1/6は仕事初め。
新年の出勤というのは色々と風習があっていつもより2倍ほどの気を使う。
まず挨拶。
「おはようございます。明けましておめでとうございます今年も宜しくお願いします。」
今年初めて会った人には必ず・・・
「おはようございます。明けましておめでとうございます今年も宜しくお願いします。」
舌噛みそう。
今年と言うべきか本年というべきかつまらぬことで迷い、次に会った人には・・・
「おはようございます。明けましておめでとうございます本年も宜しくお願いします。」
と、多少アレンジしてみたりして。
いっそ会社に来るときは全員並び一斉にあいさつしたらええやんけと毎年ながら考え、朝のあいさつは終了。
朝の挨拶が終わると、恒例の神社へお払いに行くというコースである。
昨年暗黒の小吉を引いたあの神社である。
今年こそは明るいおみくじをと願い、意気込んで神社に向かうしゅんちであった。
今年はどこもかしこも6日が仕事初めらしく例年に比べかなり混雑をしていた。
待合室である4畳半の個室に通され、お茶を飲みながら祈祷の順番を待った。
皆は年賀状はどうだったとか、休み中はどうしてただとか、本社は新年どうしているのかだとか、例年と全く同じ話題を繰り返していた。
これも新年恒例行事に近いものがある。
それにしてもこのお払いというのは厄介で、恐ろしく寒い吹きさらしの場所に数分間正座させられるのである。
お払いというよりも、この寒さに耐え抜いてこそ健康な一年が送れるというものである。
・・・そしてなんとか極寒の祈祷も終わり、御神酒を飲んだ後、注目のおみくじタイムである。
しゅんちは早速売店に向かい、100円を巫女さんに払い祈りを込めておみくじ筒をシェイク。
結果・・・・
吉
なかなか良い結果。
前にどこかで聞いたのだが吉とは・・・
大吉−中吉−吉−小吉−末吉
という位置づけらしいので昨年よりは良い結果。
文面を見てみても・・・
・願い事が叶う
・仕事やりやすい
・病軽い
なかなかの好成績。
こりゃ今年はオチありませんなぁ〜! わっはははは
課長「ほお!しゅんち君なかなか良い結果じゃないか。」
背後からしゅんちのおみくじを覗き込んで来た課長。
しゅんち「いや〜〜昨年のが最悪だったんで今年のは良くてよかったですよぉ〜!」
課長「おおっ 更に安産だってよ!よかったな!」
それにしても・・・・
毎年安産だけははずさないしゅんち。
課長「木に縛って来たらどうだい?」
しゅんち「そうですね!」
しゅんちは意気揚々とおみくじを木に縛る。
しゅんち「えっと・・・・あれ・・・・うまく縛れないな・・・こう・・
ビリッ
見事に真っ二つ。
しゅんち「・・・・・・。」
課長「・・・俺も長年生きてきたけど、おみくじ破った人は初めて見たよ・・・。」
こうしてまたしても悪運立ちこめる年明けになったのだった・・・。
やっぱり今年もオチつきました。
キノコの子の元気な子 エリンギ〜マイタケブナシメジ♪
最近このホクト産業というキノコの会社のCMソングが流行っているらしい。
非常にキャッチーな歌詞で会社のおじさんまでもが口ずさんでいるほどである。
この歌のおかげで、エリンギとマイタケとブナシメジの売り上げは伸びたであろう。
CMソングは買い物に行ったときについつい歌ってしまうものである。
「えーっと、次はなんだっけ・・・味噌か・・・味噌なら・・・
お味噌っな〜ら ハ・ナ・マ・ル・キ♪ガサッ(カゴに商品を入れる音)」
「それから・・・ちくわ・・・ちくわ・・・・
ちくわっちくわっビタミンちくわっ かーさん早くお願いねっ♪ガサッ」
・・・という風に、歌が歌えるメーカー品を思わず選んでしまう。
凄まじい洗脳効果と言えるだろう。
このようにCMソングとはかなり重要だと思われるのだ。
ある日、しゅんちがベンチに座っていると小学生くらいの兄弟の親子連れがベンチの前の自販機にやって来た。
