shunchiの極楽日記


act 26 極楽の聖地

珍しく早起きをしてしまったしゅんち。実家に帰るとどうしても規則正しい生活になってしまう。
朝御飯をきっちり食べ、しばらくだらだらしているしゅんち。

夕方まで暇になってしまったのでゲーセンにでも行くことにした。
もちろん目的はVF4の練習である。

時刻はまだ午前11時なので対戦者がいないかもしれない。まぁ・・・一人で練習もいいかな。
向かったゲーセンは昔結構通った地元でも結構有名なゲーセンである。

お店に着くと早速知り合いの店員に出会う。

「あ・・・いらっしゃいませ!久しぶりですねえ」

なかなか人の良い店員で色々と情報を教えてくれる人なのだ。

「いや〜ちょっと暇だったんでVF4の練習に来たんですよ〜」

「あ!それはちょうど良いですね!実は今日VF4の大会なんですよ〜。どうですか参加しません?大会始まるまでフリープレイにしますんでお金を気にせずに思いっきりやってくださいよ〜。」
なんと・・・タイミングがいい・・・。しゅんちは無料プレイに魅了され二つ返事で大会にエントリー。

しばらくプレイしていると続々と人が集まり始めた。早速対戦になった。
相手は八極拳の使い手「アキラ」を選択。
しかし・・・驚愕の階級・・・
段位4段。
しゅんちは現在5級である・・・。8段階も階級が上の人との対戦・・・。
動揺しているうちに試合が開始。
相手の動きが・・・まるで同じゲームとは思えないような動き・・・。
しゅんち5級ジャッキーは為す術もなくぼこぼこである。
ボディーに肘鉄を喰らいうずくまっているところへ蹴りやら突きやら・・・。
無惨とはまさにこのこと。
試合はあっという間にしゅんち大惨敗・・・。

・・・考えてみると競馬でたとえるなら地方競馬でも一位をとれない駄馬しゅんちがいきなりGIにエントリーしたようなものである・・・。
心細くなったしゅんちはこのゲーセンの近所に住んでいるTAKEを急遽呼び出す事にした。恐らく寝てるであろう・・・。
イタ電のごとく何度もかけるしゅんち。ようやく電話にTAKEが出た。さっき起きたばっかりの様子。

「おい!TAKE助けてくれぇ〜・・・」

情けない声をだすしゅんち。VF4大会に思わずエントリーしてしまった事を話す。

「バカだな〜・・・。でも俺が行ったって戦力にならんぜ?」

戦力など望んでない。

無理矢理TAKEを呼び出したがトーナメント組み合わせが決まり大会が開始されてしまう。
しゅんちはなんと第2試合。
あっさりと第1試合が終わりTAKEの到着を待たずしてしゅんちの出番である。
相手は・・・中国拳法の使い手中華おやじ「ラウ」しかも・・・段位は3段。
試合が開始され、案の定恐ろしく強いラウ・・・。
ラウに空中に吹っ飛ばされるしゅんちジャッキー。浮いた状態の所に北斗百裂拳並の超連打
しゅんちジャッキー哀れ・・・。完膚無きままに倒された。
いそいそと席を立つしゅんち。かっこ悪・・・

その時TAKEがようやくやってきた。

「おう!待たせたな〜!試合は?」

「・・・まさに即死だな。」

「ぶははは 恥ずかしい奴だなぁ〜」

せっかくTAKEが来たのでそのままゲーセンで遊ぶことにする。

まず・・・ドラムシュミレーターゲーム「ドラムマニア」をプレイ。
しゅんちは音ゲーは大好きでほとんどの音ゲーをよくプレイしたものだ
ドラムマニアもかなり好きで昔からプレイしている。
どうやら最新作の5thが出てるらしい。
曲目を見るとなんともセンスのいい曲目達・・・
バンプオブチキン「天体観測」、矢井田瞳「my sweet darling」。しゅんちが夢中になった曲達である。
もちろんその曲を選択。
しゅんちが演奏することによりその名曲も見事に台無し。

TAKEはゲームは好きなのだがアクションゲームが苦手でゲーセンはしゅんちほど好きではないのだが最近はまってるゲームがあるという。
そのゲームはガンシューティングで、センサーがついていて実際に体を動かし弾を避けるという斬新な物だ。
しゅんち、TAKEのプレイを見学。

新宿のバーに立てこもる拳銃を持ったテロリスト達を相手にTAKE巡査店内に突入。
テロリスト達と激しい銃撃戦が展開される。
TAKE巡査、早速民間人に発砲。
民間人を撃ってしまうと自分のライフが減ってしまいゲームオーバーに近づいてしまうのだがTAKE巡査、民間人に次々と誤射。
すばらしい命中率である。
もはや下手というより上手いというべきだろうか・・・。

その後、おもしろそうなゲームを発見。
そのゲームは「あしたのジョー」。有名なボクシング漫画を題材にした体感ゲームである。
例えるならモグラたたきがタテになったような感じでボクシングミットが飛び出てくるところを殴るといった内容。
さらにさっきのガンシューティング同様にセンサーがついていて相手のパンチを実際に体で避けるといったものだ。

ゲームが始まりジョーになりきるしゅんち。
パンチを避けつつうつべしうつべし!

