shunchi極楽日記


act 175 もしも

お金が無尽蔵にあったら何をするだろうか?

車を買う。家を買う。世界一周旅行をする。
色々と思いつくだろうが、しゅんちがしたいことはこれである。






世の中のおいしい話に全て飛びついてみる。





世の中には眉唾もののおいしい話があふれている。
しかし大体の人が、試してみることもなく「どうせ騙される」と素通りである。
そんなしゅんちも「こんなの嘘に決まってる」と思い通り過ぎてしまう。
やはりおいしい話に飛びついて失敗した人の体験談を聞くから警戒心が強くなっているのだろう。

しかしおいしい話には罠があるだろうと思いつつも実は横目で気になっている事は事実なのである。
というわけで、もしいくら使ってもいいお金があったのならば気の済むまで飛びついてみたいのである。

では、具体的にどんなものに飛びつきたいのかといえば例を挙げてみよう。



<飛びつきたいリスト1>


よく雑誌やなんかの裏表紙の広告によくあるのが開運のいかがわしい風水のお守り。



これを付ければ君もウハウハの金持ちだ!



A氏の体験談

「最初は本当かなと思っていたんですが、ワラをも掴む思いで買ってみました。そして商品が届いて付けてみてビックリ!競馬では負けなしでパチンコでは連チャンが止まりません。」





もうね、10個くらい付けてみたい。




<飛びつきたいリスト2>


時々会社にかかってくる個人宛てのいかがわしい電話。


「投資してみませんか?」


どこで知ったかしらないがいきなり個人宛に電話がかかってくるのである。


絶対、儲かりますよ。」


絶対と言い切ったならばいくらでも投資してどれほどの効果が上がるのかこの目で試してみたい。
そして、どのくらいの被害総額になるのか騙されてみたい。



<飛びつきたいリスト3>


テレビで毎日やっているテレホンショッピング。


「これを使えば痩せる事間違いなし」


「かるく擦るだけでみるみる汚れがとれます。」


「ハンガーにかけたまま使うだけでみるみるシワが取れます。」


片っ端から買いまくりたい。


そして使いまくって効果のほどを近所のおばさんに教えて回りたい。





お金が無尽蔵にあるというのになんともスケールの小さいしゅんちであった・・・。

act 174 よく使う営業マン言葉

営業マンは世代も生まれも価値観も違う他人と会話を摺り合わせ、うまくやっていかなければならない仕事である。
話題のギャップにつまづきながらもなんとか会話を弾ませなくてはならない仕事である。

そんな営業マンを支える武器とも言えるのが「営業マン言葉」

ここで、よく使う営業マン言葉を紹介しよう。



 ・バタバタしてまして



営業マンがよく使う言葉の一位が恐らくこれだろう。
使用例がコレである。


「昨日だいぶバタバタしてお待たせしちゃいました。」


「最近バタバタしておりましてご無沙汰しておりました。」


要するに「忙しくて」の代名詞である。
「忙しかった」と言うと相手はほったらかされたイメージを持たれてしまう。
じゃあ、私の件は忙しいうちに入らないのかとさえ思われてしまうかもしれない。
そこで、「要領が悪くてバタバタしてしまった」とへりくだった意味を持たせてるのである。
営業マンの会話を聞いていると一度は耳にするはずである。



 ・アレ



営業マンと会話している時に良く聞く言葉が「アレ」。
ありとあらゆる場所で「アレ」が使われる。
使用例を紹介しよう。



実は昨日アレでして、なかなかうまくいきませんでした。


今日は実はアレなもんですから、また後日持ってきます。


実はうちも結構アレなもんですから勘弁して下さい。


大した理由が見つからない時に良く使われる。
「アレ」という代名詞に壮大な含みを持たせ「アレ」の中身は相手まかせである。
アレを使う前に「実は」と付けて強調させ普通に言えない諸事情や社会的禁句を相手に想像させるのである。
その為か意外に「アレってなんです?」と突っ込まれないのだ。



