shunchiの極楽日記


さあさあ、今年もやってまいりました年末特別企画「極楽日記ベスト2003!」
今年中に書いたact101〜act150までの中からしゅんちのお気に入りそして今年は読者の意見を取り入れベスト5を選んでみました!
(一部リメイクしております。)

今年は自分で言うのもなんですが、なかなか小粒揃いな話ばかりで例年に比べかなり選考が難航しました。
そこで、今回もベスト5だけでなく特別賞を二つ。
「グラミー賞」「トリビア賞」の二つを設けることにしました!




それではまずグラミー賞の発表です!

グラミー賞ってのは音楽のアカデミー賞みたいなものなんですね。


それでは行きますよ一発目!








カウントーダウンッ!









グラミー賞 「長野県の歌」

今年ハマったものといえばお笑いタレントのはなわが歌う「佐賀県」
佐賀の県民性を面白おかしく歌った曲であり、今年の紅白にも出るほどに人気なのである。
すっかり魅了されたしゅんちはそんな彼に触発され、こんな歌を作ってみた。





「長野県〜しゅんちバージョン〜


作詞 しゅんち
作曲 はなわ
(にしてもらいたいなぁ)


僕の故郷は信州こと長野県。
今日は長野の全てを歌います。
皆様、長野県民になったつもりでこの歌を聴いて下さい。




長野県!


N・A・G・A!N・A・G・A!

N・A・G・A!N・A・G・A!


ウォ〜〜〜長野県♪


デデデデデデデ〜♪ デデデデデデ〜♪

長野〜 ナガノガノ 長野県〜♪


長野は〜日本で3番目に広い県だけど〜






ほとんど山。




山ばかりで〜海がねぇから〜





海という単語にやたら敏感。



マジでぇ〜旅行などに行き海が見えると〜





やたらテンションが上がる。



マジでぇ〜〜山が見えないと








かなり不安。




N・A・G・A!ナガ〜〜N・A・G・A!ナガ〜〜


新しい観光名所は〜〜







田中知事室。


今日も観光バスが県庁を出入り。




N・A・G・Aナガ〜〜N・A・G・Aナガ〜〜




峰竜太も長野〜








地元の村じゃ偉人。



N・A・G・A!N・A・G・A!


ウォ〜ウォ〜長野県〜


デデデデデデデ〜♪ デデデデデデ〜♪



長野は〜冬季オリンピック開催地〜
当時かつてない盛り上がりをみせた〜
だけど予算使いすぎて



赤字。


だからオリンピック会場に向かう道だけ




やたら豪華。


そのおかげでアクセス楽だからスキーに行くのも



その日の気分。



こんな環境なのに〜気合い足りねぇから〜スキーの腕前は











関西人よりヘタ。


N・A・G・A!ナガ〜〜N・A・G・A!ナガ〜〜



木曽は〜





ほとんど谷。




まるでナウシカ。




N・A・G・A!ナガ〜〜N・A・G・A!ナガ〜〜




飯田は〜




ほとんど坂。




自転車誰も乗ってねぇ。



N・A・G・A!N・A・G・A!


ウォ〜ウォ〜長野県〜



デデデデデデデ〜♪ デデデデデデ〜♪



こないだ長野で久々に行列を見かけた〜
理由を突き止めると







「スターバックスコーヒー」が出来たから。





コーヒー1杯に行列待ち






40分。




そしてぇ〜初日の売り上げは〜







なんと世界一。





N・A・G・A!ナガ〜〜N・A・G・A!ナガ〜〜



乙葉も長野〜〜





アイドルは長野じゃ快挙。



N・A・G・A!ナガ〜〜N・A・G・A!ナガ〜〜



清水アキラも長野〜





実家はセブン。



N・A・G・A!N・A・G・A!



ウォ〜ウォ〜長野県〜



そんなしゅんちもバリバリの長野人。



N・A・G・A!N・A・G・A!

N・A・G・A!N・A・G・A!

好きさアイラブ信州〜うぉお〜〜〜長野〜♪

長野〜長野〜長野〜長野〜〜ウォ〜〜長野〜〜♪

信州〜信州〜しっししんしゅう〜うりゃあぁあ

長野〜うぉりゃ〜長野〜野沢菜〜りんご〜あんず〜栗〜エリンギ〜言うまでやめねえぞ〜〜!

・・・







・・・売れるかな?