・・・かなりきもちいい。
ちょうど上の部分にヘッドギアの形をしたミットもある。
そこへアッパー50連発。

「おらおらおらおらおらおらおらおら!」

見事にKO。
このゲームかなりおもしろい・・・。

試合はなんだかんだで第三試合にもつれこんだ。
対戦相手はあの有名な力石である。
さすがに力石かなり強い・・・。しゅんちジョーもパンチを喰らいついにダウン。
すると、筐体の下の部分が点滅。なんと、連打をしなくてはいけない感じ。
ちょうどリングをばんばん叩く感覚・・・まさにこれは・・・

「立て!!立つんだ!!ジョォォォォォォォ!!!!」

大笑いしながらた叩きまくるしゅんち。TAKEも大爆笑である。
しかし・・・ダウンされておもしろいゲームが今まであっただろうか・・・?

散々遊び尽くしたしゅんち達。大満足である。
ゲームセンター・・・まさに極楽の聖地である・・・。


act 27 子守のすすめ

実家に親戚の子供達が遊びにくるらしい。
しゅんちはうちの母に一緒に遊ぶよう頼まれていた。

しゅんちは基本的に子供好きで一緒に遊ぶことが多い。
子供達もしゅんちのことをどうやら仲間と思ってくれるらしくすぐになついてくれるようだ。

しゅんちには一つ上の兄がいるのだが、体型も顔もそっくりとよく言われる。
子供達は兄には一向になつかない。そっくりなのになぜだろう?
ある日、子供達に質問をしてみた。

「あっちのお兄ちゃんにはなんで遊びに行かないの?」

子供達「だってあの人は大人だもん。」さらに・・・

子供達「どうしておにいちゃんは子供のくせに大人みたいな体なの?

へ・・・?何を基準にしているのだろうか・・・
実はこの質問は全く別の子供にも言われたことがある。
他に「子供のくせにビール飲むなんて生意気だ。」「子供なのになんで会社に行くんだ?」とも言われたこともある。
よく芸能人が他の芸能人と間違えられサインを求められるという話を良く聞くが、一般人が芸能人と間違えられサインを求められるという話はあまり聞かない。おそらく芸能人のオーラが漂っているからであろう。人にはなにかしらオーラがあるようだ。つまり・・・
どうやらしゅんちの体からは子供のオーラがでているらしい・・・。

子供にも色々タイプがあって、ものすごく素直な子もいれば天の邪鬼な子もいる。
今回の親戚の子供の3兄弟の末っ子6才はかなりの天の邪鬼である。

夕飯時、献立はエビフライやらカツやらソーセージなど子供達の好きなメニューでいっぱいだった。
しゅんちは末っ子に特製ソーセージを食べるようにすすめる。

しゅんち「これうまいぜ!食べてごらん?」

末っ子「えーまずそうだな・・・いやだなあ・・・まあ食べてやるか・・・」
ぱくぱくと食べる。

末っ子「あ〜超まずい」
すかさず・・・

しゅんち「へ〜そんなにうまいって?」

末っ子「ち・・・ちがうよ!まずいっていったの!」

しゅんち「え?うまいっていったって?」

末っ子「耳悪いのかー!アホアホー!」

しゅんち「おいおい そんなに誉めるなよ〜照れるじゃねえか」
野球で例えるならボール球がストライクなのである。さらに一応大人のしゅんちにはどこにボールを投げるのかみえみえなのである。
ドカベンの岩木のようにボール球をボコスカとヒットを打つしゅんち。

末っ子「あ〜あ〜ご飯も食べたし 遊びたくないな〜〜」

しゅんち「そんなに遊んで欲しいって?」

末っ子「おまえとは遊びたくない!」

しゅんち「あっそう・・・じゃあ遊ばないとくか・・・」

末っ子「・・・・仕方がないから遊んでやる。」

かなりおもしろい。しゅんちは夕飯を終え席を立つ。ちょこちょこと末っ子がついてくる。
しゅんちを見上げる末っ子。
そこで一言・・・

「おまえ足短いな」

しゅんちデットボール
一瞬うろたえてしまったしゅんち。どちらともとれない微妙な発言・・・。
・・・この子とお風呂には一緒に入らないと心に誓うしゅんちだった・・・。

