shunchi極楽日記


さあ、今年もやってまいりました年末恒例特別企画「極楽日記ベスト2006!」
この文章は決してコピペではありませんよ!

今年中に書いたact250〜act300の中からしゅんちのお気に入りベスト5を選んでみました!

この企画も6回目
ここまで続けられたのも読者の皆様のおかげでございます!
本当にありがとう!

今年も「極楽日記強化月刊」というのをやりまして、そのおかげでなんとか更新できました。
やっぱり期間を区切って、集中した方がいいみたいだねぇ〜。うんうん。

さてさて!

そろそろいってみますか!



まずは第5位ですよー!







カウントーーーーーダウン!!







第5位 食わず嫌い王決定戦

木曜日の9時といえば「とんねるずのみなさんのおかげでした」である。
この番組の名物コーナーといえば「食わず嫌い王決定戦」である。

ルールはこうである。
2人のゲストが4品の好きな献立を交互に食べる。
しかし、その中に1品だけ大嫌いな物があり、それを当てたほうが勝ちというものである。
毎回登場する大物芸能人の顔色を伺い、嘘をついているか、我慢しているのかを予想するのが楽しい。

しゅんちは別に毎週楽しみにしているわけではないのだが、たまに見出すとついつい全部見てしまうのだ。
今日も夕飯時にやっていたので見入ってしまった。

毎回「絶対これが嫌いに決まってる!」と予想してみるものの



ほとんど当たらず。



特に女性ゲスト。



女性の嘘の恐ろしさを肌で感じることができるのも醍醐味である。


もし、自分が出たとしたなら何を4品出すだろうか。
好きな物3品と嫌いな物1品である。

まず好きな物といえば・・・




ラーメン




焼きそば




冷し中華




なんつう芸の無さ。


ゲストは結構マニアックな物をラインナップにしている。
なるべくならもうちょっと難しくした方がいいだろう。

好きな物でわりと難しめといえば・・・




トムヤンクン





イカ墨スパゲッティー




ナスの一本漬け



よしよし良い感じだ。
案外、嫌いな人が多い物をわざとラインナップに入れるのがコツかもしれない。
ナスの一本漬けが好きな人なんて珍しいかもしれない。

さて、次は嫌いな物だ。

ここでの嫌いな物はあんまり好きじゃない程度の嫌いではダメである。
むしろ吐き気がするくらい、悶絶ものの一品でなくてはディレクターはOKしてくれないだろう。


はて・・・


そんなに嫌いな物ってあったかな?


小さい頃食べれなかった物を思い出す。



桜海老


いやいやいや、この前食べたかき揚げは絶品でそれ以来好きな食べ物になったしなぁ。



ゴーヤ


いやいやいや、最近じゃゴーヤチャンプルを食べる機会も増えて、全然平気だしなぁ。



ギンナン


いやいやいや、今や茶碗蒸しの主役ってかこれを食べれたらラッキー的マスコット的存在だよな。


なんだろ・・・。



う〜〜ん


全く思いつかない。


本当に出演しているゲストの方々の嫌いな物はそれほどのものなのだろうか?
もしかして芸能人というものは悶絶するほど嫌いな物がなくてはなれない生き物なのだろうか。



あ。



そういえば酸っぱい果物が苦手かも♪


給食とかに出た舌がひりひりするくらいの酸っぱいキウイは苦手だった。
さぶいぼが出るくらい苦手なのだ。
しかし、あの番組に登場する食材は超一級品だろうからそんなキウイでてこないだろう。
恐らく、CMで坂口憲二がうまそうにほうばって食べてるあのキウイが出てくるに違いない。
むしろ当日に大好物に変身してしまう恐れもある。

とにかく酸っぱい果物でいいのだが・・・。



ってことはだ。



確実に酸っぱい果物といえば・・・



レモン決定。



こうしてしゅんちのラインナップ完成である。



テケテン♪ テケテン♪ テケテン♪


本日のゲストしゅんちさんノリさんと共に登場です。
おみやげは松本の名店マサムラの「ベビーシュー」です。

そして本日の献立は・・・



「トムヤンクン」



「なすの一本漬け」



「レモン」



「イカ墨のスパゲッティー」




以上4品です。


タカさん「あれあれ〜なすの一本漬けってのが怪しいんじゃないの?あ!今、目が泳ぎましたよぉ〜!」



いける!!

