shunchi極楽日記


act 200 ファンの集い

「しゅんちにファンがいる。」


ある日、テニス仲間のいっちゃんとしょうちゃんと飲みに行った時にその話題になった。
どうやら、いっちゃんが友達にこのHPを紹介したらしく、それ以来熱心に読んでくれてるらしいのだ。

いっちゃん「もうねぇ〜 ファンどころかしゅんちゃんまさにアイドルみたいな勢いだよ!」

しゅんち「え・・・俺がアイドル・・・・?」

今までHPを見てる人と言えばしゅんちの知人、友人、親戚か、ネット友達だけであった。
しかし今回はこちらからは全く知らない人の中でファンがいるというのである。


意外な展開。


いっちゃん「もう凄いファンだから会ってあげてくれない?」

しゅんち「え・・・えぇ?いやぁ・・・イメージダウンとかしないかな・・・?」

いっちゃん「大丈夫だよ!・・・たぶん。」

・・というわけで、しゅんちは未だ見ぬ熱烈なファンと会うことになった。
さすがに二人きりで会うのはお互いに厳しいので、どうせならみんなで鍋パーティでも開こうということになった。

・・そして当日。
皆はそれぞれ松本より離れた場所に住んでいるということもあり、目立つ建物であるイトーヨーカドーに集合することにした。
そこでみんなで鍋材料を買い込もうという計画である。

集合時間が訪れ、しょうちゃんと合流。
まだいっちゃんとそのファンの子は来ていないらしく先に鍋材料を物色することにした。
鍋の材料を見ながらも徐々に心拍数があがるしゅんち。

・・しばらくしてようやくいっちゃんが到着したようで入り口まで迎えにいくことにした。
すると遠くからしゅんちを呼び止める声がした。

いっちゃん「しゅんちゃ〜ん!ごめんね〜遅くなって〜!」

しゅんち「おおっ来た来た。」

いっちゃんの後を申し訳なさそうについてくる女の子。

いっちゃん「えっと、この子がファンの子です。」

ファン「どうもはじめまして・・・」

しゅんち「あっ どうも初めまして・・・。」

今回が初対面のはずなのにHPを読み、しゅんちのあんな事やこんなことを既に知られているのである。



幕を上げる前から舞台裏を覗かれてしまったような感覚。



なんだか恥ずかしい気分であった。

こうして無事全員合流し、鍋材料を買い込んだ後、しゅんち邸に向かった。

さすがに女の子が3人も集まると手際が良く、次々に鍋の準備が行われていった。
よくよく考えてみると成り行き上女の子3人と男1人の飲み会になってしまった。軽く感動。
しゅんちはあまりやることがなく、のそのそとビールを冷蔵庫にしまっていた。

