shunchiの極楽日記


act 61 羞恥心

「どれを選ぼうか・・・?」

しゅんちはある選択を迫られていた・・・。

「よし・・・これにするか・・・。でもまてよ・・・後悔はしたくない・・・。」

しゅんちは顎に手を当てじっくり吟味する・・・

「こっちにするか・・・いやいや・・・もっと慎重に考えろ・・・。」

その選択はかなり難航していていた・・・。

「もっと自分の気持ちを確かめるんだ・・・。」

しゅんちは心のなかで自分と真正面に向き合った。

「これ・・・うーん・・・いや、こっちか・・・」

一度その選択肢の物を手に取ってみるがまた元に戻す。

「俺は今・・・何を欲しているのか・・・」

しばらく悩み抜いた結果一つの結論が導きされる・・・。

「よし決めた・・・」

意を決し、目的の物を手に取る・・・。

「ヨーグルトオレンジゼリーにしよう。」

コンビニのデザートコーナーの前でスーツ姿で仁王立ち。

なんか甘い物が食べたくなったしゅんちは会社から帰宅途中にデザートだけを買いにコンビニに寄ったのだった。
フト横を見ると女子高生っぽい店員さんが弁当を陳列していた。
デザートコーナでケーキやプリンを手に取りスーツ姿で仁王立ちしているしゅんちを目撃し、心なしか・・・
くすっと笑われてしまったような雰囲気を感じた・・・。


男一人でデザートだけを買う行為・・・。


そしてその真剣な眼差しを女子高生店員に目撃されている・・・。


さらには買った物はヨーグルトオレンジゼリー一個だけ・・・。


昔はこういう状況ならもうちょっと恥ずかしさを感じたものだが今は全くないことに気付く・・・。
羞恥心が薄れている・・・?思春期の頃ならば箸が転げても笑えると同様に箸が転げても恥ずかしい年頃だったはずなのに・・・。
着実に老いている証拠なのだろうか?

羞恥心希薄・・・その証拠に・・・
HPに書いちゃってるし・・・。


act 62 ドライブカラオケ

最近洋楽アーティストの「BONJOVI」をよく聴く。
高校時代かなり好きでよく聴いていたのだが、最近のしゅんちといえば邦楽ヒットチャートばかり。
新作が出ていたのだがまだ聴いていなかったので久々に聴こうと思ったのだった。

元々好きだったアーティストだっただけに、聴いている内にどんどんはまっていった。
入れ替わりの早いしゅんちのカーステレオにかなり居座っている。
洋楽はやはり聴き慣れるまでに時間がかかるがなかなか飽きないようだ。

ドライブ中によくやる行為「ドライブカラオケ」
完全に個室になる上に、近所迷惑にならないため結構やってる人は多いと思う。
たまにすれ違う車の運転席で大口開けてノリノリで歌っている人を見かける。
結構まぬけである。

そんな風に、しゅんちも対向車の少ない道や、夜道などではドライブカラオケをすることがある。

誰にも見られたくない場面である。

夜道で車を走らせるしゅんち。
BONJOVIをだいぶ聴き込んだしゅんちはなんとなく一緒に歌えるようになった。
かなりノリノリで一緒に歌う。
ちょっとここで再現したいと思う。



ボンボン(←効果音まで歌っちゃってる。)

イッツマイラーーーイフ〜♪(←題名は完璧)

ナーーレエエゴオーーレエッバーー

アリゴノリィフォーレーバー♪

ナウゴナ£%&★※◎♂ア〜ムア〜

イッツマイライフ!(←相変わらず題名は完璧)


英語がさっぱりなので聴こえるままに歌うしゅんち。
もうすでに人間が発する言葉ではない。
宇宙と交信でもするつもりか?


誰にも見られたくない場面である。


act 63 恐ろしき電子音

しゅんちがもっとも恐れている電子音それはなんだろうか?

目覚まし音。

いや、確かにかなり恐ろしい。
安らかに夢の世界をさまよってるしゅんちをなんの躊躇も遠慮もなく現実に引きずり落とすあの音。
確かに恐ろしいが、もっと恐ろしい音があるのだ。

携帯の電池が切れる音。

それもある。電池が切れた瞬間、音信不通になる為無人島に放り出されたような感覚になるだろう。
確かに恐ろしい。いやいやしかしもっと他に恐ろしい音があるのだ。

しゅんちは夕飯にほか弁で幕の内弁当を買い、アパートに帰る。
さすがに今日は冷え込んだせいか、室内の温度もかなり下がっている。
しゅんちは「さぶっさぶっ」と言いながら、真っ先に石油ファンヒーターのスイッチを入れる。

ストーブに火が付き、暖かい風がしゅんちを包み込む。
凍てついた室内に吹き込むファンヒーターの暖かい風はまるで・・・

砂漠に置かれたオアシス。


飲み過ぎた次の日の朝のウーロン茶。

腹が減った深夜の台所にカップラーメン。

しばらく、暖まったあとさっそく買ってきた幕の内弁当のフタを開け、ストーブの前でむしゃむしゃと食べ始める。
空腹と暖を同時にとり、幸せ気分のしゅんち。

そして、おかずの鮭を口に運んだその瞬間。

ピーピーピー

そう・・・しゅんちがもっとも恐れている電子音それは・・・


給油警告音。(冬季限定)


灯油が切れましたよを知らせるあの音である。
幸せだった暖かい食卓は一気に冷え込み始めた・・・。(←ちょっと暖かいの意味違う)
この幸せを取り戻すには・・・給油行為をしなくてはならないのだ。