お母さん「あなた達、これでジュース買って飲んでおとなしく待ってなさい。」
兄「は〜い!よしっ 行こうぜっ!何にする〜?」
弟「んーっと、ボクファンタにしようかな〜。」
兄「俺はコーラにしようっかなぁ〜・・・」
弟「う〜〜ん どれにしようかな〜〜。」
兄「あっ!カルキングだ!」
「カルキング」
コカコーラボトラーズ社の乳性飲料である。
味はカルピスのようだが、カルシウムが多目に入ったドリンクで成長期の子供にはぴったり。
かわいらしい王様風の絵がキュートなのである。
兄「カルカルカルカルカルキング〜〜♪ お〜〜〜れはカルキング♪」
カルキングのCMソングを歌いながらお兄ちゃんはカルキングのボタンを軽やかに押す。
弟「あーーっ じゃあ ボクもボクも!カルカルカルカルカルキング〜♪ぼ〜〜くもカルキング〜♪」
そしてその兄弟はカルキングの歌を大熱唱し二人揃ってカルキングを購入。
兄「よしっ!あっちで飲もうぜ〜〜カルキング♪」
弟「うんっ!飲もうよカルキング〜〜♪」
大はしゃぎで原っぱに駆け出す兄弟。
しゅんち「子供は無邪気でかわいいのぉ〜・・・・。」
そんな二人を縁側でお茶をすすりながら日向ぼっこしているおじいちゃんのように眺めるしゅんちであった。
しゅんち「そういえば、俺も喉が乾いたなぁ・・・コーヒーでも飲むか。」
120円を投入し、ジョージアエメラルドマウンテンのボタンを押そうとしたその瞬間・・・
カル・・・
カルカル・・・
・・・・・・・・
カルカルカルカルカルキング♪しゅんちもカルキング〜♪
カルキング買っちゃった。
かなりノリノリで。
子供達の歌が頭から離れず、見事に洗脳され、思わずカルキングを買ってしまったしゅんちであった・・・。
最近訪れたスーパー銭湯「おぶー」にすっかりはまってしまっている。
既に会員証なるものを作り、会員としての恩恵もよく確かめずにちゃくちゃくとポイントを稼いでいる。
「おい兄ちゃん!お湯をうめるんじゃねぇよっ!ったくこれだから若者はなってねぇっ てやんでぃ」と説教を垂れる銭湯の主の粋に達する勢いであった。
ある日すっかり疲れてしまっていたしゅんちは「おぶー」に行くことにした。
「出掛ける前に全て新しい下着に着替えてしまう作戦」を実行し、バスタオルと小タオルのみを手に向かうのだった。
そしておぶーに到着。
いつものように軽く湯船で暖まった後、今日は趣向を変えてサウナにどっぷり挑戦してみることにした。
おぶーのサウナはスタジアムサウナと言って、野球場のように段々になっている構造。
下の段と上の段とは温度差が結構あるらしく、上級者になればなるほど上段に行くようだ。
しゅんちはサウナの戸を開け、むわーっと襲いかかってくる温風に逆らうようにして部屋に入る。
結構人がいるようで上級者の段には「俺がここの主だ」と言わんばかりの見事なお腹のおじさんがでっぷりと座っていた。
一体いつからいるのか不思議でならない。温度感覚がどうなってるのかそこが知りたい。
そしてしゅんちは2段目の初級者の段にて腰を下ろす。
しゅんちの横にはがっちりした青年と痩せた青年。そして小学生くらいの子供が並んで座っていた。
しゅんち「(へぇ・・・小学生なのにこんな熱いサウナでがんばってるなぁ・・・。)」
初級者の段とはいえ温度は90度近く。かなり高温サウナといえる。
実のところしゅんちはサウナがあまり得意ではない。
サウナに居る時間など持って3分。
ほとんど面白がって冷やかし程度に入るだけなのである。
サウナを語るにはまだ早い。
さて、今日も軽く汗を流して早々に・・・
小学生「ぅ〜〜ん 熱いよぉ〜・・・息が苦しいよぉ・・・・」
突然、横に座っている小学生が弱々しくしゃべりだした。
しゅんち「(あれ?どうしたんだろう?)」
小学生「ねぇ〜 もう苦しいよぉ・・・出たいよぉ・・・」
がっちり男「まだだめだ。あの時計の針が12になるまでだめだかんな」
12・・・?