しょう「えーーっ ファンちゃんの先輩にフジッキーファンがいるの??」

フジキと言ってもちびまるこちゃんの藤木君ではないらしい。
藤木直人である。
しょうちゃんは熱烈なフジッキーファンなのである。

ファン「そうなのー すごいファンなんだよその先輩!」

しょう「うっそーーっ!!ホントにーー!?ホントフジッキー最高だよっ」

ファン「うんうん」

と、その時いっちゃんが、ほったらかしになってるしゅんちを見て気遣う。

いっちゃん「ちょっちょっちょっ みんな今日は「しゅんちのファンの集い」なんだからね。」

しょう「あっ そうか。すっかり忘れてたよ。しゅんちゃんごめんね。」

しゅんち「い、いや別にいいよ。俺、フジッキーによく似てるって言われるからさぁ。あはは」

しょう「ぶっ殺していい?」

さっきまで白菜を切っていた包丁をキラリと光らせるしょうちゃん。

本当に今日が「しゅんちのファンの集い」かわからなくなってきたのだった。

・・そして準備も整い、みんなで乾杯。
みんなで鍋を突っつきながら近況報告などをしあう。
しゅんちもビールを呑み、気分もほろ酔い気分。

しょうちゃんはしゅんちの存在などすっかり忘れ、相変わらずフジッキーの話しをし続けていた。

しょう「もうっ なんでかわかんないけど 本当に好きなの!すっごいファン!」

ファン「そうかぁ〜しょうちゃんそんなに好きなんだね。」

いっちゃん「すごいよね。しょうちゃん。」

みんなの話を無言で聞きているしゅんち。
しょうちゃんって昔、県民文化会館でワゴン車を走って追いかけていた光GENJIの追っかけみたいだなぁ・・・と思いながらビールをゴクゴクと飲む。なんとなく蚊帳の外雰囲気。

しょう「ところでファンちゃんは誰か好きな芸能人とかいないの?」

ファン「でもねぇ・・・しょうちゃんにとってのフジッキーがね・・・

しょう「うん。」

ファン「私にとってしゅんちだったの!」

しゅんち「ぶっ!」

ビックリしてビールを呑む手が止まるしゅんち。

ファン「もぉ〜〜 本当にファンなのっ!!すっごいしゅんちが好きなの!!」

突然取り乱しはじめ、あさっての方向に叫び出すファンちゃん。


あ、愛の告白か・・・?(違)


軽く勘違いしそうになるが、改めて確認。

しゅんち「えっと・・・今日が初対面なんだけど・・・俺の事が好きってこと?」

ファン「え・・・。いや、しゅんちが好きなの。」



俺がしゅんちでしゅんちが俺?



なんだかこんがらがって来た。

しゅんち「でもさ、会ってみてどうだったのよ。イメージとか違ったりしてなかった?」

ファン「うん。本当、普通の人でよかったなぁ・・・。」


普通って・・・。


なんだか微妙な発言にますますこんがらがってくるしゅんち。

しゅんち「あっ・・・そうだ、それじゃ未公開極楽日記でも見せてあげようか?」

ファン「えええええっ!!そ、そんなのあるの??」

いっちゃん「おおっ なんだかファンの集いっぽくなってきたね!」

しょう「そうだよねぇー これくらいやんなきゃただのしゅんちゃんだもんね。」

しゅんち「んとね、今度の話は○○な話にするんだ。」

ファン「えぇえええええ!?ほ、本当!?す、すごい事聞いちゃった!!」

しゅんち「え・・・?なんで?」

ファン「だ、だって、未だ誰もそんな情報知らないんだよ!?す、すごい事なんだよぉ〜!?」

しょう「しゅんちゃ〜ん、。ファンの心理ってのはそういうものなんだよ。」

しゅんち「そ、そうか・・・。なんなら全部話そうか?」

ファン「いいっ!いいっ!後でこっそり読むからーっ!」


なぜこっそり?


ファンの心理とは難しいものである。

そして、飲み会も終盤に差し掛かるが相変わらず飲み続けてるしゅんち。

しゅんち「ファンちゃんって、結構お酒強いねぇ〜。」

ファン「えっ?だ、だって緊張しちゃって全然酔えないの。」

しゅんち「うえぇぇ!まだ緊張なんかしてるのかー!」

もうファンちゃんとすっかり友達気分のしゅんち。

ファン「しゅんちゃん!!」

しゅんち「え・・・?」

突然いきり立つファンちゃん。

ファン「この壁紙の人は誰!?」

しゅんちのパソコンの壁紙を指差すファンちゃん。

しゅんち「え、えっと・・・Do As Infinityだけど・・・。」

ファン「しゅんちゃんはこの人と一緒に飲んだら緊張するでしょ!?」

しゅんち「あぁ・・・なるほど・・・。」

ファン「私はしゅんちと飲んでるんだよ?わかったしゅんちゃん?」



しゅんちゃんが俺で・・・しゅんちは・・・?