給油行為とは「寒い」「臭い」「めんどくさい」の三拍子揃った非常に嫌な作業である。

さすがに食事の途中で給油をする気にはなれず、部屋が冷え込む前に一気に食べることにした。
給油補給音のおかげで幸せのまったり幕の内タイムは奪われたのだった。

そして、弁当を食べ終え仕方なく給油作業にかかる。

フタを開け、18L入りの赤いタンクからポンプを取り出し、口に差し込む。
そしてスイッチON。

ウィィ〜〜〜ンジョボボ・・・

徐々にストーブ用のタンクにそそぎ込まれる灯油。しかし・・・

ウィーーーーーン


あら・・・モーター音が1オクターブ上がったような・・・まさか

灯油タンク切れ。
切れる頃を予測して前もって買っておけばこんな事にはならなかったはずだが・・・この際逆切れ。

ふてくされているしゅんちは灯油を買いに行くのもかなり面倒だったので布団にくるまりしばらく過ごす。

時間が経つにつれ室内の温度はどんどん下がっていく・・・。
ふと、今はもう動かないそのストーブの温度計を確認・・・。

7℃

冷蔵庫の存在価値を疑ってしまうような温度である。

そして泣く泣く灯油を買いに極寒の外界に繰り出さなくてはならないしゅんちであった・・・。

明日もう一個タンク買ってこよっと・・・。


act 64 珍一面記事

長野県の地方紙・・・「信濃毎日新聞」。略して「信毎」
長野県民のほとんどはこの新聞を読んでいる。
結構真面目路線の新聞なのである。

ある日、そんな信毎の一面にこんな記事が・・・

「ブ○シュ大統領クラッカーを喉に詰まらせ失神。」

3流ゴシップ週刊誌並の記事に笑ってしまうしゅんち。
スポーツ新聞ならありえたものを真面目でお堅いイメージの信毎のトップページにずっこけ記事である。

記事をよく読んでみると、クラッカーを喉に詰まらせ卒倒し、顔に怪我を負ったという内容である。
確かにアメリ○大統領の顔に傷がつけば世界中が心配するだろう。
世界の顔とも言われているお方の顔に傷を負えばその原因が信毎のトップ記事を飾るのはあり得ると納得するのだった。
例え死にかけたとはいえ、本人にとってみたらめちゃくちゃ恥ずかしい記事だっただろう。
なんと言ってもこんな田舎の地方紙のトップまで飾ってしまったのだから・・・。
国際的有名人もおちおちドジもしていられなくて大変である。

それにしても喉にクラッカーを詰まらせるのはサザエさんくらいなものである。
やはり「んがっんぐ」となったのだろうか?


仮におっちょこちょいしゅんちが国際的有名人だとしたらそれはもう毎日トップ記事は賑やかになるだろう。
例えば・・・


しゅんち氏階段から滑り落ちる。

今朝未明。国際的有名会社員しゅんち氏(24歳)が階段から滑り落ちました。
原因は朝方かなり冷え込んだ為、階段が凍結。
さらにしゅんち氏の履く靴の底がかなりすり減っていたためか滑りやすかった模様。
3段目を降りた辺りからスリップ。そのまま滑り台を滑るようにして一気に階段から滑り落ちた模様。
滑り落ちた衝撃で、まるで痔の患者のごとく臀部を押さえ、激しい痛みに悶絶。幸い怪我は軽傷で済んだ。

事件の影響か、悶絶の影響か、しゅんち氏はいつもの出勤時刻より5分の遅れるという被害がでた模様。
第一発見者の女性事務員Tさんは下記のようにコメント。

「あれ?しゅんちさん・・・なんかお尻のところ破けてない?」 


・・・いやだ!こんなのトップ記事いやだぁぁぁぁ〜〜!

ちなみにこの話しは実話です。


act 65 ダイエット大作戦

正月休みが終わってからちょっとだけダイエットをしている。
正月中の寝過ぎ、食べ過ぎ、飲み過ぎ。
昼夜逆転で食事のリズムが狂い、さらに正月の運動不足。
これらの原因で太ったからである。

・・・とはいえ、しゅんちは元々太めではないのでダイエットというほどのダイエットをしたことがない。
ノウハウも無ければ知識もほとんどない。
そこで、自分なりにオリジナルダイエット法を考えてみた。

まず手始めに・・・

 ・ナチュラルビールを呑まない。

「ナチュラルビール」というのは特に飲み会でもなければ理由もない普段に呑むビールのことである。
最近のしゅんちといえば、夜となれば水を飲むかのようにビールを呑んでいた。
喉が乾いたらビール。食事の水分にビール。お風呂上がりにビール。

ビールというのは結構カロリーが高いと聞いたことがある。
この作戦でしゅんちの一日の摂取カロリーが結構減るのでは?
これは我ながらいい作戦だと思ったのだった。

そして次の作戦・・・

 ・寝る前に何も食べない。

しゅんちは夜更かしする事が多いので、いつもちょうど寝る前にお腹が減る
空腹で眠れなくなってしまって寝る前なのになにかを食べてしまうことがあるのだ。
寝るという行為は一番カロリーが消化されないので寝る前の食事は太る原因だと聞いたことがある。
これはまずい。

さて・・・寝る前に何も食べない為の作戦だが・・・

 ・夕飯をおもいっきり食べる

いつもの1.5倍の量の御飯を食べる事によって満腹感が持続し、寝る前まで満腹感を持続させようという作戦である。
そしてもうひとつの作戦・・・

 ・寝る2時間前に夕食を食べる

夕食をわざと夜中に持っていき、ちょうど消化がはじまったころに寝るという作戦だ。

よし・・・計画は完璧だ。




ん・・・・?



なんか間違ってる?


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