長野県の歌でした〜〜!
いや〜今年は本当はなわにはまったよ。
俺ってばしつこいくらいにずーーっと歌ってたもんな。
なんか紅白にも出るみたいだし見なくちゃねぇ〜。

先日、長野の10大ニュースって番組でスターバックスで売り上げ世界一ってやってたんですよね。
いや、マジで恥ずかしいって。東京の人で言うならばマクドナルド辺りで行列って感じなんでしょうかね。
ある雑誌でも「おすすめのお店」ってやつでスタバが3位だったし・・・。

キャーー長野って恥ずかしい><


N・A・G・A ナガ〜〜♪

マジで誰か作曲してくれ〜♪



さてさて、お次はトリビア賞の発表です。
トリビアって言うのは「無用な知識」って意味なんですねぇ〜。

それでは行ってみましょう!









カウントーダウンッ!






トリビア賞  「JRの男」

友達のつてでJRに勤める方と飲むことになった。
その人の仕事はなんと・・・






スーパーあずさの運転士。



電車の運転士と言えば、「将来何になりたい?ランキング」の上位に位置する憧れの職業である。
その凄さを「ディズニーランド」で例えるならばまさに








ミッキーの中の人。


興奮を隠せないしゅんちは鼻息荒く、その飲み会に参加するのだった。


当日・・

友人を含めた一行は焼肉屋に集合した。
皆は挨拶もそこそこに、七輪を囲んで席に座る。

その人は森君といい、年齢はしゅんちと同い年ということだ。
なんと、このHPをよく見にきてくれてるらしい。


それなら話は早い。


しゅんちは初っ端からギアを5速に入れ質問攻撃をすることにした。



<第1問>


どうやったら運転士になれるの?






森君「それより最近突然更新しまくってない?一時期全然更新してなかったのに。





痛っ。


出鼻くじかれた。
ムラだらけのしゅんちを指摘。

しゅんち「ま、まぁ・・・最近は結構がんばってるよ。それより質問質問・・・。」

森君「うんとねぇ。まず、就職したら整備士からはじめるんだよね。」

しゅんち「ふむ。」

森君「1年はそこで下積み。そんで2〜3年は車掌をして、その後ようやく運転手になれるんだよ。」


車掌は下っ端だったのか。

小さい頃、車掌と社長を聞き間違えていた事もあり、てっきり車掌はイメージ的に偉い人だと思い込んでいたしゅんち。

しゅんち「なるほど!だから車掌さんは案外若い人が多いのか!あっ、まてよ・・・じゃあさ、銀河鉄道999の車掌さんって若いってことか!?」



それは松本零士に聞いてくれ。



<第2問>


汽笛はいつ鳴らしていいの?




森君「ああ、ある程度決まってるけど、あとは適当だよ。」

しゅんち「え?適当って・・・?好きなときって事?」

森君「幼稚園児とか手振ってたら鳴らしてあげるよ。喜ぶし。」

友人「あれって偶然じゃなかったんだね!幼稚園の時、喜んで手を振ってたよ。」

しゅんち「ふむ・・・。」



今度手を振ってみようと野望を抱くしゅんちであった。



<第3問>


コネで電車代は安くしてくれる・・・?



森君「それは無理でしょ・・・。」





しゅんち「あ〜〜〜!もっと鋭い質問がしたいのに!!なんかない?なんかない?」

なかなか良い質問ができないしゅんち。
良い球を投げなければ良い答えは返ってこないのである。
しゅんちは同席している友人に助けを求めた。


友人「そういえばさ〜。森君の待ち合わせ時間って変だよね。」

しゅんち「変って?」

友人「普通さ、8時待ち合わせとかって言うじゃん?」

しゅんち「うん。」



友人「7時50分とかだし。」


森君「そ、それは変じゃないだろ!?別に7時53分とか言ってないしさー!」




しゅんち「いや・・・もうすでに変だよ。」



どうやら、森君の出勤時間も17時38分出勤とか分刻みらしい。


まさにダイヤどおり。

恐らく普段の行動も分刻みになってしまうのだろうか・・・?
カップラーメンは測り間違えないだろうな・・・と想像するしゅんちであった。


・・そして一次会もそこそこに、一行はゲーセンに向かうのだった。
しゅんちの狙いはもちろん


「電車でGO!」


「電車でGO!」とは電車の運転を体験できるというシミュレーターゲームのことである。
森君はこのゲームはやったことはない。
普段は絶対にやらないそうなのだが、しゅんちの熱望でしぶしぶ引き受けてくれたのだった。

コインを投入しプレイ開始!