またこんがらがってしまうのであった。

・・こうして楽しい飲み会は終わった。
自分にファンがいるという貴重な体験をしてしまったしゅんち。
自分の書いてきた文章がこれほどまでに人に影響を与え、色々と考えさせ、共感してもらった事。
さらにこんなにも「shunchiの極楽な生活」を大事に、そして楽しみにしていてくれることにとても嬉しかった。
これからもがんばろうと思うのだった。

・・そして、その後しゅんちはファンの子と意気投合し、


なんと!







付き合うことになったのだぁぁぁ!!(涙)





しゅんちの彼女誕生の瞬間である。


act 199 最初の獲物

ある日アパートに帰ると、壁に黒いゴミが付いていた。
なんだろうと思って近づいてみると急に動く黒いゴミ。




ゴキブリ登場。



しゅんちのアパートはボロだボロだと思いながら早7年。
ついに大ボス登場である。

しゅんちは虫が苦手である。
昔は子供同士で流行っていたので興味のあるフリをしていたものだが、実のところ



カブトムシでさえ無理。



表情も無くただ無心に動き回る虫。
おなかだけは複雑にワサワサ動く。
間違えて潰そうものならばこの世の物とは思えない色の体液を流す。
夜中に虫かごの中でカサカサ音がしようものならもう寝るどころではない。

しかし、苦手だからこそ今日の相手には勝たねばならぬだ!
奴を倒さぬ限り明日はやってこないのだ。
そして、半ばパニックになりながらもキンチョールと水色のハエたたきを握り締め大決戦。

・・数分間の死闘の末、なんとか退治することに見事成功。
ゴキブリを退治し、安心しているとどこかで聞いた話を思い出す。

ゴキブリの繁殖力はすさまじいものがあると聞いたことがある。
一回の産卵で何十匹も産み、さらに生命力は恐ろしいほどにある。
そして恐ろしい言葉・・・


1匹いたら100匹いたと思え。


先ほど倒したのは氷山の一角でしかないのだろうか・・・。

軽く立ちくらみするしゅんち。しかしここで弱気になってはいけない。
そしてしゅんちはゴキブリ軍勢と戦うための準備をすることにしたのだった。

慌てて、深夜までやってるドラッグストアに行き、伝説のゴキブリ対策用品



ゴキブリホイホイ。



更に今年ふざけたCMだとバカにしていたが、まさかお世話になるとは



一度で二度効くコンバット。



これらを購入し、さっそくアパートに持ち帰り開けてみるしゅんち。

ゴキブリホイホイは一つかと思いきやたくさん入っていた。
どうやら、しかけるのは一箇所ではなく、何箇所でしかけるということらしい。
水道管の下、台所の奥、流しの床、食器棚の裏。各所にセットした。
そしてとどめのコンバットを流し付近に設置。
後は獲物が引っ掛かるのを待つだけである。
恐らくこれでもう安心だろう・・・。



そして1週間が経った・・・



獲物が引っ掛かっているのか確かめようとゴキブリホイホイを確認。
この瞬間がたまらなく気持ちが悪い。居て欲しいけど居て欲しくない。
恐る恐る覗いてみると・・・




居ない。



全ての箇所を確認するがどこにも居ない。
まだまだ日数が足りないのだろうか?


さらに1週間後・・・


今度こそ引っ掛かっているだろうか?
恐る恐る覗いてみる・・・




居ない。




やはり全ての箇所でゴキブリを確認することができない。
果たしてこのアパートにはゴキブリは本当にいるのだろうか?そんな疑問まで浮かんできた。


そして1ヶ月後・・・


もうゴキブリが出たことも忘れていたしゅんち。
何気なく台所を掃除していると・・・






ブニッ





しゅんち「あれ?なんか踏んだぞ?」

なにかやわらかい感触に背筋が凍るしゅんち。
恐る恐る足元を見てみると・・・





・・・





ゴ・・・




ゴキブリホイホイ踏んじゃったぁぁぁぁ〜〜〜!!





