shunchi極楽日記


JRの男

友達のつてでJRに勤める方と飲むことになった。
その人の仕事はなんと・・・



スーパーあずさの運転手。



電車の運転手と言えば、「将来何になりたい?ランキング」の上位に位置する憧れの職業である。
その凄さを「ディズニーランド」で例えるならばまさに



ミッキーの中の人。



興奮を隠せないしゅんちは鼻息荒く、その飲み会に参加するのだった。


当日・・

友人を含めた一行は焼肉屋に集合した。
皆は挨拶もそこそこに、七輪を囲んで席に座る。

その人は森君といい、年齢はしゅんちと同い年ということだ。
なんと、このHPをよく見にきてくれてるらしい。


それなら話は早い。


しゅんちは初っ端からギアを5速に入れ質問攻撃をすることにした。



<第1問>

どうやったら運転手になれるの?




森君「それより最近突然更新しまくってない?一時期全然更新してなかったのに。



痛っ。


出鼻くじかれた。
ムラだらけのしゅんちを指摘。

しゅんち「ま、まぁ・・・最近は結構がんばってるよ。それより質問質問・・・。」

森君「うんとねぇ。まず、就職したら整備士からはじめるんだよね。」

しゅんち「ふむ。」

森君「1年はそこで下積み。そんで2〜3年は車掌をして、その後ようやく運転手になれるんだよ。」


車掌は下っ端だったのか。


小さい頃、車掌と社長を聞き間違えていた事もあり、てっきり車掌はイメージ的に偉い人だと思い込んでいたしゅんち。

しゅんち「なるほど!だから車掌さんは案外若い人が多いのか!あっ、まてよ・・・じゃあさ、銀河鉄道999の車掌さんって若いってことか!?」


それは松本零士に聞いてくれ。


<第2問>

汽笛はいつ鳴らしていいの?




森君「ああ、ある程度決まってるけど、あとは適当だよ。」

しゅんち「え?適当って・・・?好きなときって事?」

森君「幼稚園児とか手振ってたら鳴らしてあげるよ。喜ぶし。」

友人「あれって偶然じゃなかったんだね!幼稚園の時、喜んで手を振ってたよ。」

しゅんち「ふむ・・・。」



今度手を振ってみようと野望を抱くしゅんちであった。



<第3問>

コネで電車代は安くしてくれる・・・?



森君「それは無理でしょ・・・。」


しゅんち「あ〜〜〜!もっと鋭い質問がしたいのに!!なんかない?なんかない?」

なかなか良い質問ができないしゅんち。
良い球を投げなければ良い答えは返ってこないのである。
しゅんちは同席している友人に助けを求めた。


友人「そういえばさ〜。森君の待ち合わせ時間って変だよね。」

しゅんち「変って?」

友人「普通さ、8時待ち合わせとかって言うじゃん?」

しゅんち「うん。」


友人「7時50分とかだし。」


森君「そ、それは変じゃないだろ!?別に7時53分とか言ってないしさー!」



しゅんち「いや・・・もうすでに変だよ。」



どうやら、森君の出勤時間も17時38分出勤とか分刻みらしい。


まさにダイヤどおり。

恐らく普段の行動も分刻みになってしまうのだろうか・・・?
カップラーメンは測り間違えないだろうな・・・と想像するしゅんちであった。


・・そして一次会もそこそこに、一行はゲーセンに向かうのだった。
しゅんちの狙いはもちろん


「電車でGO!」


「電車でGO!」とは電車の運転を体験できるというシミュレーターゲームのことである。
森君はこのゲームはやったことはない。
普段は絶対にやらないそうなのだが、しゅんちの熱望でしぶしぶ引き受けてくれたのだった。

コインを投入しプレイ開始!





ガタンゴトン・・・







ガタンゴトン・・・





・・・





マジめちゃうまい。


あまりのうまさに驚きを隠せないしゅんち。
なぜなら目の前に座っているのはゲーマーでも電車フリークでもない




まさに本物。






というかむしろ生演奏。


そのハンドルを握る後姿は神々しいとさえ感じてしまうほどであった。
100円を払わせて仕事をさせてしまった事に罪悪感さえ感じてしまうしゅんちであった。

それにしても貴重な体験をしたなぁ・・・。

東京へ出張に行く時は何気なく乗っていたスーパーあずさ。
まさかその運転手と友達になれるとは・・・。
彼とはこの後も仲良くなり、彼の結婚式まで出ちゃったんだよね。
縁というのは不思議なものだよねぇ。

実は今彼は出世して新幹線あさまを運転してるんだよね。すげー。

今度は電車でGO!新幹線バージョンやってもらおうかな・・・。

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