しゅんちは顔を上げおもむろに正面の時計をチェック。
サウナにおいてある時計は大概12分計という一周で12分のものなのである。
現在針は9を指していた。
しゅんち「(ぬなっ!12っていうと あ、あと3分!?)」
よく子供の頃に親とお風呂入った時、50数えたら出ていいよとよくやられた。
ちゃんと暖まるように教育するためだったのだろう。
しかし、今の状態はこの話しとは全く別次元である。
なんせ90度の灼熱の世界。
灼熱の空間にあと50数えるどころか3分も居ろというのである。
大人のしゅんちでさえ厳しい3分なのに、この小学生はしゅんちより先に入っていたうえに更に上乗せ3分である。
もはや教育という粋を超えていた。
小学生「ねぇ〜・・・もうダメだよ・・・・死んじゃうよ・・・吐きそうだ・・・・うぅぅ」
しゅんち「(おいおい・・・これマジでやばいんじゃないの?)」
隣でハラハラしだすしゅんち。
細い男「おいタク!おめえ男だろっ そのくれえ我慢しろ あとたった3分じゃねえか?」
しゅんちその3分も無理です。
小学生「だぁって・・・もう限界だよ・・・ねっ ちょっとだけでいいから、外に出ていい?」
細い男「それじゃ意味ねえだろ ダメだ」
小学生「お願い・・・お願いだよぉ・・・泣きそうだよ・・・」
ぐったりと横に寝そべる小学生。
がっちり男「俺だってつれえんだ ダメだ!」
もはやこれはイジメか!?
ちょうど、のび太がジャイアンとスネオにいじめられている時の構図のよう。
サウナ室は一種異様な雰囲気と化していた。
そして、今にもPTAのおばさんが血相を変えて飛んできそうなそんな瞬間、がっちり男が一言・・・
がっちり男「タク?別に出てもいいんだぜ。負けてもいいならな。」
ん?負けてもいいなら・・・?
小学生「むっ!ヤダ!それは絶対ヤダ!!」
細い男「だろ?ここで一旦出ちまったらおまえだけ負けだぜ?」
小学生「いやっ!俺絶対出ねぇ!負けたくねえ!」
そういうとだらしなく横たわっていた小学生は急にスックと立ち上がり、ドスンとあぐらをかいて気合いの表情を浮かべていた。
そうか・・・彼らは我慢比べをしていたのだ。
無理矢理サウナ室に居させたのではなく、男を賭けての勝負をしていたのだ。
別に最初から辛かったらすぐに出てもよかった。
だが、小学生の彼を男と見込んで引き留めた二人。
そこまで辛かったはずなのに、絶対負けないと言い張った小学生。
年齢を超えて男が男を認めた熱い友情。
かっちょいい・・・・
彼らに男の生き様を感じざるを得ないのだった。
しゅんち「(よし!その男の勝負に俺も最後まで付き合うぜ!)」
ということで・・・
しゅんち勝手に参戦。
・・その後、小学生は全く弱音を吐くことなくじっくりと腰を据え時計を睨み付けていた。
そして時計は残り30秒に差し掛かった。
小学生「よし!あと30秒!」
しゅんち「(よし・・・あと30秒・・・)」
小学生「絶対負けないからなっ!!」
しゅんち「(俺も絶対負けないぞ!)」
いやあんた途中参加だろ。
残り10秒。
3人は声を出してカウントダウンをはじめた。
3人「9!・・・8!・・・7!・・・」
しゅんちもそれに合わせて心の中で一緒にカウントダウン。
しゅんち「(5!・・・4!・・・あとちょっと!!)」
3人「3!・・・2!・・・」
徐々に盛り上がってくるテンション。あともう少しだ!!
もう少しで出られるんだぁぁ!!
がっちり男「1!・・・ゼロ!!よし出てもいいぞ!」
小学生「やった〜〜!!」
やった〜〜〜〜コングラチュレイション!!
って・・・
あれ?まてよ、彼らと同時に部屋を飛び出たら勝手に参戦してたことがばれて恥ずかしいではないか?
ということで・・・
充実した面持ちでサウナ室をでていく3人を横目に
しゅんち一人延長戦突入。
彼らが去った事を確認し、優勝の時の監督の胴上げに間に合わなかった選手のような気持ちでのっそりとサウナ室を出るのだった。
そして戦いの余韻を味わいながら外で涼んだ後、充実した気持ちでお風呂を出た。
その後、おぶーの食堂で早速湯上がりの生ビールを頼むしゅんち。
すると奥の方のテーブルで先ほどの熱い戦いを展開してくれた若者達が楽しそうにコーヒ牛乳を飲んでいた。
しゅんちは心の中で彼らに乾杯を送り、いつもより格別にうまい生ビールを喉に流し込むのだった。
学「博士〜〜教えて欲しいことがあるんだ〜」
博士「なんじゃい学君?」
学「今日ねーママがお風呂の水を捨てる時にね「サイフォンの原理」を使ったって言ってたんだ。どういう事なの?」
博士「サイフォンじゃな?よしっ!それじゃ博士と一緒に勉強してみようかい。いくよ学君!」
学「うん!」
二人「せーのっ」
レッツサイエンス!
