shunchiの極楽日記


act 16 睡眠の哲学

しゅんちは非常に寝起きが悪い。
なかなか起きないし、起きても機嫌が悪い。
しかし、しゅんちは今一人暮らしである。自分一人の力で起きなくてはならないのだ。

しゅんちの目覚ましは3つあり、1つは使い古した携帯電話で10分おきに4回セットしてある。
もう1つは普通のベルの音の目覚まし時計である。
そして、最後の保険の目覚まし時計。これは超急げばぎりぎり会社に間に合う時間にセットしてあり。通常起きた場合聞くことのない目覚ましなのである。
・・・しかし、これでも寝坊することがあったりするのだ。

起きてる時の自分と寝ているときの自分は別人格でいつも対決しているのである。
「寝ているときの俺は時間ぎりぎりまで寝ようとするから・・・・よし、時計を10分すすめておこう・・・。」

・・・そして次の朝

ジリリリリリリリ・・・・

「・・・うるさいなぁ。どうせ時計10分すすんでるんだろ?・・・知ってるよ俺みてたもん。(←あたりまえ)甘いぜ・・・あと10分寝よう・・・」

大概、寝てるしゅんちの勝ちである。

人によってかなり睡眠の性質が違うような気がする。
まず一つに、寝付きの問題である。

しゅんちは基本的に寝付きは悪いほうだ。修学旅行で一人だけ寝れなくて取り残されるタイプである。
寝付きのいい人はかなりうらやましい。布団に入ってぱっと寝れる人となかなか寝れない人とでは睡眠時間が30分も違うのだ。
0.5秒で寝れるのび太くんに弟子入りしたいしゅんちなのである。

それから必要睡眠時間も個人差があるような気がする。しゅんちは睡眠時間が足りないとすぐ体に異常をきたす。免疫力が低下したり、頭痛がしたりと。しかし、あまり寝てなくても元気な人もいる。あとでまとめて取れば復活するという。
これは体質ではなく気合いと忍耐力なのかもしれないがどちらにしても睡眠不足は苦手である。

昔、2時間しか寝なくていい体質の人が主人公で、いろいろなことが人より秀でてるという内容の物語を読んだことがある。
たしかに1日、人より5〜6時間ほど余計に起きてられるならなんてすばらしいことなのだろうか・・・。

ネットゲームUOのギルドの元リーダーHidekiさんは一日3時間程度しか寝てなかったらしい。まさに物語の主人公のようである。眠れないのではなくて寝る間も惜しんでたとのこと。
Hidekiさんは超人のような人であるが・・・案の定、過労で救急車で運ばれたことがあるらしい・・・。
やはり睡眠はとらないとかなり危険なようだ。

ドラえもんの秘密道具で「眠気取りガン」(正式名称わすれた・・・)って道具があって人に向けてトリガーを引くとシャボン玉みたいな眠気の成分がそのガンに吸収され、眠らせたい人に向けて打つとたちまちその人は寝てしまうという道具があったのだが、もし本当にあるのならめちゃくちゃほしい逸品である。寝ちゃいけない時の眠気をストックしといて、寝なきゃいけない時に自分に撃つ。これは超便利。
やはりドラえもんに頼み事ができるのび太くんに弟子入りしたいしゅんちなのである。


act 17 お休みの葛藤

今日はお休み、ホリデーである。
休みの日は色々としたいことがいっぱいである。

まず一つ・・・夜更かし。
明日を気にせず思いっきり起きてられるのは今日くらいである。

それから、2つめ「寝坊」。
目覚まし時計に怖がることなく寝れるのは今日くらいである。

・・・しかし、これらを一遍にこなしてしまうと

夜更かし+寝坊=お昼過ぎ

この方程式が成り立ち、起きる頃にはすでに一日の半分が終わってるのである。
貴重なお休みが起きた瞬間にもう半分も過ぎてるのだ。
せっかくの休みなので休みにしかできない色々なことができなくなってくるのである。
いつも大後悔のしゅんち。
寝坊はあきらめて早起きをすればいいのだが・・・