ガタンゴトン・・・







ガタンゴトン・・・





・・・





マジめちゃうまい。


あまりのうまさに驚きを隠せないしゅんち。
なぜなら目の前に座っているのはゲーマーでも電車フリークでもない




まさに本物。






というかむしろ生演奏。


そのハンドルを握る後姿は神々しいとさえ感じてしまうほどであった。
100円を払わせて仕事をさせてしまった事に罪悪感さえ感じてしまうしゅんちであった。

それにしても貴重な体験をしたなぁ・・・。


JRの運転手ってやっぱすごいよね〜!
JRで働いている人ならまだしも運転しちゃってるんだもんね。こりゃ貴重だ!

そんでこの前質問思い出して更に聞いたのさ。



<第4問>

新幹線も運転できるの?






森君「新幹線は免許が違うから無理だよ。」



聞いた?聞いた?免許違うんだって!!

ヘェ〜ヘェ〜ヘェ〜ヘェ〜  84へぇ

みんなもなんか質問あったら書き込みしてみよう!森君が答えてくれるぞー!(たぶん・・・。)


そういえば、トリビアといえば今年番組がはやったけど、こんな事も雑談に書いたっけね。


<shunchiの極楽な生活のトリビア>



shunchiの極楽な生活のタイトルは












「i」が抜けている。



へぇへぇへぇへぇへぇへぇ〜〜  92ヘェ


ただの付け忘れだったのよね・・・(笑)



さてさて、いよいよ第5位の発表に行くよ〜〜!
テンション上がってきたかなー!?


さあ、いくよ!(あやや風)








カウントーーーーダウン!!







第5位  アポイント

支店長「しゅんち君ちょっといいかね?」

しゅんち「はい・・・なんでしょう?」

支店長「今度、○×工業のAさんの所にメーカーのB氏を連れて訪問して欲しいんだが、来週辺りに二人のアポイントを取っておいてくれないか?」

しゅんち「はい。わかりました。」

支店長「もう時間がないから早めに頼むよ。」

アポイントの基本はまずお客さんの都合を聞くのが定石である。
更に2日くらい候補を挙げてもらい、どちらかの日にこちらの都合を合わせるのが基本テクニックである。

早速、○×工業のA氏に電話するしゅんち。

プルル・・・

しゅんち「あっ。Aさんですか?実は来週・・・かくかくしかじか・・・都合どうでしょう?」

A「えーっとねぇ・・・来週なら水、金ならあいてるよ。」

しゅんち「水か金ですね!わかりましたでは確定しましたら連絡します。」

次はメーカーのB氏に連絡を取る。

しゅんち「もしもし?Bさん?えーと、来週Aさんの都合は水、金なら良いって事ですがどうでしょう?」

B「あちゃー来週は火、木なら空いてたんやけどなぁ〜。」



基本テク失敗。



しゅんち「な・・・何とかならないんですか?」

B「どうしても都合が取れへんのよねぇ・・・。その次の週ならいつでもええんやけど・・・。」

しゅんち「再来週ですかぁ・・・。」

・・こうして、再びA氏に連絡を取ることになる。


しゅんち「あっもしもし。Aさんはいらっしゃいますか?」

受付「すみません只今Aは席を外しておりまして・・・。

しゅんち「あぁ・・・それでは、戻られましたら電話を頂けるように伝えてもらえますか?」

仕方がないのでA氏からの電話を待つしゅんち。

支店長「おい。しゅんち君まだアポは取れんのかね?」

しゅんち「えっと・・・もうちょっとです。」

支店長「早くしてくれよ。」

事務員「しゅんちさーーん!1番△△商事からお電話でーす!」

しゅんち「あっ はーい!一番ね・・・あっ もしもし?・・・え?大至急調べて欲しい?全然待てない?今すぐですか?・・ちょ、ちょっとお待ち下さい。」

調べ物を頼まれ机の上の書類を引っかき回すしゅんち。

しゅんち「あっ・・・わかりました。かくかくしかじかです。はい。ではまた・・・。ガチャ ふー」

事務員「しゅんちさーーーん!○×工業のAさんからさっき電話ありましたよ!



