shunchi極楽日記


act 254「知識」

会社の人たちとお昼ご飯を食べに行くことになった。

課長「みんな何食べたい?」

O「そうですねぇ〜・・・たまにはラーメンとか食べたいですかね。」

M「おお!そりゃいい案だ。しゅんち君は?」

しゅんち「ラーメン大賛成ですよ!」

しゅんちはかなりのラーメン好きである。

課長「どこがいいかなぁ〜。」

M「どこかねぇ〜・・・。」

しゅんち「大石屋なんてどうですか?」

O「おおっ!いいねぇいいねぇ〜。」

大石屋とはあっさりしょう油味のオーソドックスなラーメン屋である。
シンプルながら安定した味でかなりの人気店である。
こうして一行は車に乗り込み大石屋に向かうのだった。

しゅんちだけに限らず誰もがラーメン好きである。
車内ではラーメンの話で盛り上がるのだった。

O「ところで大石屋って本店ってどこなんだろうな?」

M「諏訪の方にも一軒あったよなぁ〜・・・。」

しゅんち「ああ、どうも岐阜から来たらしいですよ。多治見にあるらしいんですけどそこが本店らしいですよ。」

O「へぇ〜そうなんだ。」

課長「俺は大石屋好きだなぁ〜。一番好きかもしれないな!」

M「好きといえば私はあそこのラーメン屋好きですよ。えーっと、なんて言ったっけな・・・」

しゅんち「ひょっとして・・・煮干ラーメンのところ?」

M「あー!そうそう!えーっと名前は・・・」

しゅんち「それって「凌駕」ですね。」

M「それそれ!」

しゅんち「あそこは煮干ラーメンもいいんですが、つけ麺もいいですね〜。うまいっすよ。」

M「へ〜そうなんだ。」

課長「・・ラーメン屋といえばそこの角にも変なラーメン屋「ラーメンQ」ってのがあったよな。」

O「昔からあるよねぇ〜。行ったことないけど・・・?」

しゅんち「ああ、その店は駅前の評判店の姉妹店なんですよ。駅前にはないメニューもいっぱいありますね。」

課長「・・へ〜そうなんだ。」

そんなことを話しているうちに大石屋に到着。
しかし、かなり行列ができていてすぐには入れそうになかった。

課長「あちゃーだめだこりゃ。他行くか?」

M「そうっすねぇ・・・他にどこありますかね?」

O「あそこどうですかね?「直(NAO)」とかっていうラーメン屋は?」

しゅんち「あそこは昼時は全然ダメですよ。行くなら12時前じゃないと。」

O「ああそうか・・・。」

しゅんち「ここからなら、「いわい」「とりでんU」ぐらいかな〜。」

M「・・「いわい」ってどんな店?」

しゅんち「とんこつしょう油ですね。」

課長「そこにしよう!」

・・・というわけで一行は「いわい」に向かうのだった。

O「ところで「いわい」ってのはチェーン店なのかなぁ?」

しゅんち「ああ・・・「いわい」は家系ですね。横浜の「六角家」で修行したとかですよ。」

O「ほぉー。」

課長「・・・・。」

M「あのさぁ味噌ラーメンのうまい店って知らない?」

しゅんち「ああ、国道沿いのマックスバリューの向かいの「一樹」が結構うまいっすよ。」

M「ああ〜そういえばあるね。」

課長「・・・・。」

しゅんち「その店は白味噌ラーメンと赤味噌ラーメンとか色々味噌の種類もあって珍しいんですよね〜。」

課長「・・・。」

しゅんち「味噌といえばチェーン店なんですけど「くるまやラーメン」もうまいんですけど、店によって結構味が違って・・・」

課長「・・・しゅんち君。」

しゅんち「・・あ・・・え?はい?」




課長「なぜその能力を仕事に生かさないんだ。」




知識をひけらかすのもほどほどに。


O「この間さ、京都出張行ったんだけど、駅ビルの10階に「ラーメン小路」っていうのがあってさ。」

しゅんち「へぇ〜なんですか?」

O「全国の人気ラーメン屋が集まってるんだよね。」

しゅんち「へー!いいなぁ〜。」

O「しゅんち君も京都出張に行ったら寄ってみたらいいよ。」

しゅんち「はい!是非寄ってみます!」

O「あははは」

しゅんち「あははは」




・・・





知らないフリをしてみた。




本当は2回ほど行ったことがあるしゅんちであった。


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