自分の張った罠に自分がはまったの図。




・・結局、ゴキブリは1匹も捕まらず、人間1人が捕まった。
最初の獲物はしゅんちでした・・・。


act 198 みのもんたの重要性

しゅんちの両親はスポーツ好きで夏はテニス。冬はスキーに精を出す。
そんな二人の反面教師なのだろうかしゅんちはすっかり熱意を吸い取られている。

普通、冬になるとスポーツ好きの若者は冬のボーナスをつぎ込みスキーやスノボー用品を揃えたがる。
その年の最新モデル。限定モデル。今年の流行ウエア。



しゅんちは一度も買ったことがない。



親のお下がりである。


兄弟のお下がりならまだしも前代未聞の親のお下がり。

母「あ〜私のスキーってさ、ちょっと重いのよねぇ。」

しゅんち「おお!じゃあ、新しいの買っちゃえよ!」

母「う〜ん・・・。どうしようかな〜。今のだって最近買ったばかりだしねぇ・・・。」

しゅんち「じゃあさ、俺に今のくれよ!」

母「おお!そうだね!そうしよっか!」


しかも母の。


こうして、新しいモデルのスキーを貰うべく、買い物の荷物持ちとして母に同行するしゅんちであった。

・・買うスキーも決まりとりあえずレジに向かう母。
まだ、ウエアやら色々と買いたいらしい。
いったん会計を済ませて戻ってくる。

母「なんかサービス券もらっちゃったのよ。」

しゅんち「おお!一枚500円割引かー。」

500円の割引券が10枚。
これで5,000円の割引が受けれるらしい。

しゅんち「ん?スクラッチする部分があるぞ。」

母「あら?本当。なんか賞金が当たるみたいねぇ。」

そして二人は店内で10円片手に慌てて擦ってみるのだった。

母「はずれ・・・。はずれ・・・。あっ1,000円当たった。」

しゅんち「はずれ・・・はずれ・・・おっ10,000円当たった。結構当たるなこれ。」

5万円も買い物したのだ。
このくじも割引の一種なのだろうか。クリスマスキャンペーンなのだろうか。
それにしてもかなり気前がよい。

母「へぇ〜結構お得よねぇ。じゃあさ、手袋とかも買っちゃうか。」

こうやって、新しいものを買わせる為でもあるのだろう。
再び物色し、色々と購入することにした。

そしてレジへ・・・

店員「いらっしゃいませー。」

そういうとレジでバーコードを読み取っていく店員。

店員「23,000円です。」

しゅんち「あっ サービス券当たってるんですが。使えますか?」

店員「あっはい。大丈夫ですよ。500円2枚で1,000円割引と、当たりが2枚で合計3,000円割引ですね。」

しゅんち「ん?あれ、おかしいですねぇ・・・。」

店員「はい?1,000円当たりが2枚ですよね?」

しゅんち「いや、それ10,000円じゃないんですか?」

店員「え・・・・。えええ!!10,000円ですか!!

突然、声が甲高くなる店員。

店員「す、すごいですよ!大当たりです!!」

しゅんち「そ、そうなんですか・・・?」

店員「て、店長!当たりでました!!」


なんだかえらことになってきた。


店長「あぁ!こりゃすごい!」


しゅんち「え・・・そ、そうなんですか?」

店長「だって20万枚発行してて20枚くらいしかないんですよ。」


20万枚発行して20枚・・・?


<確率計算>



20万枚÷20=1万分の1




1万人の中の1人。チーン




とんでもねえ。


さりげなく超大当たりしてしまった。
あまりにもあっけなく当ててしまって拍子抜けしゅんち。
もの凄い運がいいことだったのに軽く流してしまいなんだかもったいない。

できればど派手な演出があってもよかったのに・・・。


クイズミリオネアのみのもんたの重要性を知ったのであった。


act 197 ラジオショッピングで思うこと

最近FMラジオをよく聴く。
ラジオを聴いていると定期的に流れるのが


ラジオショッピング。


映像は抜きで宣伝するとあってか、もの凄い勢いでしゃべくりまくる販売員。その姿に圧倒されるパーソナリティ。
言葉だけというのもかなりアピール度が高い。
しゅんちも何気なく聞いているうちに毎回ついつい欲しくなってしまう。
先日も母がこのラジオショッピングの魔力にはまりノートパソコンを買ってしまったほどである。

それにしてもこういうラジオショッピングに出てくる商品はなぜに魅力的なのだろうか。
知らなかった新技術やら珍しい機能満載な新商品が

なんと税込み9800円!