 ・今電話しようとしてたところです




要するに嘘。

本当にそうだったのかどうかは置いておいて、取りあえず言っておくとなんとなく場が和む。(のか?)
類似語としては


 ・今日持っていこうとしてたところです。


出前などで催促を受け


 ・今出たところです。


も類似語。


・・以上の言葉を組み合わせるとこんな会話である。



お客「あっもしもし○○さん?昨日電話欲しいって言ってたんですけど・・・。」

営業マン「あっ すみません。今電話しようと思ってたところだったんです。」

お客「・・・・。ところであの件どうなりました?」

営業マン「えーと、最近バタバタしておりましてまだ回答を出してないんですよ。」

お客「困りますねぇ・・・。なんでそんなに回答が遅いんです?」

営業「いやぁ、実はうちの会社もアレなもんでしてね?なかなか難しいんですよ。」

お客「・・・・。ところで別件ですが、2週間ほど前に頼んでた物はどうしました?」

営業「あー。あれですね。実は今日持ってこうとしてたんですよ。」




こりゃダメ営業マンだ。




営業マン言葉・・・

実は大半が言い訳である。


act 173 ディズニーパパ

先日、妻の衝動買いで笑わせてもらった牧本氏とまた飲みに来ている。
牧本氏は生粋の大阪人とあってか「ボケて当然。突っ込みしなけりゃ非国民。」らしくかなり愉快な人である。
今日もビール片手にバカ話に花を咲かせるのであった・・・。

牧本氏「こないだな、子供らとディズニーに行ったんやわ。」

しゅんち「おお!いいっすねぇ〜。どうでした?」

牧本氏「いやいやあそこは最高やな。」

意外とアットホームな牧本氏。
子供達も楽しいお父さんで喜んでる事だろう。

しゅんち「子供達も喜んでたでしょうね〜。何が良かったんです?」

牧本氏「やっぱりシンデレラ城やな。」

しゅんち「へぇ〜・・・あんまり面白くないって聞きいた事ありますけど。どんなんです?」

牧本氏「暗い感じのお城にしゃべりのおもろいお姉さんの案内で入っていくんやけどな。」

しゅんち「ふむ。」

牧本氏「やっぱな子供らは結構怖い怖いゆうねん。演出とかも結構凝っててな大人にしてみれば大したことないねんけど、子供のリアクションがおもろいんやわ。」

しゅんち「へ〜そうなんですか。」

シンデレラ城はしゅんちが聞いた話しだと子供だましっぽい内容と聞いている。
牧本氏もシンデレラ城というよりも、かわいい我が子を連れていく事が楽しいのだろう。

牧本氏「そんで最後が重要や。」

しゅんち「重要?」

牧本氏「さっきの姉ちゃんがな「誰か!勇敢な勇者はいないですかー!」って問いかけるんや。」

しゅんち「ほう。」

牧本氏「そしたら真っ先に手を挙げるん。」

しゅんち「誰が?」



牧本氏「俺。




なんでやねん。


しゅんち「そ、それって子供の役では・・・?」

牧本氏「せやから、怖くて逃げ腰になってる息子の手を掴んでな、誰よりも真っ先に挙げるん。この子が勇者です!!って言ってな。」

しゅんち「・・・子供の反応は?」



牧本氏「半泣きやで。



しゅんち「・・・。」

牧本氏「そんでそのまま腕掴んで引っ張っていってな、剣渡されて最後の敵と戦うんや。」

そう言うと牧本氏は剣を握った格好でリアクションを取る。

牧本氏「子供が「帰りたい帰りたい」って泣き叫ぶ横で俺が「倒せ!倒すんや!」って気合いを入れてやるんや。」

しゅんち「そ、そうっすか・・・。」

牧本氏「倒した証としてメダルが貰えるんやから嬉しいはずやろ。」



しゅんち「・・・。」



しゅんち「なんか子供より楽しんでません・・・?

