shunchiの極楽旅行記


第3日目

しゅんち「あれ・・・いつの間に寝ちゃったんだろう・・・?」

昨日と全く同じセリフで朝を迎えるしゅんち。違うところといえば


靴履きっぱなし。


どうやら、部屋に帰ってきてベットにダイブしたきり寝入ってしまったらしい。
寝そべり寝もここまで来ると免許皆伝といったところだろうか。

そして、昨日同様に記憶を辿りながら朝を迎えるのだった。

「トマムの朝」

今日は最終日である。
予定としては午前中いっぱいまで滑って帰る予定ということだ。
3人はトマム最後の朝食を食べるためレストランに向かうのだった。

朝食はバイキングになっていた。
今日は月曜日で平日ということもあり、一般客は少なくなんでも優雅に取り放題であった。
しゅんちはいつものように色んなものをちょこちょこと取ってきた。

しゅんち「むしゃむしゃ・・・フー 今日は最後の日だねぇ〜。」

父ちゃん「そうだなぁ〜。これ食ったらすぐ滑りにいくぞ。」

母「そうねぇ〜。」

しゅんち「ところでさぁ・・・朝食バイキングのバイキングってのは海賊ってことかな?」

そういうと箸を止め父が語りはじめた。

父「昔なぁ、海賊ってのは長い航海をするために大量の食料を船に積み込んだんだよな。」

しゅんち「ふむ。」

父「それでな、色んな食べ物を適当に取って食べたわけだ。」

しゅんち「あ〜〜!なるほど。それでか。」

父「だけどな、長い間積み込んでるから悪い菌も食べちゃうわけだ。」

しゅんち「ほう・・・。」




父「バイキン食う(バイキング)ってな。」



しゅんち「・・・・。」


母「・・・・。」


しゅんち「・・・・・。」


母「・・・・。」



父「ど、どうした・・・?」


しゅんち「い、今のかなり面白かったぞ・・・。」

母「う、うん。あなたにしてはかなりよかったわ・・・。」

父「そ、そうか?」

しゅんち「すごいじゃん父ちゃん。」

母「そうね!」

パチパチパチパチパチ

父「いやぁ〜。わはは」

パチパチパチパチパチ







拍手されるギャグもどうかと思うが。


AM 11:30〜

朝食を取った後、三人は1時間だけ最後のスキーを楽しんだ後、帰る事にした。
帰りは電車で空港に向かうのである。

三人は荷物を抱え電車で飲むためのビールを買い、乗り込む。

車窓から見える雪景色を眺めながら北海道の最後のひとときを楽しむ。
しゅんちは旅の思い出を振り返りながらおみやげに買ったお菓子をつまみに最後のサッポロクラシックを飲んでいた。

しゅんちが自分に買った少し父に食べられてしまったおみやげは「北海道のラーメン焼き」。
十勝産バターと男爵いもが入っているお菓子らしい。

しゅんち「ぼりぼりっ・・・おおっ・・・結構うまいな!」

ビールがすすむしゅんち。

しゅんち「バターとかじゃがいもは食べなかったからちょうどよかったな〜。」

北海道とは本当に食の宝庫である。
今回はどちらかというとスキーがメインだったので色々は食べられなかった気がしていた。
一回の旅行では食べきれないとしみじみ思うのだった。

北海道・・・また来るぞ!

お菓子を噛みしめながら心に誓うのであった。

その時、フトお菓子の入った袋を眺める・・・








製造元  三重県





北海道産ではなかった。


次回来るときは北海道産のおみやげを買おうとも誓うしゅんちであった・・・。


shunchiの北海道トマム旅行記   完

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