間が悪い。



慌ててA氏に電話をかけ直すしゅんち。

プルル・・・

受付「申し訳ございません。Aは只今電話中でして・・・。」

しゅんち「げっ・・・じゃあ、後でかけ直します。ガチャ」



またも間が悪い。



課長「ちょっとしゅんちくん。」

しゅんち「えっ・・・なんでしょ?」


課長「この間の書類どうなってるんだ!?いつやってくれるのかね?」


しゅんち「あ・・・え・・・っと、いまちょっと忙しくて・・・」

課長「忙しいのはわかってる!みんな忙しいんだ。俺だって忙しい。でもね、人に仕事を頼まれるっていうのはだね・・・ガミガミガミ」

しゅんち「す、すみませんでした・・・。」

課長「頼むよまったくすぐにやってくれよ!」

支店長「おいおい!しゅんち君!まだアポは取れんのか!?」

しゅんち「は、はい!ちょっと連絡が・・・」

支店長「早く頼むよ!」

A氏に電話するしゅんち。

プルル・・・

しゅんち「あっ!Aさんですか?すみません・・・来週はどうも都合が悪いようで。」

A「ああ、それは仕方がないですねぇ・・・それならば再来週の月曜日ならいいですよ。」

しゅんち「月曜ですね?わかりました!じゃあまた連絡します。」

課長「おい!しゅんち君書類!」

支店長「おい!アポぐらいまだできんのか!?」

しゅんち「い、今やってます・・・。」

軽く深呼吸し、B氏に連絡。

しゅんち「もしもし?Bさん?来週の月曜日でアポ取れましたんでお願いしますね。」


B「月曜?月曜は厳しいなぁ・・・。」


しゅんち「えええ!?来週はいつでもいいって言ったじゃないですか?」

B「できれば月曜だけは避けて欲しかったんやけどなぁ・・・。」


しゅんち「そ、そこをなんとかならないんですか?」

B「んん〜〜〜・・・・。」


しゅんち「頼みますよぉ〜・・・。」


B「しゃあないな・・・わかった。月曜でええで。」

・・というわけでなんとかアポイントを取り付ける事が成功し、支店長に報告するしゅんち。

しゅんち「支店長。訪問の件ですが、再来週の月曜日になりましたんで。」

支店長「うむ、そうか。じゃあ頼むよ。」

後は課長に頼まれた書類を片づけるのみである。
と、その時・・・

事務員「しゅんちさーーん!2番に○×工業のAさんから電話です!」

しゅんち「え?なんだろ?あっもしもし?」



A「しゅんちさんすみません・・・。」

しゅんち「はい・・・?」


A「再来週の月曜日急用が出来ちゃいまして、他の日にしてもらえませんか?







ふりだしに戻った。



アポイント・・・

簡単なようでなかなか難しい事である。


痛ててててってな涙なくしては語れない営業マンの話でした。
こういう仕事をしたことある人なら思わず頷かずにはいられないって事で第5位です!

もう本当合わないときは全然タイミングが合わないのよねぇ。
もし例えばこれが男女のカップルならすれ違いで別れの危機って感じだよ。(なんだそりゃ。)

あっ ちなみにアポイントはこの後何とか取れましたよ・・・(苦笑)



さあさあ、盛り上がって来ましたね〜!
ほんじゃーいきますか!第4位!!










カウントーーーーーーーーダウン!!







第4位 「実況中継」

出張で電車に乗った。
いつもの禁煙席の自由席の車両に乗り込むとかなり混んでいて容易には座れなそうであった。
しゅんちはカバンをぶら下げ、空いた席を求め車両をさまよう。
ようやく若い男の人の横の空席を発見し、一声かけ座ることができた。
電車の席というのは意外に隣との距離が近く、しばらくするまで落ち着かず通路側の方に傾きかげんに座るしゅんち。

