shunchi極楽日記


さあさあ、今年もやってまいりました年末恒例特別企画「極楽日記ベスト2004!」
今年中に書いたact151〜act200までの中からしゅんちのお気に入りベスト5を選んでみました!
今年もパソコンが壊れたり、回線が止まったりとトラブルに見舞われましたがなんとか念願の200話達成しました。
これも皆様のおかげです。本当にありがとう!

それではごちゃごちゃ言ってないで早速いってみますか!





第5位!









カウントーーーーーーダウン!!



第5位 姪に会う

おととし結婚した兄に女の子が産まれた。
しゅんちにとって姪にあたる。
ということはしゅんちは名実ともに




おじさんの称号を得る。



将来は「松本のおじちゃん」と呼ばれるに違いない。

名前はリトちゃん。
いまだ見ぬその子に期待するしゅんちであった。

実はしゅんちは割と子供に人気がある。
知り合いの子供が集まるときなどは子供がしゅんちに群がり、ぶら下がり、抱きつく。
なつかれやすい・・・というか同類だと思われると言った方がよいだろうか。
そんなしゅんちも子供と一緒になって遊ぶのが好きである。

そんな子供好きのしゅんちだが、今回ばかりはわけが違う。



そんじょそこらの子供とは全然違うよ・・・



思い入れだって段違いさ・・・



なんつったって・・・





しゅんちの血が入っているのだぁぁぁ〜〜!!





なんとなく遺伝的に心配なのは気のせいだろうか?



・・ある週末、東京出張に出かけたしゅんちはその機会を利用しご対面することになった。
第一印象が肝心だ。

そこでリトちゃんに対するしゅんちの目標を下記に掲げてみた



<目標>



1.初恋の相手

「初恋は親戚のお兄ちゃん」といういのはよく聞く話である。
大概が従兄弟という歳の近い関係が多いのだが、ここは理想は高く叔父という関係で初恋の相手になりたい。



2.松本のおじちゃんが理想の男性

「将来は〜松本のおじちゃんみたいな人と結婚したいなぁ〜。」これを是非言わせたい。
これを言ってくれたらお年玉は奮発間違いなし。



3.松本のおじちゃんシック

ホームシックのように松本のおじちゃんシックにさせる。

別れ際には・・・

「松本のおじちゃん帰っちゃやだよ〜。うえ〜〜ん」

と、泣かせる。

更には・・・

「松本のおじちゃんの所に行きたいよぉ・・・。」

と、普段から切ながらせる。


フフ・・・

目標は完璧だ。


今まで本気をみせることはなかったがな・・・


今回ばかりは・・・


本気を見せてやるぜぇぇええええ〜〜!!


そんなことを考えながら、兄の家に向かうしゅんち。




かなり気負い気味。



ドキドキしながら兄の家のドアを開ける。

兄「おう〜しゅんち。」

しゅんち「おー兄ちゃんおめでとう!パパはどうよ?」

兄「う〜ん。まだよくわかんねえよ。」

しゅんち「そっか。あっアコちゃん!おめでとう!」

兄の嫁のアコちゃんが玄関にやってきた。

アコ「しゅんち君いらっしゃい。」

しゅんち「いやいや、ご苦労様だったねぇ〜。」


軽く挨拶を済ませ家に上がるしゅんち。


ついに対面の時を迎える・・・。


リトちゃんは揺りかごに横になっている。
しゅんちはゆっくりと近づき挨拶する。


しゅんち「リ〜ト〜ちゃん♪松本のおじちゃんだよー!」


リト「・・・・。(ぽけー)」


しゅんち「べろべろバァ〜〜〜」


リト「・・・・。(ぽけー)」


しゅんち「ぶりぶり〜〜どぴょっぴょ〜〜〜♪」(意味不明)


リト「・・・・。(ぽけー)」



無表情。


しゅんち「に・・・兄ちゃん・・・」

兄「どした?」

しゅんち「反応がないよ・・・。」



兄「まだ目が見えてねーんだよ。」



ガーーーン


しゅんちまさに・・・




眼中にあらず。


兄「まだ、表情を作ることもできねえんだ。」

しゅんち「そ、そうか・・・。」

リト「フ・・・フガ・・・」

しゅんち「お、おお!?」


リト「フンギャ〜〜フンギャ〜〜」


号泣。


しゅんち「げげっ!な、泣き出したぞ!ど、どうすりゃいいんだ!?」

兄「おう。とりあえず揺りかごを揺らせ。」

しゅんち「こ、こうか?」


ゆ〜ら〜ゆ〜ら〜ゆ〜ら〜・・・


リト「フガ・・・フガ・・・。・・・。」

しゅんち「と、止まった・・・。」

兄「まだ、泣くことでしか表現できないんだな。」

しゅんち「ふむ?」

兄「なんか眠いとかかゆいとか腹減ったとか全部泣いて知らせるんだ。」

しゅんち「そっか・・・。なるほど。」

まだまだ、生まれたばかりの新生児の前で成す術もないしゅんち。
揺りかごを揺らしながらリトちゃんの成長を願うのであった。


しゅんちの目標は険しい道のりである・・・。


出ました〜!第5位「姪に会う」でした〜!

