shunchiの極楽日記


act 21 伝説の秘薬?

今日、会社の上司にあるお使いを頼まれた。どうやら仕事には関係なく個人的な頼みらしい。
しゅんちはちょうどそっち方面に仕事にいく予定だったのでついでにお願いしたいということだ。
買ってこいと言われた物はある梅園に売っているという「梅幸」という物。
梅の幸せと書いて「バイコウ」。怪しい感じ・・・・。
なんであるかは不明であった。伝えられた情報はチューブ状になっているということと値段が1本3600円。

その日しゅんちは仕事をこなした後、いいつけを思い出し例の梅園を目指した。
着いた梅園はただ木が生えてるだけの梅園ではなく、入場料を取るような梅園だ・・・。お客など誰もいない様子。ますます怪しい・・・。
しかし、見学ではなく買い物をするだけなので入場料は払わず入園をした。

売店は門をくぐってすぐの場所にあり、中でおじいちゃんが店内で製品を並べたりしていた。

「おや・・・あ!いらっしゃい!」結構元気のいいおじいちゃんだ。
「あの・・・バイコウを買いに来たんですけど・・・?」
「はいはい!」
おじいちゃんはさっそうとカウンターに回りそそくさとサンプルを用意し始める。
ちょうどチューブ状のコンデンスミルクの容器の様な入れ物の蓋を開け、黒い絵の具のようなものをつまようじに乗せ渡す。
まるで・・・・何かの糞・・・。
「このエキスはねぇ・・・いま渡した量に梅の大事な成分がかご一杯分入っててねたちまち健康になるというものなんじゃよ。」
・・・この微量にかご一杯分。まるでニトロでも食えと言われたような気がしたしゅんち。
しかし・・・愛想のいいしゅんち食べないわけにいかない。
「ぺろり・・・ごっくん・・・」
んんんん・・・・・・・・・たしかに梅のような味がする。激烈にすっぱいわけではないが微炭酸のようなぱちぱち感。
なんじゃこりゃ?


そこからはおじいちゃんの独壇場。永遠と説明が始まる。

・・・・1分。

・・・・5分。

・・・・10分。

どうやら・・・これは強アルカリ食品で、胃腸の弱い方。中性脂肪の多い方。口内炎のできやすい方。下痢。便秘などなどいろいろな病気に良く効くらしい。
殺菌作用も強く。腹痛には速効で効くということだ。
たしかにアルカリ食品はあるある大辞典で非常にいいと前に見たしなぁ〜・・・。もしかして本当に体にいいのかも・・・・。

そして、しゅんちは梅幸を購入し梅園を後にした。
しばらく使用してみての感想を上司に聞いてみよう・・・。なんせ腹痛が速効で治る秘薬というくらいだしなぁ・・・。
そんなことを考えながらの帰り道・・・こころなしか腹が痛くなってきた・・・。


act 22 座布団持ってきなさ〜い

日曜日の5時半からは「笑点」の時間である。
特に面白いわけでも楽しみにしてるわけでもないのだが運良くなぜか毎週見てしまう。
番組の前半は色々なコメディアンが前座として登場するのだが実は大喜利よりよっぽどおもしろい。
後半に入るとメインの大喜利である。

大喜利は円楽師匠からのお代に対しての醜い親父ギャグ合戦である。
つっこみのかわりに座布団配布制度がある。
良くできた内容ならば座布団一枚。
つまらなければ山田くん座布団もってきなさ〜い。

・・・ということは座布団運びの山田くんにはつっこみが入らないことになる。
笑点一番の危険人物である。
なぜ彼を野放しにするのだプロデューサー?

それぞれの人により得意なネタがあるようだがしゅんち的には楽太郎師匠が一番おもしろいと思う。
師匠のネタはなんとなく毒があり、且つ軽快で知的だからである。

今日も楽太郎師匠を応援。
が・・・どうも座布団枚数が少ない。

よくみていると気づくのが座布団をもらうのは地元ヨイショネタか、きれいにまとまったネタであることが分かる。
しゅんちが聞いていてかなり寒いギャグの部類である。

楽太郎師匠は普通にしてればどんどん座布団がたまるのだが得意の毒ネタで一気に山田くんに座布団を持っていかれる。
この瞬間が笑点の笑い所と心得ているようだ。

よく中年のおじさまが親父ギャグを連発するが、どうやら座布団を取りに行くネタなのだろう。
寒いわけだ・・・。
おじさま達には座布団を全部持ってかれるようなネタを考えてほしいものです。

