shunchi極楽日記


act 253「目覚ましのかけ方」

しゅんちは朝が弱い
低血圧だからなのか会社に行くのが嫌だからなのかなかなか起きれない。
そんな時の必需品といえば「目覚まし時計」である。

昔、しゅんちが高校生でまだ実家にいた頃は目覚ましの活躍はそれほどではなかった。
一応セッティングしては見るものの、結局無意識の内に消してしまうからである。
しかし、実家には凄まじい目覚まし人がいるので大丈夫だったのである。




母「しゅんちぃぃぃいいいいい!!起きなさい!!!」



しゅんちの部屋は2階だったのだが、何か用事があるときにすぐ呼べるように使い古した玄関用のチャイムを設置していたのである。
母はその怒号と共にそのチャイムを


連打。連打。連打。連打。連打。



ピンポッピンポッピンポッピンポッピンポッピンポッピンポ〜〜〜ン♪


かなり連打をするので普段の「ピンポ〜ン♪」という軽やかな音色は面影も無い
そんな凄まじさであるがそれでもしゅんちは


全然起きない。


ある日、従兄弟が泊まりに来たときの出来事である。
朝なかなか起きてこないしゅんちと従兄弟を見かねた母はいつものように怒号&連打を繰り出した。
しゅんちはいつものように聞き流していたが、従兄弟はその凄まじさにかなりビビッたらしく慌てて1階に駆け下り母に許しを請うた上に「責任持って僕が起こします」と説得したらしい。
そんな凄まじい目覚まし人であるがそれでもしゅんちはなかなか起きない人だったのである。

・・社会人になり1人暮らしがはじまると目覚まし時計の重要性がかなり高まった。
一番怖いのが今までのように無意識の内に消してしまうことである。
目覚ましが止まったままの状態はちょうどブレーキが効かなくなった車のようである。
どこまでも寝てしまう危険性がかなり高い。
なので補助ブレーキのように補助目覚ましをいくつかセッティングする必要があったのだ。

ここで、しゅんちの目覚まし時計を紹介しよう。


・ベルタイプ目覚まし時計


しゅんちの家の目覚ましはちゃんとしたタイプは2種類あり、一つはこのベルがけたたましくなるタイプである。
これはかなりベルの音がうるさく効果的に思える。
しかし、ベルがうるさいタイプというのは実は危険なのである。

あまりの勢いで鳴ると起きるどころかビックリして反射的に止めてしまうのである。
例えるならやかんが沸騰して鳴るあの音のように。
止めたあとは「あ〜うるさかった。」と安心してしまい再び寝てしまう可能性が高いのだ。

この手の目覚ましはできれば最終ブレーキぐらいにしておきたい。
この時間以降起きたらアウトという時間である。
音にビックリして目を開けると次に時刻にビックリして飛び起きるという寸法である。



・デジタル電波時計


この目覚ましは時刻には正確で最初の目覚ましとしては最適である。
音も割と穏やかで鳴り始めてからちょっとしてから気付く。
さらに止めても止めても5分後に鳴るというスヌーズ機能付きなので起きようと思っていた15分後前から鳴らしておくのが最適である。


・・この2台があれば十分に思えるが考えられる危険な要素が電池切れである。
ちゃんとセットしたつもりなのにと思って目覚ましを見るととんでもない時間で足踏みしていたりするのだ。
ここは保険という意味でももう1台ほどセットしておきたい。
目覚ましをもう1台買うというのももったいない。そこで利用されるのが・・・


・使い古した携帯電話。


機種変更をし、すっかり現役を退いた携帯電話の第二の人生である。
携帯電話のアラーム機能はかなり高機能で分刻みに何回も目覚ましを設定できるのだ。
セットの仕方としては一個目のスヌーズ機能付きの目覚ましのあとに交互になるように10分おきくらいにセットをする。
更に充電器を付けっぱなしにしとくので電池切れの心配もないのだ。

そして念には念を入れて最後の保険として・・・


・現役の携帯

セット時刻は「今出かけなくてはならない」時刻にセットするのである。
万が一このタイミングで起きれば、まだ会社ははじまってないので「道が混んだ」「具合が悪いので病院に行く」だとか適当な事を言ってその場を切り抜けられるである。

・・以上がしゅんちの目覚ましのかけ方である。
こんなに凝った目覚ましであるが



休日だけは目覚ましより早く起きるしゅんちであった。


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