今まで色々な赤ちゃんに会ったけど、こんなに思い入れの強い赤ちゃんは初めてだったね。
なんか、兄の子だとDNA配列とかも自分の子供に近いらしいんだよ。

でも、まだこの頃は無表情でまるで虫みたいなイメージだったよなぁ。
今は結構笑うんだよ!いやいやかわいいねマジで(おじバカ)
成長が楽しみだよ。

さてさて、どんどん行きましょう!


本当これは苦手です・・・。


いってみよう第4位!!












カウントーーーーーーダウン!!



第4位  最初の獲物

ある日アパートに帰ると、壁に黒いゴミが付いていた。
なんだろうと思って近づいてみると急に動く黒いゴミ。




ゴキブリ登場。



しゅんちのアパートはボロだボロだと思いながら早7年。
ついに大ボス登場である。

しゅんちは虫が苦手である。
昔は子供同士で流行っていたので興味のあるフリをしていたものだが、実のところ



カブトムシでさえ無理。



表情も無くただ無心に動き回る虫。
おなかだけは複雑にワサワサ動く。
間違えて潰そうものならばこの世の物とは思えない色の体液を流す。
夜中に虫かごの中でカサカサ音がしようものならもう寝るどころではない。

しかし、苦手だからこそ今日の相手には勝たねばならぬだ!
奴を倒さぬ限り明日はやってこないのだ。
そして、半ばパニックになりながらもキンチョールと水色のハエたたきを握り締め大決戦。

・・数分間の死闘の末、なんとか退治することに見事成功。
ゴキブリを退治し、安心しているとどこかで聞いた話を思い出す。

ゴキブリの繁殖力はすさまじいものがあると聞いたことがある。
一回の産卵で何十匹も産み、さらに生命力は恐ろしいほどにある。
そして恐ろしい言葉・・・


1匹いたら100匹いたと思え。


先ほど倒したのは氷山の一角でしかないのだろうか・・・。

軽く立ちくらみするしゅんち。しかしここで弱気になってはいけない。
そしてしゅんちはゴキブリ軍勢と戦うための準備をすることにしたのだった。

慌てて、深夜までやってるドラッグストアに行き、伝説のゴキブリ対策用品



ゴキブリホイホイ。



更に今年ふざけたCMだとバカにしていたが、まさかお世話になるとは



一度で二度効くコンバット。



これらを購入し、さっそくアパートに持ち帰り開けてみるしゅんち。

ゴキブリホイホイは一つかと思いきやたくさん入っていた。
どうやら、しかけるのは一箇所ではなく、何箇所でしかけるということらしい。
水道管の下、台所の奥、流しの床、食器棚の裏。各所にセットした。
そしてとどめのコンバットを流し付近に設置。
後は獲物が引っ掛かるのを待つだけである。
恐らくこれでもう安心だろう・・・。



そして1週間が経った・・・



獲物が引っ掛かっているのか確かめようとゴキブリホイホイを確認。
この瞬間がたまらなく気持ちが悪い。居て欲しいけど居て欲しくない。
恐る恐る覗いてみると・・・




居ない。



全ての箇所を確認するがどこにも居ない。
まだまだ日数が足りないのだろうか?


さらに1週間後・・・


今度こそ引っ掛かっているだろうか?
恐る恐る覗いてみる・・・




居ない。




やはり全ての箇所でゴキブリを確認することができない。
果たしてこのアパートにはゴキブリは本当にいるのだろうか?そんな疑問まで浮かんできた。


そして1ヶ月後・・・


もうゴキブリが出たことも忘れていたしゅんち。
何気なく台所を掃除していると・・・






ブニッ





しゅんち「あれ?なんか踏んだぞ?」

なにかやわらかい感触に背筋が凍るしゅんち。
恐る恐る足元を見てみると・・・





・・・





ゴ・・・




ゴキブリホイホイ踏んじゃったぁぁぁぁ〜〜〜!!





自分の張った罠に自分がはまったの図。




・・結局、ゴキブリは1匹も捕まらず、人間1人が捕まった。
最初の獲物はしゅんちでした・・・。


おととい書いた話、第4位「最近の獲物」でした〜!!

更新しなくちゃならないーー!!って追い詰められて書いた作品だったんですが、




窮鼠猫を噛む。




なかなか面白い話が書けたんですねー!
人間追い詰めると案外パワーだすもんだよ。

皆さんもゴキブリホイホイを踏んづけないように気をつけてね!
かなり粘着力が強くてなかなかとれなかったのよ!もう大変でした。


ではでは、いよいよベスト3の発表です!

心の準備はいいですか?



ではいきまーーーす!




第3位!!








カウントーーーーーダウン!!


第3位!


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