shunchi極楽日記


act 342「マニュアル店員」

映画などでよくみる外国の店員はかなりぶっきらぼうである。
まるで「盗むんじゃないだろうね?」と疑いの眼差しでお客をジロジロみて、投げやりにレジを打つ。
そして投げ入れるようにしてカゴに商品を入れると、奪い取るようにしてお金を受け取る。
しかし、これが日本だったらその店員は即クビだろう。
「サービス大国日本」と呼ばれるように、店員が礼儀正しいのは日本独特の文化なのだろう。

その礼儀正しさを全国一律のサービスをする為の物が「マニュアル」である。
日本のサービス業にはマニュアルが必ずあると思われる。
どんなおばちゃんでも学生でも一定のサービス(接客)を提供するというのが日本のスタイルである。

しかし、その弊害として最近の若者はそのマニュアルに馴れ過ぎたのか、アドリブが利かないとよく聞く。
あまりにもマニュアル通りだと少し違和感を感じてしまう時がある。
そんなときは心の中で「マニュアルーっ!」と叫びたくなってしまう。
そんなしゅんちの体験した叫びたくなる名シーンをいくつか紹介しよう。



シーン1「クイック店員」

ある日のお昼。
ほか弁でから揚げ弁当フェアをやっていたので迷わずお昼は決定した。
しゅんちは車を駐車場に停め、店内へと。
まだお昼前の空いている時間だった。ラッキーである。

店員「いらっしゃいませ〜。」

しゅ「えーっと・・・から揚げ弁当一つ。」

店員「かしこまりました。少々お待ち下さい。大変お待たせしました。」



早っ!



全然待っていないのに「大変お待たせしました。」である。
から揚げを既に相当揚げてあったのだろう。吉野家バリの早業である。

しかし、マニュアルにはお客様に商品を渡す時は「大変お待たせしました」というマニュアルなのだろう。
まあ、こちらとしては早かったわけだし、店員も丁寧なので悪い気はしない。
でもとりあえず「マニュアルぅーっ!」と叫びたいワンシーンである。



シーン2「フェイント店員」

いつも混みあうお昼時・・・
午前中の仕事を終え、ファミレスに飛び込んだしゅんち。
お昼過ぎに約束があるので昼食は早めに済ませたいところだが・・・。

店員「いらっしゃいませ〜!お1人様ですか?」

しゅ「あ、はい。」

店員「禁煙席と喫煙席どちらがご希望でしょうか?」

しゅ「じゃあ、禁煙席で。」


店員「禁煙席は只今満席です。」


しゅ「じゃ・・・じゃあ、喫煙席で。」

店員「かしこまりました!ご案内します〜!」




なぜ聞いた?



喫煙席しか空いてないと言えばええのでは・・・?



シーン3「まどろっこし店員」


仕方なく喫煙席に座るしゅんち。
注文を取りに来たのは先ほどの店員。
なんとなく怪しい雲行き・・・

店員「お待たせしました〜。ご注文をどうぞ。」

しゅ「えーっと・・・日替わりランチを1つ。」

店員「お1つですね。」

しゅ「え、ええ。はい。」

店員「かしこまりました。ではご注文を繰り返させていただきます。

しゅ「・・・。」

店員「日替わりランチが」


しゅ「・・・。」


店員「1つ。」


しゅ「・・・。」


店員「以上でよろしいでしょうか?」


しゅ「え、ええ。」



マ・・


マ・・



マニュアルぅーーーっ!



街でこんな店員を見かけたら心の中で叫びましょう・・・。


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