shunchi極楽日記


act 195 ボトルキープ

先日東京に行き、兄と飲みに行くことになった。
兄と飲みに行くとお互いの仕事の話でよく盛り上がる。

兄は都会の一流企業で働くシステムエンジニア。
しゅんちは田舎で働く三流商社の営業マン。

およそ接点のない業界なのでお互いの話が興味を引くのだろう。
その様子はサンデープロジェクト並みの議論合戦なのである。

・・出張での仕事を終えたしゅんちは兄に駅まで迎えに来てもらい、そのまま飲みに行く事になった。

しゅんち「兄ちゃん。今日はどこに連れてってもらえるん?」

兄「う〜ん。そうだな〜。おまえ何食いたい?」

しゅんち「そうねぇ〜。刺身系がいいかな?」

兄「あ!そうだ。」

しゅんち「おっ。なんか思いついたんか?」

兄「俺、ボトルキープしてある店があるんだった。」

しゅんち「うおお!す、すげえ・・・ボトルキープしてあるんか!」

ボトルキープと聞くと薄暗い高級バーで割腹の良いおじさんがブランデーグラスを揺らしながら指をパチンと鳴らしてキープしそうなイメージである。

都会に暮らす一流企業人の兄。
ボトルキープの一本や二本は常識なのだろうか。
兄がなんだか神々しく思えてきたしゅんち。
一児の父ともなるとこうもスケールが大きくなるのだろうか。

店員「いらっしゃいませ〜!」

兄「二人。」

店員「はいカウンターへどうぞ!」

しゅんち「ん・・・?ここは普通の居酒屋って感じか?」

兄「おう。」

長野にはない店ではあるが、なんとなく大衆居酒屋チェーンの雰囲気。


店員「ご注文をどうぞ!」

兄「えっと・・・ボトルキープしてるんですが・・・。」

店員「はい!かしこまりました!」


・・・・


店員「おまたせしました!」

運ばれてきたのは焼酎の瓶。
兄の名札が掛けられている。

しゅんち「に、兄ちゃん・・・。」

兄「ん?」


しゅんち「もう一杯分しか残ってないよ・・・。」



ワンフィンガーしか残っていません。



しゅんち「な、なんでこれだけでボトルキープしてんだよ!」

兄「いやぁ・・・ボトルキープしますか?聞かれたからよぉ。」

しゅんち「それにしたって一体いくらするんだこの焼酎ボトル?」

そう思い値段を調べるしゅんち。






「和民焼酎ボトル 600円」






2、3本キープしてやろうかと。



兄のスケールが変わりないことを感じるしゅんちであった・・・。


act 194 おじさんとパソコン2

両親のテニス仲間と焼肉に行くことになった。
どうも近所に最近新装オープンしたばかりの焼肉屋らしく、その日はオープン記念ということで生ビールが50円ということらしい。



これは是非行かねば。


ということで皆鼻息を荒くし焼肉屋に向かうのだった。

テニスを終えた一行はそのまま皆で焼肉屋に向かう。
お店は「南山」というお店で新装開店とあってか賑わっていた。
しかし、席は15分待ちくらいで用意できたらしく皆は個室に案内された。

席に座り早速メニューを探してみるがなぜか見当たらない。

店員「ようこそ南山へ!それでは早速説明させていだきます。」

新装開店らしく初々しい店員がなにやらメニューの説明をしだす。

店員「当店のオーダーは全てテーブル奥においてありますタッチパネルからしていただきます。」


テーブル奥・・・?


テーブル奥に座るのは、最近還暦を迎え初孫が誕生したばかりの白髪パーマがチャーミングな敏おじ。





やばいピンチだ。



おじさんにパソコンというのは天敵である。
皆のオーダーを一手に任せて大丈夫だろうか?
心配になったしゅんちは敏おじに話し掛ける。

しゅんち「ちょっちょっちょ、俺が席変わってあげ・・・」

敏おじ「よし!俺に任せろ!」

自信満々の笑みでタッチペンを握り締めている敏おじ。

もう止められない。

店員「えーと、操作説明させていただきます。」

敏おじ「はい!」

妙に張り切っている。

店員「まずトップページを押して下さい。」

敏おじ「・・・とっぷぺえじ?





