え・・・俺がアイドル・・・・?」

今までHPを見てる人と言えばしゅんちの知人、友人、親戚か、ネット友達だけであった。
しかし今回はこちらからは全く知らない人の中でファンがいるというのである。


意外な展開。


いっちゃん「もう凄いファンだから会ってあげてくれない?」

しゅんち「え・・・えぇ?いやぁ・・・イメージダウンとかしないかな・・・?」

いっちゃん「大丈夫だよ!・・・たぶん。」

・・というわけで、しゅんちは未だ見ぬ熱烈なファンと会うことになった。
さすがに二人きりで会うのはお互いに厳しいので、どうせならみんなで鍋パーティでも開こうということになった。

・・そして当日。
皆はそれぞれ松本より離れた場所に住んでいるということもあり、目立つ建物であるイトーヨーカドーに集合することにした。
そこでみんなで鍋材料を買い込もうという計画である。

集合時間が訪れ、しょうちゃんと合流。
まだいっちゃんとそのファンの子は来ていないらしく先に鍋材料を物色することにした。
鍋の材料を見ながらも徐々に心拍数があがるしゅんち。

・・しばらくしてようやくいっちゃんが到着したようで入り口まで迎えにいくことにした。
すると遠くからしゅんちを呼び止める声がした。

いっちゃん「しゅんちゃ〜ん!ごめんね〜遅くなって〜!」

しゅんち「おおっ来た来た。」

いっちゃんの後を申し訳なさそうについてくる女の子。

いっちゃん「えっと、この子がファンの子です。」

ファン「どうもはじめまして・・・」

しゅんち「あっ どうも初めまして・・・。」

今回が初対面のはずなのにHPを読み、しゅんちのあんな事やこんなことを既に知られているのである。



幕を上げる前から舞台裏を覗かれてしまったような感覚。



なんだか恥ずかしい気分であった。

こうして無事全員合流し、鍋材料を買い込んだ後、しゅんち邸に向かった。

さすがに女の子が3人も集まると手際が良く、次々に鍋の準備が行われていった。
よくよく考えてみると成り行き上女の子3人と男1人の飲み会になってしまった。軽く感動。
しゅんちはあまりやることがなく、のそのそとビールを冷蔵庫にしまっていた。

しょう「えーーっ ファンちゃんの先輩にフジッキーファンがいるの??」

フジキと言ってもちびまるこちゃんの藤木君ではないらしい。
藤木直人である。
しょうちゃんは熱烈なフジッキーファンなのである。

ファン「そうなのー すごいファンなんだよその先輩!」

しょう「うっそーーっ!!ホントにーー!?ホントフジッキー最高だよっ」

ファン「うんうん」

と、その時いっちゃんが、ほったらかしになってるしゅんちを見て気遣う。

いっちゃん「ちょっちょっちょっ みんな今日は「しゅんちのファンの集い」なんだからね。」

しょう「あっ そうか。すっかり忘れてたよ。しゅんちゃんごめんね。」

しゅんち「い、いや別にいいよ。俺、フジッキーによく似てるって言われるからさぁ。あはは」

しょう「ぶっ殺していい?」

さっきまで白菜を切っていた包丁をキラリと光らせるしょうちゃん。

本当に今日が「しゅんちのファンの集い」かわからなくなってきたのだった。

・・そして準備も整い、みんなで乾杯。
みんなで鍋を突っつきながら近況報告などをしあう。
しゅんちもビールを呑み、気分もほろ酔い気分。

しょうちゃんはしゅんちの存在などすっかり忘れ、相変わらずフジッキーの話しをし続けていた。

しょう「もうっ なんでかわかんないけど 本当に好きなの!すっごいファン!」

ファン「そうかぁ〜しょうちゃんそんなに好きなんだね。」

いっちゃん「すごいよね。しょうちゃん。」

みんなの話を無言で聞きているしゅんち。
しょうちゃんって昔、県民文化会館でワゴン車を走って追いかけていた光GENJIの追っかけみたいだなぁ・・・と思いながらビールをゴクゴクと飲む。なんとなく蚊帳の外雰囲気。