これは勝てるよ!!


タカコ「どしたのボーっとして?」

ご飯茶碗を持ちボーっとしているしゅんちを心配してか声をかけるタカコ。

しゅんち「え・・・あ、いや、ちょっと考え事してた。」

タカコ「考え事?」

しゅんち「いや、あのね・・・もしさ、俺が食わず嫌い王に出たとしたらさー」




タカコ「出るわけないじゃん。」



しゅんち「・・・・。」


第5位「食わず嫌い王決定戦」でした〜!

わからんかな〜〜このありえない想像をするのが楽しいのになぁ〜。
女の人にゃわからないか・・・。


え・・・男も普通考えないって?


ま、まあ、こんな風に俺ってばしょっちゅう妄想してるんだよね。
そうそう、妄想といえば今年のM−1は妄想系ネタの「チュートリアル」がチャンピオンになりましたよね!
ひょっとしたらいまや、妄想ブーム到来か!?

もしかして時代が来てる!?来てるってこと!?来ちゃった!??




えーおっほん・・・。
すみません取り乱しました。

さてさて、それではー次いってみよー!!




第4位!!






カウントーーーーダウン!!





第4位  小さな親切・・・

しゅんちには3歳下の従兄弟がいる。
彼の名前はヨーゾー。
関西に住む彼は社会人なのだが、サッカーやジムで体を鍛えることが好きである。
好きな食べ物は焼肉。好きな飲み物はフルーツジュース。ビールやアルコールは好まない。
そして、髪を伸ばし茶髪に染め、まるでホストのような風貌で、いわゆる今時のイケメン
3つ下とはいえ、ビール腹のしゅんちとはかなり違うのである。

ある日、ヨーゾーと一緒に関西の町をドライブした時の事である。
ちなみに今日の車は親から借りた金色のボルボ
彼の父親もまた派手好きなのである。

ヨーゾー「さっすがボルボやなぁ〜。全然、走りが違うわ。」

しゅんち「だねぇ〜。静かだね。」

サングラスにタンクトップを着た彼は金色のボルボがよく似合っていた。
片手で余裕たっぷり運転する姿は、


まるでヤンキー。


ヨーゾー「せやせや、ラーメン好きのしゅんちゃんにおすすめの店を探しといたんやわ。」

しゅんち「マジで!?」

ヨーゾー「こら絶対うまいって言ってくれると思うわ〜間違いないで。」


中身はやさしい青年である。


金色のボルボは順調に関西の道をど派手に走り続けていた。
すると、目の前に怪しげな車を発見した。

ヨーゾー「うわっ!なんや?前の車!?」

しゅんち「あら・・・。ウインカー出しっぱなしだ。」

右に曲がるわけでもないのにずっとウインカーをつけっぱなしにして走り続けている白い車を発見。

ヨーゾー「あれは危ないで!対面車が曲がると思って突っ込んでしまうで。」

しゅんち「そだねぇ・・・。あれは結構事故の原因らしいよ。」

ヨーゾー「こら教えてやらなあかんな!!」

そういうと速度を上げ、前の車に近づきパッシングをするヨーゾー。


パシッ パシパシッ


ヨーゾー「あれぇえ!?アカン!全っ然気付けへんわ!」

しゅんち「・・・。」

ヨーゾー「おらぁ!気付きぃや!!」

そういうとクラクションを連打するヨーゾー。


パァーン!パパパパァーン!!


その音はかなり迫力があり、今のは間違いなく相手に伝わっただろう。

ヨーゾー「あれぇええ!?うわああ!!まだ気付かへんで!?おかしい!?」

しゅんち「・・・。」

ヨーゾー「こっちを見る素振りもないなぁ・・・よっし!もういっちょ!!」

こうしてクラクション&パッシングを猛烈に連打するヨーゾー。



パァーン!パパパパァーン!!

パシッ パシパシッ

パァーン!パパパパァーン!!

パシッ パシパシッ




変化なし。


ヨーゾー「マ、マジでぇ!?運転手大丈夫やろか!?こうなったら・・・」


ヨーゾーは速度を上げ、前の車を追い越し横につけた。
ボルボの重低音のエンジン音が鳴り響く。


ブオォォ〜〜〜〜ン!!