やばいピンチだ。



皆もピンチだと思ったのか騒ぎ出す。

皆「上だよ!上!違う左左!!」

敏おじ「えー?どこだ?」

皆「そこ!いまペンの先にあるところ!」

敏おじ「えー?ペンの先?」

皆「ほら!TOPって書いてあるでしょ!」

敏おじ「えー?トップ?・・・ああ!!あったあった。」

店員「えーそれではまずそこをタッチペンでタッチしてください。」

敏おじ「よし!ポチっと・・・あれ?効かないぞ・・・?」

タッチパネルというのは実はコツがある。
普通の出っ張ってるボタンとは違って押せばいいというわけではなく、その部分を確実に触らなくてはならないのである。
一番の良い方法はペンを垂直に立ててその部分だけを軽く触れるのである。

敏おじ「あれ〜?効かないなぁ?」

しゅんち「ペンを立てて!」

敏おじ「え〜?ペンを立てる?ん〜?」

しゅんち「ペンで余計なところも触ってるんだよ!」

敏おじ「余計なところ・・・?・・・・ああ!!できたできた。」

店員「それではそのドリンクメニューというのを選んで下さい。」

敏おじ「ドリンクメニュー・・・?どこだ?」

皆「右下だよ!右!違う下下!!」

敏おじ「え〜?」

皆「その横!!横!!そこ!!」

敏おじ「右・・・?どの辺?」

皆「その方向!もうちょっと右!」

敏おじ「・・あぁ!これか。はい押した・・・。あれ?」

ドリンクメニューを選んだはずなのに、デザートの画面が呼び出される。

店員「あれ?おかしいですね・・・?一回戻って下さい。」

敏おじ「じゃあ、もう一回やってみます・・・っと。」

店員「えっと・・ドリンクメニューを押して下さい。」

敏おじ「えーっと・・・ドリンクメニューを・・・」

皆「ああ!!小指!小指が立ってる!!」

敏おじ「小指・・・?」


皆「小指が画面に当たってるんだよ!」


敏おじ「・・・ああ!!小指か。」

どうやらドリンクメニューを選ぶ際に小指が先にデザートボタンを押していたらしい。

敏おじ「よし!できたぞ!生中6にウーロン茶2だな!」

・・こうしてなんとか発注することに成功し、ドリンクを待つ一同。
今までこんな形でオーダーをしたことがないので本当に来るのかどうか少し不安を感じるのであった。

店員「お待たせしました!」

注文して即ドリンクが運ばれてきた。
少し感じていた不安も吹き飛ぶほどの速さであった。



店員「生中2個にウーロン茶6個ですね。」



あれ?



確か、生中6個にウーロン茶2個のはずだが・・・?



一斉に敏おじを睨む一同。


敏おじ「え?ちょ、ちょっと待ってくれ。俺はちゃんと頼んだよ?見てたろ?」

今度は中指辺りで数を押し間違えたのではないのかと疑いをかける一同。

敏おじ「いやいや!ちゃんと押したはずだよ?」

店員「・・・あ!すみませーん。これ、隣のテーブルでした!」

敏おじ「ほ、ほらみろ!どうだ!」

疑い晴れて晴れやかな笑顔の敏おじであった。



ビールも運ばれ、焼肉を食べながら先程のハプニングについて笑いながら話し合う一同。

しゅんち「いや〜、それにしてもさ、敏おじってえらいよ!」

敏おじ「そうか?」

しゅんち「普通はさ、おじさんとかってコンピューター否定しまくりだもん。すぐ壊れたとか効かないとか言ってさ。」

敏おじ「いやあっはっは。俺はこういうの好きなんだよ。」

還暦を迎え、おじさんというよりもおじいさんに近い敏おじ。
それなのにハイテク機器を否定することなく取り組んでいく敏おじ。
しゅんちもこんなおじさんになりたいと尊敬するのであった。