安いのか高いのかはよくわからない。



こういったラジオショッピングの商品はどうも流行り廃りがあるように思える。
前に買ったけどもう売ってないというのもありそうだ。
そういう要素もあってか買うときのタイミングや時期を逃してはならないという事も購買意欲がそそられる要因なのだろう。

それにしても商品の種類が多種多様である。
毎日違う物を紹介してくれるのだが、いちいち買っていたらお金がいくらあっても足りない。



だけど気になる。


手にとってみることもできないので買ってみなくてはわからない。
まるで買って開けるまでわからないグリコのおまけみたいなものである。
こう思ってる人はたくさんいるに違いない。

そこで、色々考えてみたのだがこんなのはどうだろうか?




「ラジオショッピング同好会」



毎日放送される商品を吟味し、会員全員で出資して商品を購入。
そして、会員全員がその商品を試し、気に入った会員が商品を買い取る。

おお♪いい感じだぞ。

月会費は・・・3000円ぐらいだろうか。
毎週一個商品を厳選し購入する。
これだと月に5商品くらい買えるだろう。
10人くらい集まれば採算が合うのではないだろうか?


おお!こりゃ名案だ!


そんな事を考えながら今日もラジオショッピングを聞くしゅんち。

販売員「はい!みなさんこんにちは!今日はねぇ〜このラジオを聴いてる人達だけの為に特別な商品をご用意しました!」

パーソナリティ「はい。ありがとうございます。」

販「はい!もうね、発売開始から注文が殺到し、売り切れ続出なんです!すごい勢いですよ!」

パ「へえ〜すごいですねぇ。」

販「はい!でもねぇ、私今回がんばっちゃいました!」

パ「ほお。」

販「はい!なんと限定100セット限りご用意することできましたー!これってすごいことですよ!?どうです!?」

パ「さ、さすがですね。で、どんな商品ですか?」

販「はい!ドイツの研究チームが開発した「イオン電動歯ブラシ「サワダー7」です!」

パ「あ〜これは毎日使うものですもんね。」

販「はい!もうね、これ使っちゃうと他の歯ブラシなんか使えませんよ。軽く擦るだけでどんどん落ちるんですよ!もうすっごく簡単なの。やっぱり歯って大事ですからね!芸能人はなんとやらってやつですよ!これはもう買いです!是非使ってみて!」

しゅんち「ほほう・・・。いいなぁ欲しいなぁ・・・。」


でもまてよ・・・



10人で歯ブラシを購入。




10人で使いまわし。





集団間接キス?





ラジオショッピング同好会は難しそうだ・・・。


act 196 ゲームは何歳まで?

しゅんちはかなりのゲーム好きである。
いつになったら卒業できるのか不安を感じているのだが、




一向に卒業する気配はない。



・・・一体、今の世の中の人は何歳くらいまでゲームをやるものなのだろうか?

ある日、先日ディズニーの話で笑わせてもらった牧本氏とまたまた飲みに行きビール片手にバカ話に花を咲かせたのだった。
会話の中で何気なくゲームの話題になり、恐る恐る質問してみるしゅんち。

