最近、うすうす感じているのだがどうも太ってきている。
加速的に。
脂肪よりも筋肉の方が重いとよく聞く。 ちょうどジムに行き始めた頃からなので、体重が増えてきても「筋肉が付いてきたから」と心のどこかで言い訳をしていた。 しかし、どうも確実に太ってきている。
加速的に。(2回目)
しゅんちの体型は痩せ型である。 それゆえに久しぶりの人に会うと「太ったね」とほぼ確実に言われてしまう。 そりゃまあ、昔のガリガリだった頃に比べれば少しは太るわなぁと心のどこかで言い訳する。
しかし、先日の健康診断で先生に言われた言葉・・
先生「しゅんちさんは・・・おや、体重がかなり増えてますね。」
昨年に比べると3kg増である。
先生「んーこのままいくと・・・肥満ですよ。」
肥満宣告来ました。
別に以前に比べ食べる量が増えたわけではない。 酒を飲む量だって前より減ったはずだ。 間食だってそれほどしてはいない。 太る要素なんて・・・
・・・
いやいやいや・・・まさか・・・
・・・
・・・
中年太りか・・・?
しゅんち父は今でこそくまのプーさんみたいな体型をしてるが、その昔それはそれはスラッとした青年だったらしい。 それが、30歳を過ぎた頃からみるみる太ったという。 そんなしゅんちも気が付けば30歳目前である。 もしや、しゅんちの身にも・・・
そんなことを考え、体重計のありえない数字を見つめながら考えるしゅんち。 これは根拠の無い言い訳をしている場合ではない。
本格的にダイエット始めるしかない!!
いつに無く真剣な思いで決心するしゅんちであった。
・・以前も、何度か独自のダイエットを試みた事はある。 しかし、どれも全て思いつきなので効果があったかどうかは定かではない。 今回はより様々な情報を集め、より科学的な医学的な理論的な方法で挑む事にした。
そして今回しゅんちの採用した方法はこれ。
「炭水化物カットダイエット」
炭水化物は肉なんかよりもよっぽどカロリーが高いらしい。 更に、一旦体に摂取された炭水化物は体の中で糖に変換し、吸収されるため減量の妨げとなってしまうらしいとFMラジオのテレフォンショッピングで言っていた。 ということは炭水化物を全面カットし、カロリーを控えるという作戦である。
・・早速次の日から開始した。
いきなり3食実施するのも大変なので、一番食べても良いと聞く朝だけは炭水化物OKにした。 とはいえパン1枚である。 まあ、朝食を抜くなんて事はしょっちゅうだったので、こんなのは慣れっこである。
が、しかし10時頃・・・
ぐぅ〜〜〜きゅるるる〜〜〜
なぜだ?
別に朝食を抜く事だってしょっちゅうじゃないか。 今日に限ってどうしてこんなに腹が減る? 今日からダイエットという事を胃袋が聞いて、いつもよりテンパっているのだろうか?
・・そんな不自然な空腹感のまま昼を迎える。
昼は肉と野菜だけである。
コンビニに駆け込みしゅんちの要望にマッチした「から揚げサラダ」を購入。 ドレッシングは低カロリーの青じそドレッシングである。 サラダは大好きなので苦にはならないと美味しくいただくのだった。
・・そして、3時過ぎ
ぐぅ〜〜〜きゅるるる〜〜〜
おかしい・・・。
どう考えてもいつもより腹が減る。 朝昼と抜く事だってあるのに、なぜにこんなにつらいの・・・?
・・そうこうしているうちに時刻は5時。
手が震え始めた。
たった朝と昼をちょこっと変えただけなのになんという情けない展開・・・。 そして、緊急的に事務机の引き出しに入っていたいつかのお菓子をかじり一時しのぎしてしまうのだった。
あ、やべこれって間食じゃん。
本当にこんなんでダイエットなど続けられるのだろうか・・・?
と、思いながらも日々は流れ・・・
なんと10日間達成。
なんとか炭水化物カットダイエットを続けたしゅんち。 最初の1日目がつらかったが、その次の日はなんとかなったのだった。 ただ、慢性空腹の状態はかなり苦しかった。
そして運命の計量・・・
2kg減。
なかなかの結果に大満足である。
それにしてもダイエットとは本当苦しいものである。 食後であっても常に、慢性的に空腹というのは精神的にもなかなか厳しかった。 この苦しみによってやせれると思ってなんとかがんばれたものだ。 しかしまあ、今後も続けられるかと聞かれると
無理。
テレビショッピングなどで「楽に痩せられる」グッズがバカ売れするのは大納得である。 ダイエットの大変さを痛いほどに味わったしゅんちであった・・・。
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