牧本氏「そうか?」

何食わぬ顔でビールをぐびぐび飲む牧本氏。







どうやらメダルを欲しかったのはこの人らしい。


act 172 同年代の営業マン

最近、同年代の方と仕事をする機会が増えてきた。
しゅんちの歳も第一線で仕事をしている世代にになったということだろうか。

今回一緒に仕事をしている原山氏はどうみても歳が近そうだった。
そこでしゅんちは雑談ついでに色々聞いてみることにしたのだった。

しゅんち「ところで原山さんはおいくつなんです?」

原山「え?僕ですか?今年で28ですよ。」

しゅんち「ああ、俺は27なんで一個上か・・・あれ!?ちょっとまてよ・・・」

しゅんちは早生まれである。

しゅんち「昭和51年ですか?」

原山「はい。51年です。」

しゅんち「うわー!同級生だ!俺早生まれなんですよ!」

なんと学年一緒の同い年。
一気に親近感が沸くしゅんち。

原山さんは同い年なのに左薬指に指輪をしていた。
そこで芸能レポータと化したしゅんちは更に突っ込む。

しゅんち「ところで、原山さんって結婚されてるんですよね?」

原山「あーはいはい。結構前にしてますよ。」

しゅんち「おーやっぱり。」

原山「いやいや。あはは」

しゅんち「もしかして、お子さんとかいらっしゃる?」

原山「いますよー。」

しゅんち「うおーすげえ!いくつです?」

原山「えーと、上が・・・

しゅんち「上!?ってことは一人じゃないんですか!?」

原山「男の子と女の子ですね。」

しゅんち「うわー!そうなんですか!すごいっすね!」

原山「5歳と、3歳ですね。」

しゅんち「おー!ってことは23の時にできたんですね。」

どう見ても同級生に見える原山氏。
とても二人も子供がいるようには見えなかった。
23という事は大学卒業後に就職して結婚したのだろう。
確かにもうこの年になれば不思議は無いことである。
しゅんちにも二人子供がいてもなんらおかしいことでは







いや、おかしい。(自己診断)



このご時世に27歳で二人の子持ち。
携帯の待ち受け画面は愛息、愛娘。
原山氏がなんだかとてもしっかりした人に思えて尊敬するしゅんちであった。


しゅんち「いやぁ、原山さんって落ち着いてますよね。」

原山「いや、そんなことないですよ。」

しゅんち「またまた本当すごいですよ。」

原山「すごくはないですって。」

しゅんち「いや〜本当しっかりしてると思いますよ。」



原山「しっかりしてればこんな事には・・・」








そっちですか。



原山氏は苦労されたようです・・・。


act 171 スポーツジム

近所にあるスポーツジムがリニューアルオープンした。
今までなんとなく近寄りがたい気がしていたので通りすぎていた。
しかし、たるんだお腹が気になったので日頃の運動不足を解消しなくてはと思い切って行ってみることにしたのだった。

とりあえず運動のできる着替えを持ち、体育館シューズを抱えジムに向かう。
そして場違いな雰囲気を感じながらも勇気を出して館内に入る。
オープンしたてとあってか館内は賑わっていた。

若いスポーツ好きそうなカップル。会社帰りのサラリーマン。
仲良さそうな老夫婦。ダイエット目的だろうの太めの主婦。
おしゃれな社会人男女ばかりかと思いきや、意外に様々な年齢層の人達がいることに驚いた。

そしてしゅんちは緊張した面持ちで受付のお姉さんに話しかける。


しゅんち「あのぉ・・・入会したいのですが・・・。」


お姉さん「あっいらっしゃいませ。それではこちらの入会用紙にご記入下さい。」


渡された用紙は住所氏名年齢を書く欄がある他に銀行口座も書く欄があった。
どうやら月会費は銀行引き落とし。
現金払いではなく、解約するまで自動的に引き落とされる仕組みなのだ。



かなり大人っぽい。



改めて自分が社会人だということを自覚するしゅんち。

お姉さん「それでは案内しますのでこちらへどうぞ。」

キョロキョロしてみると改めて場違い雰囲気を感じるしゅんち。
不安げに階段を上がっていく。

二階に行くと色んな人が汗を流しながらせっせと運動していた。
ガラス張りの部屋では20人くらいがエアロビをしていた。


お姉さん「こちら館内全て使い放題ですので。」


しゅんち「ほぉ〜。」


館内にある物は・・・


・トレーニングマシン


・室内プール


・サウナ露天風呂付きの大浴場


・エアロビなどの各種エクササイズ講習



これらが全部使い放題ということだ




かなり大人っぽい。




またもや社会人を自覚するしゅんち。
焼き肉食べ放題とは次元が違うと感じるのだった。


お姉さん「それではまず体力測定します。」


どうやら、運動を始める前にその人個人の体力測定を行うらしい。
その結果からトレーニングメニューを考えてもらえるとのこと。
そしてしゅんちは持ってきたトレーニングウェアに着替え体力測定を受ける事に。


お姉さん「それではまず、持久力を測ります。こちらのバイクを漕いで下さい。」


テレビでよく見かける自転車の機械を漕ぐしゅんち。

深夜の通販番組を思い出す。


そしてその後握力やら柔軟性やら各種測定を行った。



そして結果・・・




−五段階評価−




柔軟性  1





持久力 2




バランス力 3






筋力 1





総合評価 2






のび太の通知評価かと。



そして最終結果・・・


肉体年齢











35歳。








三十路入りました。


お姉さん「ちょっと、運動不足ですねぇ〜。これからがんばって下さいね!」

しゅんち「は・・・はぃ・・・。」


お姉さんにかなり凹まされトボトボとジムを後にするしゅんち。
とりあえず、気持ちを凹ませるだけでなく腹を凹ませようと決意するしゅんちであった。


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