よりおば「私ビビンバ食べたーい!」

母「あら!よりちゃんいいわね!じゃあ敏おじオーダーよろしく!」

敏おじ「オッケー。・・どれだ?」

皆「ほら!上!その上!!」

敏おじ「えー?どれだ?」

皆「そこにあるでしょ!ペンの先!」

敏おじ「お?これか?」

皆「違う違う!その横だって!!」

敏おじ「これか〜?」

皆「そう!そこ!」

敏おじ「ピッと・・・ああ!!間違えた!」

皆「んっも〜〜!」




パソコンはおじさんの天敵である。


act 193 工事現場で見かけるもの

年末になってくると増えてくるのが道路工事。
その年の予算を使い切りたいのかなんなのか、とにかく道路を掘り返す工事が盛んになる。
ひょっとしたらどこかで交差点のど真ん中で温泉でも沸くのではないのか?と思うほどである。
しゅんちも車で移動する営業マンなので、道路工事によく引っかかりイライラ指数も上昇してしまうのである。

工事現場によく見かけるのといえば旗を振ってるおじさん。
このおじさんに注目してみると、たまに面白おじさんがいるのだ。

確かに旗を何時間も振っていると飽きてしまうだろう。
そのためかそのおじさんは単純動作をいかに楽しくやるのか工夫しているのだろうかなんなのか、




動作が妙。



F1のチェッカーフラッグを振る人を気取ってるのだろうか。
もしくは空母で戦闘機を誘導する人になりきってるのだろうか。

しかし気合が入りすぎるのか旗をわけわからなく振り回し、行っていいのかダメなのかよくわからないというのもままある。

こういうおじさんがいれば、いい暇つぶしになるだろう。

他によく見かけるものといえば「カウントダウン付き信号機」。
青になるまでの残り秒数が表示されるもので、せっかちなしゅんちにはもってこいである。

この信号機はコツがあって、こちら側が赤の時は向こう側はもちろん青なわけだが鉢合わせしないように安全をみて両方とも赤になる時間があるのだ。もし見通しの良い工事現場ならこっちと向こうとお互い停車している事が確認できるだろう。

この両方とも赤の状態は10〜20秒くらいあって、要するにこちらが赤でも残り10秒くらいだったら行ってしまっても大丈夫なのである。
このテクニックは結構有名で、残り10秒切っても発進しないとせっかちなドライバーに煽られてしまうので知っていて損はないだろう。

応用テクニックで、こちらが青で通行しようと思った時に突然赤になってしまっても向こう側はまだ20秒くらいは赤なのでそのまま行ってしまっても大丈夫なのである。

他に工事現場で見かけるものは「この先、通行止め」の看板。
この看板は怪しいもので、案外通れてしまうことも多いのである。
恐らく、「一応通れるけど、危険だから念のため通行止めにしとくか。」ということなのだろうか。
工事が明らかにやっていない夜などは「通行止め」の看板があってもとりあえず行ってみてもいいかもしれない。

しかし、先日すごい看板を見かけた。




「この先、絶対通行止め」


しゅんちのような通行止めとかかれているのに突っ込む輩が多いのだろう。
「絶対」と念を押してあった。

でも、





逆に行ってみたい。



行っちゃえ〜〜!!


・・・。




本当に通行止めでした。
たまには看板の通りに従うのもいいのかもしれない。

以上が工事現場でよく見かけるものである。


・・というような事を工事現場の渋滞待ちで考え、時間を潰すしゅんちであった。


act 192 オヤジの証

しゅんちの働く会社は平均年齢がかなり高い。
古い会社で人の入れ替わりも少なく、新人の採用も少ない。
そんな中、21歳の女性事務員が入社したのである。
その新人女性事務員も入社して早一ヶ月が経とうとしていた。

年輩の多いしゅんちの会社の人々は21歳の女性にどう対応していいのかとまどっている様子だった。
確かに、年齢が20も30も違えば世代のギャップというのはあるだろう。
少ししか違わないしゅんちでさえ多少とまどってしまうのだから、どう対応してよいのかわからないのも頷ける。
そんな年輩社員のおじさま達が口々にこぼすセリフ。


