shunchi極楽日記


act 278「妙に悔しいカゴ」

スーパーやコンビニに行くと入り口に必ずカゴが置いてある。
しゅんちは買う物が少ないと判っていればカゴは取らずに入店する。

弁当を買う為にコンビニに行った時のことである。
買うのは弁当だけなので一瞬迷ったがカゴは取らずに入店した。


が、


あ!新しいデザートうまそう!


あぁ・・・やっぱり栄養バランス的にサラダも買っとくか。


うわぁ!じゃがりこの新作じゃん!これも欲しい!


限定キーホルダー付き・・・?



もう持ちきれない。


そして、いそいそとカゴを取りに戻るしゅんちであった。
必要ないと思ってた物がやっぱり必要になったときは妙に悔しいものである。

・・ある日、家の電球が切れたので、近所のホームセンター向かった。
電球を買いに来ただけなのだが前回の教訓を生かし、とカゴを手に取り店内へ。

文房具コーナーから周り、危うく無用の長物でなるであろう書類引き出しケース買いそうになるが何とか回避。
各種ボールペンにも手が伸びるがグッとこらえて通過。

そして徐々に電気コーナーに向かう。
電動歯ブラシや新型電池オキシライドにクラクラきながらもかろうじて耐える。

そして目的の電球売り場に到着。
60Wの電球1個をカゴに入れる。

そしてレジへの帰り道。
新しいシャンプーやボディーソープに目移りしながらレジに向かう。
そこもクリアしレジ待ちの列に並ぶ。

レジが最後にして最大の難関である。
レジ脇には魅力的なガムやキャンディーが手招きしているのである。


うわぁ・・・昔好きだったガムまだあるんだ・・・。


いやいやいや、まだこないだ買ったガムが残ってるじゃないか・・・。


どうせ、買ったってそんなに食べないんだし・・・。


自分を説得している内に順番が回ってきた。


店員「いらっしゃいませ〜。」

カゴを手に取る店員。

店員「110円が1点・・・以上ですね。」





カゴ要らねえじゃん。




必要だと思ってた物が必要なかったときも妙に悔しいものである。


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