その時ちょうど信号待ちになり、白い車に横づけするヨーゾー。
そして窓をゆっくりと開ける。

白い車には親子3人乗っていた。

運転手にはお父さん。

助手席にはお母さん。

後ろの席には娘。

お母さんと娘は完全沈黙のままうつむき、固まっている。
窓を開けたヨーゾーに習い、助手席の窓を慌てて開けるお父さん。

ヨーゾー「すんません!」

お父さん「な・・・何か?」

ヨーゾー「ちょっとウインカー付いてまっせ!」

お父さん「へっ・・・ええ!?ああぁ!!!あぁああああ!!!すみませんすみませんすみませんすみません!!」


平謝りのお父さん。


無言のまま必死にぺこぺこ頭を下げるお母さん。


後ろで依然完全沈黙の娘。



そしてヨーゾーは軽やかに手を挙げ、にこやかに挨拶をすませるとど派手なエンジン音を高鳴らせ先に行くのだった。

ヨーゾー「いやぁ〜〜!気付いてよかったなぁ〜!」

しゅんち「・・・。」

ヨーゾー「ええことしたわ。ホンマに!

しゅんち「・・・。」

ヨーゾー「しっかし、鈍いおじさんやったなぁ〜。全然気付かへんかったもんな。」

しゅんち「かなりビビってたと思うよ・・・。」

ヨーゾー「えええ!?そんなわけないやろ。」

しゅんち「おじさんの謝り方・・・必死だったな・・・。」

ヨーゾー「そらないって!俺ってめっちゃええ人やん?ビビんのおかしいて。」




ヨーゾーは本当にいい人である。


第4位「小さな親切」でした〜!
本当、ネタになる人だよなぁ〜ヨーゾーってば。
まあ、本人曰く「普段自分の車だったらこんなことには絶対にならへん!」と豪語しておりましたが・・・。


いやぁ〜いつもそうなってるんじゃないのぉ?


おっと・・・本人から苦情の電話がかかってきそうなのでこの辺で・・・。


さあさあ、盛り上がってきたでしょうか!!?
いよいよベスト3の発表ですよー!!


さあ、みなさんご一緒に!!




第3位!





カウントーーーーーーーーーダウン!!





第3位 幻の名酒

タカコとバーに行った。
松本はバーが多いところなのである。
今回行った店は「メインバー コート」
世界バーテンダーコンテストで4位の実績を持つマスターのいる松本の有名店である。
軽く他の居酒屋で飲んだ後そこに向かう2人だった。

タカコは看護師の先輩に連れられ何度も来ているらしいのだが、しゅんちはいかんせん安居酒屋ばかりなのであまり馴れてないのだった。

薄暗い木の階段を上がり、木造りの扉を開け店内へ。
タキシードを着た礼儀正しい店員が出迎えてくれた。


店員「上着をおかけします。」


スッとハンガーを取り出し、2人のコートをハンガーにかけた後、スムーズに席に案内される。


これが一流の接客業というものである。


席に座るとおしぼりが手渡される。

バーテンダー「お使い下さい。」

おしぼりからはヒノキの香り


これが一流の接客業というのもである。


顔はおおっぴらに拭けない高級おしぼりである。

そして何か頼もうと思いメニュー見るが価格が書いていない。


これが一流の接客業というのもである。


タカコ「メニュー見なくてもどんな感じがいいのか言うだけで勝手に選んでくれるんだよ。ヒソヒソ・・」

しゅんち「へぇ・・・。」

バーテンダー「ご注文はお決まりでしょうか?」

タカコ「えっと・・・オレンジを使った物で爽やかな感じでお願いします。」

バーテンダー「はい。かしこまりました。では、こちらのお客様は?」

しゅんち「えっと・・・ちょっとアルコールきつめで・・・スカッとした感じ・・・?」

バーテンダー「はい。かしこまりました。」



通じた。


こうしてしばらくしてオーダーしたものが運ばれてくる。
出てきたものは確かに自分がイメージした通りのものだった。


これが一流の接客業というのもである。


すっかり一流の接客業というものに圧倒されてしまうしゅんち。
ふと横を見るといかにもお酒に詳しそうなお客がバーテンダーと親しげに話をしている。
向こうの席の人もどうもお酒の話で盛り上がっている様子だった。
どうしても気後れしてしまうしゅんちであった。

店内をゆっくりと見回していると目の前のバーテンダーが何やらビンをナイフで削っていた。
いや、削っているのは栓の周りのアルミのパッケージを削っていた。

錆びているのか・・・?