夜更かし+早起き寝てるときのしゅんちは最強

休みを充実させるのは難しいようだ・・・


act 18 極楽レシピチャレンジ

以前、ウォッカ氏紹介の極楽メニュー「焼肉納豆丼」にチャレンジした。
そこで、掲示板にてさりげなく募集をしたところ結構書き込んでくれるようになってきた。

せっかく極楽なレシピを教わったのだから是非試してみなければ!
ということで、ソフィーさんご紹介の「トマトと卵炒め」とクレアさんご紹介の「じゃがりこポテトサラダ」を夕飯のおかずにしたいと思う。

しゅんちは早速行きつけのスーパーに向かい材料を購入する。かごの中には長ネギとトマトとじゃがりこ・・・。
一体何をつくるのだろうと疑問をもった店員が一人はいたに違いない。

さっそく家に帰りまずはトマト卵の調理にかかる。
レシピは下記の通り。

 ・まずネギを5ミリの小口切りにし、卵をといてフライパンにて一緒に炒める。卵が固まってきたらくし切りにしたトマトを入れて炒める。
あとは塩こしょうで味を整える。

まずは長ネギを細かく切る。しかし、分量が分からないのでとりあえず10cmほど切っておいた。
それから冷蔵庫にあまってた卵をとく。3つあったので全部といといた。
フライパンを熱し油をいれて炒めに入る。ここまでは普通のオムレツのような雰囲気。
・・・が、ついにトマト投入の瞬間。ごろごろと音を立ててフライパンに滑り込む。なんともいえない違和感。
大きさはこれでいいのだろうか?なんだか大きく切りすぎた感がある。
卵がかなり炒り卵状態になってしまったので早々にお皿に移す。コレで良いのだろうか・・・。

卵料理が完成し、次は問題のじゃがりこポテトサラダの調理。
レシピは下記の通り。

 ・まず、やかんにてお湯を沸かす。じゃがりこを一本かじりながらお湯を入れかき混ぜる。

しかし・・・・どんなもんなのだろうか?しゅんち的にいうとお湯をかけても許されるものは・・・
カップラーメンとお茶漬けくらいなものである。
ましてやじゃがりこにお湯をいれるなど・・・・ありえるのだろうか?

どうやらこのレシピは今女子高生の間で流行っているらしく女子高生の主食となってるらしい。
情報の発信基地である女子高生がやっているのならもう少しすると全国的に流行るかもしれない・・・。
自己暗示をし自分を無理矢理納得させるしゅんち。

お湯が沸き、じゃがりこのふたを開けとりあえず一本かじる。
「うまい・・・十二分にうまい・・・・しかし今からこれにお湯をかけてしまうのか・・・?

お湯などかけなくていいじゃないか・・・。

このままでも十分においしいぜ・・・。

無理することはない・・・。

考え直そうぜしゅんち・・・。

もどってこいしゅんち・・・。(どこにだ?)

いかん一本食べたことで未練を生んでしまった。レシピからは一本かじるは削除して・・・
考える間もなくお湯をかけるべしに変えよう・・・。

しゅんちは一気にお湯をじゃがりこの容器の3分の1まで入れた。立ち上る湯気が結構うまそうな雰囲気。
無惨にも・・・いや徐々にお湯に沈んでいくじゃがりこ達。そして箸にてかき混ぜる。ねるねるじぇらじぇら・・・
不思議と・・・本当にポテトサラダのようになってきた。一応これで完成である。

ついに試食・・・。
割と無難なトマト卵から手をつける。

ん・・・・トマトがあまり焼けてない・・・・。これじゃあ卵焼きに添え付けにトマトがあるようなものだ・・・。
しかし、若干焼けているところもありトマトの甘みと卵が絶妙にマッチしてなかなかうまい。
もうちょっと小さく切っておけばよかったかな・・・。

そしてじゃがりこポテトサラダを食す。

・・・意外に普通のポテトサラダ。ポテトサラダにアクセントとしてじゃがりこを入れたのか?という感。
知らずにサラダにのっていたら気付かないかもしれない・・・。
いったん冷やした方がうまいかも。
しかし、しゅんちの猜疑心は拭えずおいしいというところまでにはたどり着かなかった。

今回もなかなか楽しめたレシピだった。

しかし・・・しゅんちの調理スキル問題だな・・・。


act 19 賞味限界許容範囲

今日、冷蔵庫を開けてみた。すると、2週間前に焼肉納豆丼の時に使った納豆が残っていた。
しゅんちは主婦のように毎日料理をするわけではないのでこういった事態はちょくちょくである。
ちなみに・・・納豆の賞味期限は9/1で切れている。すでに10日過ぎである。