「最近の若い者はわからん。」


いくら歳が離れているとはいえ、個人を「最近の若者」といいくるめてしまうのはどうかと思ってしまう。
そのセリフは若い人を理解することを諦めたというセリフ。
まさにオヤジの証なのである。

そんなある日、しゅんちの流通団地内で毎年恒例のボーリング大会が行われた。
ボーリング好きのしゅんちにとって毎年気合いの入る大会なのである。
今年は新人さんの太田さん(仮)も参加することになった。

会場に着き、一人で座っている太田さんを発見した。
しゅんちはここぞとばかりにコミニュケーションを取るべく話しかけてみることにした。

しゅんち「太田さんボーリングはうまい方なの?」

太田「え?ああ・・・私、ボーリングってやったことないんですよね。」

しゅんち「え・・・?じゃあ、ボールとかも持ったことないの?」

太田「はい。そうなんです。」

なんとも意外な展開である。
ボーリングは今や若者の間で廃れているスポーツなのか?(すでにオヤジっぽい発言)

・・・というわけで、早速しゅんちは靴の借り方やボールを選びを教えてあげた。
太田さんは特にとまどっている様子もなく、淡々と教えられたようにこなしていった。

しゅんち「えーと、それじゃ ちょっと練習してみっか!」

妙に張り切りだすしゅんち。

しゅんち「いいかいっ こうやって・・・ここに中指と薬指を入れて、ここに親指を入れるわけだ。
そんでもって垂直にスーーッと腕を後ろに引いた後、ゆっくりまっすぐ腕を正面にリリースして・・・
そうだなぁ・・・ちょうど置いてくる感じでいいかな〜それからそれから・・・」


太田「ああ、いいです。適当にやりますんで。」

しゅんち「あ、あっそぅ・・・。」



寂しい・・・。


開会まで少し時間があったのでボックス席に座り開会を待っていた。
太田さんは喉が乾いたのか自販機へジュースを買いに行った。

しかし、ジュースを買うこともなく戻ってくる。

太田「あのぉー しゅんちさん。」

しゅんち「おうおう なんだい?」

おやおや 小銭が足りなかったか?
よしよし、貸してやるなんてケチな事は言わない。
先輩らしくジュースくらいすぱっとかっこよく・・・






太田「私にお金くれますか?





話しが早すぎだよ。

どうも30円ほど足りなかったらしく、30円など借りても憶えてないということで「くれ」という事だったらしい・・・。

そしていよいよゲーム開始である。
第一投目はしゅんちである。
しゅんちは狙いを定め、得意のフックボールで一番ピンを狙いボールをリリース。

なんと、見事ストライク!

ふ・・・どうだい?みたかい?いつも怒られてばかりの俺じゃないんだぜ・・・。

得意気に席に戻るしゅんち。
すると太田さんが話しかけてきた。

太田「しゅんちさん。」

しゅんち「おうおう なんだい?」

フフ・・・少しは見直してもらえたかな・・・?

どーーだい!


太田「ボーリングって・・・」

しゅんち「うんうん」

太田「玉投げて何が面白いんでしょうかねぇ?」


痛。


ごめん・・・めちゃ楽しんでたよ・・・。

そして、その一言でスコアはガタガタ。

フト見ると楽しそうな隣のレーン。


バーコード頭のおじさん達がハイタッチで盛り上がっている。




いっそ仲間に入れて欲しい・・・。


こうして・・・ボーリング大会もボロボロの結果で終えた。
そして打ち上げと言うことでみんなで食事に行くことにした。

先輩「あ〜しゅんち君。太田さんも誘ってみて。」

しゅんち「あ・・・はい。」

しゅんち「えーっと・・・ 太田さんもこの後食事に行く?」

太田「はいっ。行きません」(微笑んで)