そして次の日お別れである。

しゅんち「じゃあ元気でな!」

末っ子「もう、おまえとは一生会いたくないからな」

しゅんち「はいはい じゃあ絶対また会おうな!」

末っ子「うん!」
最後だけ素直な末っ子。

しゅんちは末っ子の頭をくしゃくしゃとなで別れを告げた。


act 28 道案内

しゅんちは仕事の関係上見知らぬ土地へ結構行くことがある。
目的地の住所と電話番号は分かっているのだが正確な場所が分からないなんてことはしょっちゅうなのだ。

今日も仕事であまり馴染みのない土地へ仕事に来たしゅんち。
あるお客さんと高速IC出口にて待ち合わせをしていたのだが急遽これなくなったらしい。

待ち合わせた理由は荷物の引き取りという簡単な内容なので会社まで取りに来てくれないかという。
場所は電話で事務の方に聞いてくれとのことだ。

さっそくお客さんの会社に電話。
事務のおばさんが電話にでる。早速会社の場所を聞くことにした。まずは自分の現在地を伝える。

おばさん「ICにいるのね・・じゃあ・・・まず、市内に入って下さい。」

しゅんちにとってはすでに市内である。おそらく市街地の事を言っているらしい。
しかし・・・正直言って市街地への入り方すら自信がない。

おばさん「市内にはいったらまず左手にスーパーキラヤがあるからそこを左に曲がって坂を上がって、それから交差点を右に曲がって、駅が見えたら二つ目の信号を右に曲がって、左手に高校があるからその向かいの商店のとなりにペラペラペラペラペラ・・・・・」
マシンガンのような説明。すでに理解不能。

おばさんにとってみたら市街地の道など当たり前に知っているだろう?という感覚なのだろう・・・。
しゅんちは国道すら曖昧な状態だったので厳しい。
とりあえずスーパーキラヤ近くの高校を目指すことにした。

ぜんぜんみつからねぇ・・・。
仕方がないのでコンビニに入り店員のおばさんにスーパーキラヤの場所を聞くことにする。
コンビニおばさん「キラヤですね!えっとこの道の坂をまっすぐ上に行っていただいて、突き当たりを右に左折して下さい。」
右に左折!?どうやら右に右折といいたかったらしい・・・。
しかし、右に右折じゃぁ「腹痛が痛い」みたいなものでやっぱりちょっとおかしい。
日本語とは難しいものである。

とりあえず坂をあがってゆくことにする。
すると・・・Y字路・・・。どっちが上に行く道なのだろうか・・・。
コンビニのおばさんにとってみたら上というのは当たり前のごとく右か左なのだろう・・・。

仕方がないので若干広いかなと思われる方向へのぼることにする。
そして運良く突き当たりがあり右に左折することに・・・いや、右に右折することにした。

さんざん迷ったあげくようやく高校に到着。そこから電話をかけ細かい場所を聞きだすしゅんち。
ミッションコンプリートである。
道案内・・・教える方も教わる方も難しいことである。


act 29 DJラジオ体操

しゅんちの会社は毎朝ラジオ体操をする事になっている。
寒かろうが雪が降ろうがなにが起きてもラジオ体操をする。
体質の古い会社の特徴だろう・・・。何かを変えることは難しくなってるらしい。

今日はあいにくの雨。もちろん中止はなく、室内でやるというのだ。
机やらイスやらに手をぶつけながら窮屈にやる体操に意味があるのだろうか?と疑問を感じる毎日である。

最近、ラジオ体操の音楽のテープが壊れてしまい、近代的にCD−Rでラジオ体操の音楽を流すように変わった。
かなり使いこなした古いCDラジカセの再生ボタンを押す・・・

「ちゃんちゃらららら ちゃんちゃららららら〜♪腕を前から上げて背伸びの運動から〜」

聞き慣れた音楽に合わせ手を挙げるしゅんち。
「1..2..3.. ブツッ 7..8」
音飛び。みんなタイミングをずらされずっこける。
CDの音が飛ぶことは良くあるがラジオ体操の音楽で飛ぶとここまで困るとは・・・。
そしてさらに・・・

「腕を上下に上げ・・上げ あ あげ げげ 上げ 上げ・・・・」

なかなか腕を上げさせてくれない。
すばらしいDJプレイである。

ラジオ体操・・・CDでやるときはよくCDを拭いときましょう。


act 30 アルカリ生活  

最近ずっと気になってたことがある。
伝説の秘薬「梅幸」である。  ※act 21参照

あの日おじいちゃんに長々と説明を受けたわけなのだがその話が頭を離れなかった。
腹痛の特効薬。中性脂肪分解。発ガン性物質の排除。便秘、下痢。風邪予防と色々な効果があるらしい。
それにアルカリ食品は朝の寝起きをよくする作用があるという。
寝起きの悪いしゅんちにはかなり魅力的だったのだ。
まさにドラえもんが持ってそうなほどすごい薬・・・。

よくテレビやラジオでテレビショッピングで健康食品を売っているが大抵「ローヤルゼリー」やら全然馴染みのない物でいまいち信憑性に欠ける部分があった。
しかし、今回は「梅」なのである。
昔、おばあちゃんや学校の担任の先生がそれこそ口をすっぱくして梅は体にいいと言い張っていたことを思い出した。

2週間ほどず〜っと迷っていた。「・・・3600円だぞ。CDより高いんだぞ・・・。毎日俺が続けられると思うのか?」
頭の中はぐるぐるだ。
そして、散々なやんだ結果・・・腹が痛くなった時にあの時買っておけばよかったと絶対後悔するだろうから買うことに決めたのだった。

身をもって秘薬の効果を伝えていきたいと思う。


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