横目でビンのラベルを見ると驚くべき年号が書かれていた。





1940





戦時中ですか。



1940というと何年前だ・・・?


えーっと・・・



2007年-1940年=67年 チーン




還暦を越えてるであります。


サビサビのアルミ部をはがし終えた後、スポットライトの当たったカウンターにワイングラスをスッと置く。
そしてそのグラスに66年前のワインがとくとくと注がれていく。
その色は赤でもなく白でもなく茶褐色。むしろ麦茶色。

するとそのワインをしゅんち達の隣に座る小太りで、メガネをかけていて、蝶ネクタイが良く似合いそうな・・・例えるなら
めざましテレビの軽部さん風の男の前にスッとスライドさせる。

バーテンダー「お待たせしました。」

その男は目の前に出されたワインを前に深いため息を付いていた。
幻の名酒の前で感慨に浸っているのだろうか。

しゅんち「す、すみません。あのワインは赤ですか?」

興味がそそられたしゅんちは思わずバーテンダーに質問してみた。

バーテンダー「いえいえ、ポートワインですね。」

しゅんち「ああ、ポートワインですか・・・。」



なんだポートワインって?



あまりにも初歩的な質問だと思ったのでそれ以上は聞けずに、お茶を濁すようにチビチビと自分のカクテルを飲む。
そして軽部風の男の動向をこっそり伺うのだった。

・・軽部風の男はしばらく色々な角度からワインを眺めた後、ゆっくりとグラスの足を掴む。

そして軽く持ち上げた後スッと鼻の前に持っていきゆっくりとグラスを回し始める。


ゆ〜ら〜ゆ〜ら〜ゆ〜〜ら〜〜〜ゆ〜〜ら〜〜


その後、高く持ち上げ色々な角度からワインを眺める。

そして再び鼻の前に持って行きゆっくりとグラスを


ゆ〜ら〜ゆ〜ら〜ゆ〜〜ら〜〜〜ゆ〜〜ら〜〜



早く飲め。


だんだんイライラしてくるしゅんち。
代わりに飲んでしまいたい衝動に駆られるのだった。

そしてようやくおっかなびっくりグラスを口に当て、ゆっくりと飲・・・の・・・




の・・・の・・・の・・・




の・・・





早く飲め。









やっと飲む。






そして・・・








泣く。



感動して泣きおった・・・。

お酒よりもむしろ酒を飲んで泣くほど感動することが驚きである。
酒の世界は奥が深いものだと思うしゅんちであった。


第3位「幻の名酒」でした〜〜!!

いや実はこの話は後日談があるんです・・・。

・・ある日、ある方からメールを貰ったんです。



こんにちは。○○と申します。
主人がメインバーコートをやっております。
先日はお越しいただいた上に、ブログでも取り上げていただきましてありがとうございました。
『コートがでてるよ』とお客様に教えていただき、ブログを拝見させていただきました。



コートをやっている・・・?



先日は起こしいただいた・・・?



ブログを拝見しました・・・?




???



・・・・



・・・




あっ!!







お店からメールきちゃったぁああああああ〜〜〜!!(驚愕)



もうね、やばかったね。
あまりにビックリしてお茶をキーボードにこぼしそうになったね。

こんなことってあるんですねぇ〜・・・。
どうやら、お店の方皆さんでこのサイトをみてくれたらしいです。
今度カミングアウトしてくださいなんていわれてしまって・・・いやいや恐縮です。



だって・・・



だって・・・



俺って素人だものぉ〜〜〜!!(気にしすぎ)


い、いや、本当「メインバーコート」は超おすすめ店なので皆さんも是非行ってみて下さいね!


さてさて、いよいよ第2位の発表ですよーー!!



みなさんよろしいでしょうか!?


いっきますよー!!



第2位!!




カウントーーーーーーーーーダウン!!!






第2位だぁあ!!


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