テンテケテンテケテンテケ〜♪テンテケテンテケテンテケ〜〜♪
〜サイフォンの原理〜
博士「サイフォンというのは圧力の差を利用して液体を移動させる事を言うんだ。」
学「圧力の差・・・?」
博士「よしっ 実験してみよう。ホースを持ってお風呂場に行ってみよう。レッツトライじゃ!」
学「はーい!」
・・・・
博士「よしっ 到着じゃ。まずホースをお風呂に入れてみい。」
学「こう?」
博士「そうじゃ!そしたらホースの出口を下に向けて地面まで降ろしておくれ。」
学「できましたっ!」
博士「そしたら出口をストローの様にして吸い込んで水を呼びこんでみるのじゃ!」
学「よーーしっ せーーのっ」
スーーーーーーッ
ピロリロリ〜〜ン☆(※注 不思議な事が起こった時に出る効果音)
ジョボジョボジョボジョボジョボ
学「あれーっ? 吸うのやめてるのに水がドンドン出てくるよ!」
博士「フォッフォッフォ これがサイフォンの原理なんじゃよ。」
学「すごーーーい!ねえ博士どのくらい出るのこれ?」
博士「ホースが湯船の底まで付いてるからお湯が全部無くなるまででるじゃろな。」
学「えーーーっ 湯船のお湯が全部?」
博士「フォッフォッフォ 学君が吸い出した最初の水が呼び水になって出続けるのじゃ。」
学「へぇ〜〜!僕が最初に出した水が原因でたくさん水が出るのか〜〜!」
最初に出した水が呼び水となる。
後は無くなるまで水が出続ける。
なるほど。
これか、
呑んだ時何回もトイレに行く理由は。
全部出てたのか、
体中の水分が。
最近また松本に大雪が降った。
元々そんなに雪の降る地方ではなかったのだが、ここ4〜5年ですっかり気候が変わったらしく今ではすっかり豪雪地帯である。
ニュースで「観測史上第何位」だとか「100年振りの大雪」だとかそんなのがほぼ毎年。
マジで勘弁してくれよ。
雪が降ると雪かきという非常に骨の折れる作業が待っている。
これをやらなくては身動きがとれなくなるので、どんなに疲れていようが、雪が降って寒かろうが、前の日スキーで筋肉痛だろうが作業は必須なのである。
まず朝は自分の車を掘り起こす作業から一日がはじまる。
眠い頭を酷使して極寒での作業はかなりつらい。
そしてようやく苦労して車を掘り起こした後、会社でも雪かきが待っている。
会社の雪かきは建物の周りだけでなく駐車場の雪かきもある。
これをやらなくては営業車の身動きがとれず、商売上がったりになってしまうのである。
なかなか雪かき範囲も広く一苦労なのだ。
しかし、皆は毎年の大雪にも馴れ、更に年々雪かきグッズが揃ってきて手際よく行えるようになってきたのだった。
ここで会社の雪かきグッズを紹介することにしよう。
@プラ製雪かき
除雪力・・・中
<特徴>
長い柄の先にプラスチックの雪かきが付いた一番オーソドックスなタイプ。
雪をかいたり、運んだりと色々できる万能タイプ。
非常に軽く扱いやすいので初級者向きといえるだろう。
一家に一本は置いておきたい逸品である。
別名「雪はね」。
Aステンレス製雪かき
除雪力・・・小
<特徴>
雪かきの部分がステンレス製になっていて、非常に攻撃力が高い。
夏は土掘りにも使えそうな勢い。
結構重いので扱うには多少の腕力が必要。
主な用途は固い雪などを削ったり壊したりするのに使う。
地面に固まってしまった氷を除去する時に重宝する。
Bハンドラッセル
除雪力・・・大
<特徴>
別名「雪押し」。
木の柄の先にラッセル車のような雪かきが付いたタイプ。
雪をかくというより雪を押し出して寄せるのに使われる。
最近流行のタイプである。(たぶん)
Cスノーダンプ
除雪力・・・大
<特徴>
雪をかくというより運ぶ事に優れているタイプ。
@などで雪を一カ所に集め、これで雪山に突進し一気に運んでしまう。
かなりの脚力が必要な為、体力が必要である。
Dスノーダンプ(大)
除雪力・・・特大
<特徴>
Cよりも一回り大きいタイプ。
もちろん、Cより更に体力が必要。
しゅんちはいつもコレやらされます。
下っ端だけにいつもスノーダンプ大。
若いというだけでいつもスノーダンプ大。
朝御飯食べずにやるおかげでめまいを起こしながらいつもスノーダンプ大。
たまにはA番で氷でも削ってみたいけどいつもスノーダンプ大。
いっそ名前でも書いておくか。
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