結論・・・座布団の数とおもしろギャグは反比例するのである。
実証・・・こ○平さんの座布団は今日も高かった・・・・。


act 23 激闘ボーリング大会

しゅんちの勤める会社の団地内で年に1度ボーリング大会が行われるのだが、今日はそのボーリング大会の日なのだ。
しゅんちはボーリングにかなりはまっていた時期があって、素人ながらよく練習をしていた。
しゅんちの得意技は本屋の立ち読みにて会得した素人カーブボールである。
投げ方は手を体の内側に向けボールを持ち、そのまま握手する格好で投げるといった割と簡単でかつ破壊力のある投げ方である。

この大会は年に1度その実力を試す唯一の機会なのである。
参加者は今年は少な目で65名。優勝もねらえそうな雰囲気である。
ルールは2ゲームの合計で、女性は1ゲーム+30なのである。
参加人数が少ない今年は是非とも上位入賞・・・いや優勝を狙いたいところである。
しかし、しゅんちは本番に弱いという心の弱さを持ち合わせていた・・・。

そして大会が始まった・・・。しゅんちはまずリラックスすることに集中した。
そして緊張の第一投・・・。
しゅんちは振りかぶり右から三番目のスパッタをめがけ得意のカーブボールを投げる!
ゴロゴロゴロ・・・・
・・・・そして玉はどうやら1番ピンをかすめ左にそれていってしまったようだ・・・。
だめだめじゃん・・・・

その後何投か微調整を繰り返し、ストライクスポットをようやく定めた。
「この一投から すべてが変わる!」
この投球に意識を集中した。

しゅんちは振りかぶり定めたストライクスポットめがけてボールをリリース・・・
「うん!指の抜けもいい!いい感触だ!これで決まりだぁぁぁ!」
まるで野球マンガの投球シーンのように心でつぶやく。すると・・・

ゴキン・・・
ニブイ痛みが左足を襲う・・・。
どうやらリリースしたボールは踏み込んだ左足に命中したようだ・・・。
ボールはそのまま右にそれガター・・・。
みんな大笑い。

そのあと気を取り直し調子が出てスコアは結局158アベレージに落ち着いた。
そしてなんと順位は10位入賞!
んでもらった景品は・・・「巨峰ダンボール一箱」
どうやって食えちゅうねん・・・。

仕方がないので会社に寄付することに・・・。
でも 10位入賞できてよかったなぁ・・・。


act24 名刺交換の罠

しゅんちは会社人であり名刺というのを持っている。
名刺交換・・・それは会社名、名前、住所、役職など明確且つ簡単にさせる重要な行為である。

ある日、仕事でお客さんを製造メーカーの工場に招待することになった。
そこで装置のデモンストレーションをしたときのことである。

工場につくと装置を紹介するオペレーターとメーカー側の営業マンが待っていて早速名刺交換である。

お客さん「はじめまして。○○社の田中です。」
メーカ営業「はじめまして。メーカーの田中です。」
同名じゃん・・・
普通のことなのだが何となくおもしろい。

装置の説明が始まりオペレーターの方が実際に装置を動かしてみせる。
するとお客の田中さんがオペレーターの方に質問。
難しい質問だったらしくオペレーターの方もしばらく考えていたがわからない様子。
すると・・・
「すみませんちょっと田中さんいいですか?」
営業の田中さん「はい」
お客の田中さん「はい」
同時に返事。
オペレーター「あ!すみません。営業の田中さん・・・ちょっといいですか?」
しゅんちは笑いを抑えるのに必死だった。
しかしこの後さらに・・・
オペレーター「ちょっと私じゃ分からないことだったので技術の田中さんに連絡とってもらえますか?」


act 25 極楽開放感トイレ

しゅんちの実家はアパートから高速を使わずに車で1時間半の場所にある。
木々が覆い茂る河沿いの山道を走る事になるのだが途中に観光地のようなドライブインがある。
今日もしゅんちは実家に帰る途中にトイレ休憩でそのドライブインに寄った。

いつものように小便用の便器の前に立ち用を足す。
用を足しながらふと顔を上げるとなんと目の前に河が見えるではないか・・・。
男性用のトイレは便器の上の部分に大概荷物を置く為の段があるのだがその段の壁の向こうがガラス窓になっていて広大な河が眺められるといった構造。
なんという開放感・・・。まるで・・・
広大な河に立ちションをしているような感覚。
あまりの開放感に違うものまで出てしまいそうな勢いである。

その時ふと思ったのが、もし高層ビルがこんな構造になっているならばビルの屋上から立ちションをしている感覚なのだろうか?
雨のように降るおしっこ・・・。たまらんだろうなぁ〜〜

用を足しながら思わずにやけてしまったしゅんち。
かなり怪しい・・・。


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