しょう「ところでファンちゃんは誰か好きな芸能人とかいないの?」

ファン「でもねぇ・・・しょうちゃんにとってのフジッキーがね・・・

しょう「うん。」

ファン「私にとってしゅんちだったの!」

しゅんち「ぶっ!」

ビックリしてビールを呑む手が止まるしゅんち。

ファン「もぉ〜〜 本当にファンなのっ!!すっごいしゅんちが好きなの!!」

突然取り乱しはじめ、あさっての方向に叫び出すファンちゃん。


あ、愛の告白か・・・?(違)


軽く勘違いしそうになるが、改めて確認。

しゅんち「えっと・・・今日が初対面なんだけど・・・俺の事が好きってこと?」

ファン「え・・・。いや、しゅんちが好きなの。」



俺がしゅんちでしゅんちが俺?



なんだかこんがらがって来た。

しゅんち「でもさ、会ってみてどうだったのよ。イメージとか違ったりしてなかった?」

ファン「うん。本当、普通の人でよかったなぁ・・・。」


普通って・・・。


なんだか微妙な発言にますますこんがらがってくるしゅんち。

しゅんち「あっ・・・そうだ、それじゃ未公開極楽日記でも見せてあげようか?」

ファン「えええええっ!!そ、そんなのあるの??」

いっちゃん「おおっ なんだかファンの集いっぽくなってきたね!」

しょう「そうだよねぇー これくらいやんなきゃただのしゅんちゃんだもんね。」

しゅんち「んとね、今度の話は○○な話にするんだ。」

ファン「えぇえええええ!?ほ、本当!?す、すごい事聞いちゃった!!」

しゅんち「え・・・?なんで?」

ファン「だ、だって、未だ誰もそんな情報知らないんだよ!?す、すごい事なんだよぉ〜!?」

しょう「しゅんちゃ〜ん、。ファンの心理ってのはそういうものなんだよ。」

しゅんち「そ、そうか・・・。なんなら全部話そうか?」

ファン「いいっ!いいっ!後でこっそり読むからーっ!」


なぜこっそり?


ファンの心理とは難しいものである。

そして、飲み会も終盤に差し掛かるが相変わらず飲み続けてるしゅんち。

しゅんち「ファンちゃんって、結構お酒強いねぇ〜。」

ファン「えっ?だ、だって緊張しちゃって全然酔えないの。」

しゅんち「うえぇぇ!まだ緊張なんかしてるのかー!」

もうファンちゃんとすっかり友達気分のしゅんち。

ファン「しゅんちゃん!!」

しゅんち「え・・・?」

突然いきり立つファンちゃん。

ファン「この壁紙の人は誰!?」

しゅんちのパソコンの壁紙を指差すファンちゃん。

しゅんち「え、えっと・・・Do As Infinityだけど・・・。」

ファン「しゅんちゃんはこの人と一緒に飲んだら緊張するでしょ!?」

しゅんち「あぁ・・・なるほど・・・。」

ファン「私はしゅんちと飲んでるんだよ?わかったしゅんちゃん?」



しゅんちゃんが俺で・・・しゅんちは・・・?



またこんがらがってしまうのであった。

・・こうして楽しい飲み会は終わった。
自分にファンがいるという貴重な体験をしてしまったしゅんち。
自分の書いてきた文章がこれほどまでに人に影響を与え、色々と考えさせ、共感してもらった事。
さらにこんなにも「shunchiの極楽な生活」を大事に、そして楽しみにしていてくれることにとても嬉しかった。
これからもがんばろうと思うのだった。

・・そして、その後しゅんちはファンの子と意気投合し、


なんと!







付き合うことになったのだぁぁぁ!!(涙)





しゅんちの彼女誕生の瞬間である。

ベストに入れるのが恥ずかしかったんですが、一応歴史的出来事だったので載せました・・・。

この時の「ファンちゃん」が今の嫁さんです。
極楽日記がきっかけで結婚しちゃったわけですねぇ〜。
振り返ると・・・うーん我ながらすごいなぁ。

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