しゅんち「牧本さん。ひょっとして・・・」

牧本「ん?」



牧本「・・・ゲームとかやります?」




牧本「かなりやるで。」



ヒット。


前からどこか同じ匂いがすると思っていた牧本氏。
世代は違えど、同じ趣味を持つ牧本氏に興奮して話しかけるしゅんちであった。
ちなみに牧本氏は30代後半である。

しゅんち「どんなのやるんですか!?」

牧本「せやなぁ、ポケモンとかはまったなぁ。」

しゅんち「へぇ〜!そうなんですか!」

ポケモンとは「ポケットモンスター」の略。
子供達を中心に全世界で1278万本以上売り上げたという今もなお売れている超人気ソフトである。

牧本氏は小学生の子供もいる3児の父。
子供達とのコミニュケーションツールとしてゲームをやっているのだろうか。

しゅんち「やっぱり子供達とやるんですか?」

牧本「そうやねぇ。家族中でやっとるな。」

しゅんち「なんかいいですねぇ〜!子供達とゲームを一緒にやるのが俺の夢なんすよ!」

牧本「この間もなぁ、家族全員でポケモン大会にも出たんやけどな。」

しゅんち「おお!マジですか!それで結果は?」

牧本「それが優勝したんや。」

しゅんち「うわあ!す、すげえ!で、誰が?」







牧本「俺。」




半端じゃないぞこの人。


ゲーマーの世界というのは必ず濃厚なマニアが存在し、四六時中ゲームをし、そのゲームを極めんとする者がゴロゴロいるのである。
そういう世界で勝ち抜くということは生半可な事ではない。
ましてや大会などで優勝するなど半端ではないのである。
そこで優勝した牧本氏は相当濃厚なゲーマーということである。
しゅんちもゲーム好きではあるが、とてもここまでいかないヌルゲーマーなのだ。

しゅんち「い、一体何時間くらいやったんですか?」

牧本「う〜ん・・・どのくらいやろ。半年で5〜600時間はやってると思うけどなぁ・・・。」

しゅんち「うげっ」

半年で600時間という数字はどれほどすごいのか計算してみると・・・


600時間÷180日(半年)=3.3時間チーン




毎日3.3時間やってます。



忙しい都会の営業マン牧本氏。
当然仕事終えて帰るのも遅いはず。
更に独身ではなく3児の父でもある家庭人に一体どこにそんな時間があるのだろうか。

しゅんち「・・ということは家に帰ったらほとんどゲームしてるってことですか?」

牧本「そうやねぇ。まぁ、子供らと一緒にやったりもするけどな。」

しゅんち「奥さんとか怒らないですか?」

牧本「ぜんぜん怒らへんで。まぁ、みんなゲーム好きやからなぁ。」

しゅんち「そんなもんなんすかねぇ・・・。」

牧本「一番は全然金がかからないってのがいいんやろな。」

確かにゲームというのは4〜5,000円だが、牧本氏のように何百時間もプレイすれば元は簡単に取れるだろう。
休日はゴルフやパチンコで出掛けてしまい、お金を使いまくっているお父さんが多い世の中、家で子供達と一緒にゲームばかりしている牧本氏のほうが健全なのかもしれない。

しゅんち「そうかぁ・・・なんかいいですね。」

牧本「でもうちなぁ、プレステ2がないねん。」

しゅんち「え・・・そんなにゲーマーなのに?」

牧本「俺もかなり欲しいんやけどな・・・買えへんのよ。」

しゅんち「なんで?」

牧本「子供らが欲しがってるみたいで、貯金して買おうとしてるみたいなんや。」

しゅんち「ああ、なるほど・・・。」

牧本「俺がポンッと買ったら



奥さんに絞め殺される。」



奥さんが止めなきゃ買ってしまいそうな雰囲気だ。


牧本「欲しいんだけどなぁ・・・。」

しゅんち「最近のは薄型になってるんですよ。」

牧本「うわっ!そうなんか・・・。欲しいなあ・・・。う〜〜ん」


やばいこの人買いそうだ。


今やゲームというと子供だけの遊びではないようだ。
種類も多様化し、映画に近いエンターテイメントになりつつある。
新しい文化といってもいいだろうか。

牧本氏の話を聞き、達した結論は・・・




ゲームは卒業しなくてよい。






結局これが言いたかった。



安心してこれからもゲームをやろうと思うしゅんちであった。(自己納得)


・・だめ?(汗)


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