shunchi極楽日記



act 304
「新年の挨拶」

新年は挨拶が大変である。
今年初めて会った人には

「あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。」

これを言わなきゃいけないのが社会の暗黙のルール。
もし言わないならばおじさん連中に礼儀知らずの常識知らずと思われてしまうのだ。

更に言うと、この挨拶自体馴れていない上にこの正月休みボケでこの長いセリフを言う事が、まさに新春かくし芸大会並みに難しいことである。

電話でも一緒である。
今年初めて話す相手には同じように挨拶をしなくてはならない。
しかし、電話の場合更に難しいのである。

プルルル・・・



しゅ「はい!○○社です!」


お客「あっ しゅんちさん?」


しゅ「ん?あ!△△さんですか?」


ここで一瞬にして今年初めて話したかどうかを判別するのである。
どうやらこの人とは今年初めてっぽい。


しゅ「あ、あけまして・・・」
お客「ちょうどよかった。例の・・ああっ・・・」




しゅ「・・こと、今年も・・・」
お客「あけまして・・・」




しゅ「あ、あけまして・・・ございます。」
お客「おめでとうござい・・・ます。」




しゅ「こと・・・今年も・・・」
お客「ほ・・・本年も・・・」




しゅ「・・・。」
お客「・・・・。」




しゅ「ほ・・・。」
お客「こ・・・。」




しゅ「・・・・。」
お客「・・・・。」




客「・・よ、よろしくお願いします。」
しゅんち「よ、よ、・・・・・します。」






なんじゃこりゃ。



お客もこちらもグダグダである。

果たしてここまでして言う価値あるのか・・?
正月の最初の挨拶はもっと短縮してわかりやすくならないものだろうか?


プルルル・・・


しゅ「はい!○○社です。」

お客「あっ しゅんちさん?」


しゅ「あけおめぇええっ!!」

お客「ことよろぉお!!」」




しゅ「・・で、どうされました?」

お客「いや、実は例の件なんですが・・・」


素晴らしい!
シンプル且つビューティフル!
年賀状も新年のあいさつ回りも省略されている昨今である。
20年後くらいになればこうなるかもしれないなー!






ならないな絶対。

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