shunchi極楽日記


act 276「忘れ物日記」

しゅんちは忘れ物が多い。
今に始まったことではなく昔からである。
小学校の時も忘れ物常習犯であった。

忘れ物をした罰としてよく作文を書かされていた。
最初は反省文だったのだがあまりにも量が多いのでそのうち反省することも無くなってしまった。
そしていつしか反省文ではなく物語でも笑い話でもなんでもよくなったのだった。
そしてついた題名が




「忘れ物日記」



実はこれが極楽日記の原点である。
このHPは忘れ物によって支えられています。

当時の内容はほとんど憶えてはいないが、一つだけ憶えているので紹介しよう。
小学校3年生頃の作品である。


「忘れじいさん」


むかーしむかし あるところに物忘れの激しいじいさんがおったそうな。
そのじいさんはとても忘れ物が多く、近所からは「忘れじいさん」と呼ばれていたそうな。

忘れじいさんは狩りに行くための猟銃を買いに町へ出かけた時のことじゃった。
町へ着き、お店へ到着するなり店員にこう言った。

忘じい「ごめんください。」

店員「いらっしゃい!何にしやしょう?」

忘じい「えーっとじゃな・・・」

店員「なんでしょ?」


忘じい「なんじゃったかな?」


買う物を忘れてしまった忘れじいさん。

忘じい「思い出したらまた買いにくるわい。」

そういって何も買わずに店をでる忘れじいさん。

ところが・・・


忘じい「さて・・・どうやって町に来たんじゃったかな?」


来た道を忘れ・・・


忘じい「ところで、どこじゃここは?」


この場所も忘れ・・・


忘じい「わしは誰じゃ?」


自分の事すら忘れてしまったとさ。


おしまい




かなりヘビーだな。



子供は残酷とはよく言うが、結構深刻なお話である。
当時は自分が忘れ物をしたことを棚に上げて面白いと思って無邪気に書いたのだった。
とまあ、このような作文を散々書かされた割に全く反省もせず、大人になった今もこうやって作文ばかり書いてるのだが・・・。

忘れ物をしないコツの一つに数字で憶えておくという手法がある。
忘れてはいけない物を個数で憶えておくのである。

普段しゅんちの場合は3つ。


携帯


財布


時計


出かける前に指折りで確認するのである。
こうしておくと結構忘れにくい。

しかし、その数が増えてくると・・・



えっと・・・持ってく物が4つだったよな・・・



書類・・・



ハンコ・・・



免許書・・・


・・・


・・・


あと1つなんだっけ??


んんんん〜〜〜・・・



ぬおおおおお〜〜〜!!?



なんだっけ??



ぐおおおお〜〜〜!!



ぬなななぁああああ〜〜〜!!


がぁあああ〜〜〜〜!!!




忘れた。



忘れっぽい方は紙に書いて置くことをおすすめします・・・。



しゅんちは面倒くさがりなので無理ですが。
(これが一番の原因かも・・・。)



まだまだ作文を書き続けなくてはならないしゅんちであった。


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