電車はゆっくりと動きだし、ようやく落ち着いた頃隣に座った彼がなにやら袋を広げだし駅弁を取り出した。

しゅんち「(幕の内か・・・。)」

失礼だと思いつつも小腹の減ったしゅんちは相手に悟られぬよう弁当の内容を覗き込む。


しゅんち「(何から食べるのかなぁ・・・。)」


横目でおかずの内容を確認するしゅんち。

しゅんち「(ごはん、鮭の照焼、コロッケ、魚のフライ・・・うーん後のはよくわからないなぁ・・・。)」

相手に悟られぬようあくまでも自然に彼の動きを見るしゅんち。

彼は袋から箸を取り出し割ろうとした瞬間


カランッ


しゅんち「(うわっ!箸落としたぞ・・・。さい先悪いなぁ・・・。)」

落とした箸はしゅんちの足下まで転がって来た。

彼「あっ・・・すみません。」

しゅんち「あ、いえいえ。」

彼はいそいそと箸を拾うと軽くフーフーと吹き、シュッシュと箸を研ぎはじめた。
そしてサランラップを剥がし、フタを開けようとした瞬間。




弁当に箸がついていた。




彼は新たなる箸に軽くビクッと驚く。
そしてしゅんちもビクッ驚く。


しゅんち「(なんだぁ・・・弁当にもついてたのか。よかったよかった。)」


そそくさと新しい箸の袋を開け、同じように割り、研ぎはじめる。
かなりドラマチックな展開にしゅんち釘付けである。

・・彼はまずはじめにゴマのかかった俵型のおにぎりご飯に箸をつける。

しゅんち「(まずは・・・ごはんからってところか・・・。ゴクリ)」

彼は俵型のご飯を半分に割り、更に4分の1にして口に運ぶ。


しゅんち「(うわーーー!俵一口じゃないのか!」)」


しゅんちであれば俵一口の展開である。


そして、彼は口の中をモグモグさせながら、しょう油の入った小さい容器を取り出しフタを開けコロッケにかけた後



フタを締める。



しゅんち「(うわーーー!フタを締めたよ!)」


しゅんちならゴミ袋に蓋も閉めずにポイな展開である。

彼は指についてしまったしょう油を舐めながら鮭をつつく。つつく。つつく。そして指を舐め、ご飯、ご飯、漬け物。

しゅんち「(う〜〜んいい流れだ。)」

フト、横に置かれた袋をガサガサといじりだしペットボトルのお茶を取り出す彼。
ゴクゴクと飲み下した後、フーっと一息つき窓の外を眺める。
ハッと思い出したように弁当に戻り、今度はタルタルソースの袋を取り出し先を開け箸で挟んで綺麗に端まで絞り出す。

魚のフライ、ご飯、フライ、フライの下のしなったレタス、ご飯、指、卵焼き半分、ご飯、漬け物、指・・・

どうもさっき指についてしまったしょう油が気になってるらしい。

次ぎに弁当の右上にあるミックスベジタブルが入ったクリームソースのようなものに手をつける。
しゅんちも先ほどから気になっていた正体不明なおかずである。

どうやら、彼も正体が分からないらしく、不審な感じで箸をつついている。
するとクリームの下からポークソテーのような物が見えてきた。

しゅんち「(そうか・・・ポークソテークリームがけか!)」

彼は箸でポークをちぎろうとするがなかなかちぎれない。

しゅんち「(がんばれっ!)」

噛みみちぎろうと顔を近づる彼、そして口で肉を引っ張ると





クリームを残してすっぽ抜けた。





ちょうど天ぷらを食べようとして衣だけ抜けてしまった状態。

しばらく呆然とする彼。



・・・・。



クリームの下に肉を無理矢理押し戻した。




こうして彼は弁当を食べ続け、綺麗さっぱりご飯の一粒も残さず食べ尽くすのだった。
そして、空になった弁当箱を袋にしまい、満足げにお茶を飲みながら外を眺めていた。

・・以上の結果間違いなく


彼は几帳面。


なんだか彼と友達になりたい気持ちになってしまったしゅんちであった。


ぐぅ〜〜きゅるるるる〜

なんだかお腹が空いてくるお話ですよねって事で第4位でした〜!

俺って、なんか物食べるときどうも豪快に食べるらしいんですよ。自分じゃわからないんですけどね。

ガツガツガツッ ゴキュゴキュ ぷはーーっ  ゲーーップ

てな感じ。
バキュームカーなんかが吸い込むような様子らしいんです。
あの時の彼が見たらびっくりすんのかなぁ・・・。
もし逆の立場で・・・


うわぁ!俵一口でいったよ!俺なら4分割なのになぁ〜。


うひ〜〜肉を口に入れた後、クリームを後から頬張ったよ!
口の中で一緒になればいいってのか!?



なんつったりして・・・(笑)



さあいよいよベスト3の発表に行くぞーーー!
心の準備はいいですかー?


それではご一緒に!!





カウントーーーーーーーーーーーダウン!!

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