そもそも賞味期限とはなんだろうか・・・。
その製品が品質を保てる、製造側が責任がもてる期間であってあまり厳密に守ってる人はいないんじゃないのか?
よく母が「牛乳やヨーグルトなんて賞味期限10日間過ぎてたって平気だ。」と言っていた。恐らく経験上からくるもので確かな立証はないと思う。
結構いい加減な母なのだ。見事に遺伝してることは言うまでもないが。

結構気を付けてみてると食品のほとんどに賞味期限がついている。
カップラーメンやポテトチップスみたいな一見保存食っぽいものまでちゃんとついている。
久々に戸棚を開けると調味料にまで期限があって未開封のまま2年くらい切れてる物を発見した。さすがに驚く。

さて・・・ここが問題なのだが、物によって賞味期限の期間が違う。ポテトチップなどは6ヶ月とかなのだが、牛乳などは2週間。
仮にポテトチップなどは賞味期限が10日いや20日過ぎたところであまり影響は出ないであろう。
普通に考えて6ヶ月も保存できる物が時限爆弾のごとく期限が来た瞬間に突然腐るはずがないと思ってしまう。

ところが、牛乳なんかが20日も過ぎていたら大変である。
しかしあくまでこれは人の感覚。個人差もあるだろう。
例えばそんな感覚をしゅんちが持ち合わせてなかったとしたらえらいことである。
腐りやすい3日で賞味期限が切れてしまうものを10日過ぎて食べたらかなり危険だろう。
同様にうちの母以上にいい加減に「牛乳なんて1ヶ月すぎてたって平気」と思ってる危険な人がいるかもしれない。

そこでしゅんちが考えるに、是非食品メーカーにしてもらいたいのが、賞味期限の下のところに・・・
「責任は持てませんがこの製品の賞味限界許容範囲は賞味期限の2倍です。」
とでも書いて欲しいのだ。

・・・と、能書きをたれる前に冷蔵庫の納豆どうしようかな・・・


act 20 危険な思い込み

夕食はいつも迷うしゅんち。よっぽどやる気があれば自分で作ることもあるが、大概外食かほか弁である。

本当にほか弁は全メニューを制覇したというくらいよく食べる。安いという理由とコンビニ弁当よりも安全だからだ。
今日は新メニューがでたということで迷うことなく夕食はほか弁に決定した。

新メニューは「お好み弁当」といって人気のおかずが2品付いてくるといった内容で優柔不断なしゅんちもうれしい内容。
結局ハンバーグと鳥の唐揚げの組み合わせにした。

店内は狭いがちゃんと端のほうにイスが置いてあり、そこに座って弁当ができるのを待つことにする。

しばらく待っていると5才くらいの女の子とお父さんの親子が入店ししゅんちの真横にあるメニューを見ながら選びはじめた。
どうやらその女の子も優柔不断のようでなかなか決まらない・・・。

そこでしゅんちは思わず新メニューのことを教えたい衝動に駆られた・・・。
んっとね んっとね 唐揚げもねー ハンバーグもねー 焼き肉もついてるんだよー 迷うことないんだよー・・・・
虚しい心の叫び。

そして・・・ようやく女の子は「アレがいい!」と指をさした。
女の子の背は低くいまいちどれを指しているのかわからない。
するとお父さんは「コレか?」とほか弁メニューで一番渋いとされているシャケ弁を指さす。

おいおい・・・子供の大好きな焼き肉、カツ丼、ハンバーグ、エビフライ、唐揚げ、ステーキをさしおいてシャケ弁のはずないでしょう?
たぶんシャケ弁の上にあるカツ丼を指さし・・・・

「うん!それ〜!」女の子はうれしそうにはしゃぐ。

え・・・?シャケ弁なの・・・
しゅんちは常識にとらわれたあまりにも勝手な思いこみを深く反省した・・・。
結局親子の絆にかなうわけもない・・・。
しゅんちは所詮通りすがりのおにいさ・・・いや おじちゃんさ・・・
しかし・・・シャケ弁となにを迷っていたのだろうか・・・?ひじき五目ごはんだろうか・・・?


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