しゅんち「え・・・マジで?」


太田「はい。私も、もう若くないので。




さ・・・




さ・・・・




最近の若い子はわからん。


こうしてオヤジの証をまた一つ手に入れてしまったしゅんちであった・・・。


act 191 回転寿司リターンズ

「回転寿司屋は一人で行っても大丈夫」


色々な方のご意見や、経験でこの結論に達したしゅんちはすっかり回転寿司フリークになってしまった。
最近お気に入りのお店は全品100円の「すしおんど」。今日も一人向かうのだった。

店内に入り店員さんに席に案内される。

店員「お客様こちらの使い方はご存じでしょうか?」

最近の回転寿司は席の目の前にインターホンが置いてあり、注文は全てこのインターホンで行われる。
確か・・・使い方はボタンを押して呼び出し、欲しいネタを言うはずである。

しゅんち「ど・・・どうやりましたっけ?」


知ってるくせに聞き直す小心者。


使い方を再確認し、お茶を作り早速注文に臨むしゅんち。
相変わらずインターホンは苦手である。

しばらくすると、隣の席におばさんが座った。
そして、店員はおばさんにお決まりの質問をする。

店員「お客様こちらの使い方はご存じでしょうか?」

するとそのおばさんは無言のまま手を軽く挙げた。
「知ってるよ」の合図である。
妙に貫禄を漂わせたそのおばさんは馴れた手つきでお茶を作るとインターホンのボタンをパシッと押した。

なんだこの貫禄は?

店員「おまたせしましたお客様。ご注文をどうぞ。」

インターホンの向こうから話しかける店員。

おばさん「はまち。」

店員「はい。はまちですね。」

おばさん「えんがわ。」

店員「はい。えんがわですね。」

おばさん「びんとろ。」

店員「はい。びんとろですね。」

おばさん「よろしく。」



かっちょええ・・・。


回転すし屋に思わぬカリスマおばさん登場である。
江戸っ子といえばいいだろうか江戸っ娘というべきなのか。



とにかく粋である。


こそこそと遠慮深く頼むしゅんちとはえらい違いである。
すっかりそのおばさんに釘付けになってしまうしゅんち。

落ち着いた雰囲気でお茶を飲みながら頼んだネタを待つおばさん。
すると、途中なにか失敗をしたらしくため息をつく。


なんだ?何を失敗したんだ?


「私としたことがとんだ失敗を。ちぃ・・・私ともあろうがこれを忘れるなんて、らしくないねぇ。てやんでぃ。」


まさにそんな心の声が聞こえてきそう。
そしておばさんは落胆した様子でインターホンをすばやくパシッと押した。

店員「お待たせしました。ご注文をどうぞ。」



おばさん「みそ汁。」


それか。


・・すっかりカリスマおばさんに魅了されたしゅんちはおばさんの注文を参考にしだす。

どうも、最初に脂っこいネタを頼んでいきだんだんとあっさりしたネタを頼んでいくようだ。
びんとろとサーモンばかり食べてるしゅんちは江戸っ子失格である。
そして、味噌汁は鉄則。茶碗蒸しは邪道。プリンは問題外。
粋な回転すし道を学ぶのだった。

・・おばさんは10皿くらい平らげ、そろそろ終盤を迎えてるようだった。
そして、再びインターホンをパシッと押す。
恐らく最後の注文だろう。

店員「ご注文をどうぞ!」

おばさん「たこ。」

店員「はい。たこですね。」

おばさん「しめさば。」

店員「はい。しめさばですね。」

しめさばで締めようって魂胆かい・・・

あんた・・・



やっぱり粋だよ。



店員「他にありますか?」



おばさん「塩カルビ。」



塩カルビ。



塩カルビ?


塩かるび??



塩カルビィィイ??



おばさん「以上。よろしく。」

店員「はい!かしこまりました。」


江戸っ娘の締めは・・・




塩カルビ。






なんだかかっちょいい・・・。(←洗脳されてる)


というわけで、しゅんちも締めに塩カルビを頼んでみるのだった・・・。



回転すし屋・・・

そこには人それぞれのドラマがあるのだった・・・。(嘘)


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