shunchiの極楽旅行記


7月某日 会社の創立50周年記念ということで3泊5日のハワイ旅行が決定した。

ハワイ・・・名前は良く聞くがはっきりいって想像も付かない場所である。
果たしてしゅんちも楽しむことができるのだろうか・・・初めはこんな気持ちだった。


第1日目

日本時間 PM2:00〜 ハワイ時間 PM7:00

午前中に会社の仕事を終わらせ、荷物を揃え、名古屋空港行きのバスに乗り込む。
会社全体で1班と2班に分け一日ずらしているのだがしゅんちは後発隊の2班なのである。

名古屋行きのバスは、後ろ座席がシャンデリア付きのソファーテーブルになっていた。
早速、そのテーブルを囲み、酒呑みの連中が集まり宴会が始められた。

しゅんちも旅行のうきうきからか気分が良かったのでビールをぐびぐび呑んだ。
真っ昼間から公然とビールを呑むというのは非常に気分がいいものだ。

1缶・・・・2缶・・・・

勢いにまかせ呑む呑む呑む・・・
そしてバスは高速道路を1時間ほど走り、一回目のトイレ休憩ということでPAに入る。
ここまではまるっきり国内旅行の雰囲気である。

・・・それぞれに用を済ませたあとバスは再び出発。

その後もしゅんちはペースを落とさずビールを呑む呑む呑む・・・
・・・3缶・・・4缶・・・・そして5缶目・・・。
調子に乗りすぎである。大騒ぎのしゅんち。

しかし・・・そこでしゅんちにピンチが訪れた!
バスガイドさんにそっと駆け寄るしゅんち・・・。

「あの・・・次のトイレ休憩どこですか・・・?」

しゅんち尿意。

運転手さんとバスガイドさんに緊急事態宣言をするしゅんち。
そして何とか説得に成功し、バスは予定よりも一つ前のPAに入る。
トイレ休憩を早めたしゅんち。

PAに到着するとあまり上下に振動しないようにトイレに小走りで向かうしゅんち。
そして用を足す。まずは一安心。

しゅんちがバスに戻るとバスは再出発。

30分後・・・・

バスが出発し30分もたたない内にまたまた尿意!

しゅんちはさっきよりもさらにこっそりとバスガイドさん駆け寄る。
恥を忍んでバスガイドさんに再び交渉・・・。
「あの・・・・・・・すみません・・・また緊急事態なんですが・・・」

「え・・・・ま、またですか?というか・・・・もうPAはこの先ないですよ・・・。」

ガビョーーン

酔った赤ら顔がみるみる青ざめるしゅんち。

運転手に相談を持ちかけるバスガイド。

運転手「そうねぇ・・・あと20分くらいでICだからそこまでがまんしてもらうしかないねぇ。」

20分・・・!
果たしてどのくらいの時間だろうか・・・カップラーメンが3分・・・カップラーメンを7杯食べれば21分・・・
そんなに食べたことがないからわからない。
しゅんちはすでに一触即発・・・
まさに・・・割れそうになってる水風船のようである。

しゅんちはとりあえず体勢を不自然に斜めに安定させた。
さっきまで大はしゃぎだったしゅんち急におとなしく黙り込む・・・。
すると会社の先輩がしゅんちの尿意に気付き一言・・・

「お〜い おまえ自分の呑んだビールの缶にしちまえよ〜あははは」

マジでそうしたい。

バスの中で空き缶におしっこをしたらもう一生ものである。

・・・だけど、お漏らしした方がもっとやばいし・・・

・・・うまく飲み口にねらえるかな・・・

缶の容量以上出ちゃったらどうしよう・・・

アホな思考をめぐらすしゅんち。我ながらかなり情けない・・・。

永遠と思われる20分・・・。アホな考えのおかげでなんとか尿意が紛れようやくICに到着。助かったのだ・・・!
(処理後の)ビールを缶に戻さなくてすんだのだ!

教訓 バス旅行ではビール厳禁。



日本時間 PM 5:00〜 ハワイ時間 PM 10:00

名古屋空港に到着。
フライトまで手続きや荷物の搬入などで2時間くらい空港に滞在することになる。
しゅんちは飛行機はあまり慣れてなくドキドキしてしまう。
正直・・・墜落が怖いのである。
しかしここで顔色をうかがわれちゃいけないと平静を装うしゅんち。

フライトまでの空き時間、空港の中を散歩することにする。
空港には本屋さんやファーストフード店などがあり、一通り回ることにした。

こうして時間を潰し、ようやく出国の準備が整ったようだ。
パスポートを見せ税関を通過、飛行機に乗り込むしゅんち。

スチュワーデスが挨拶をしながらチケットの番号の場所を案内してくれた。
どうやらスチュワーデスはみんな日系外国人。さすが国際チック。
しゅんちは団体のエコノミー席なので狭い座席に案内される。
その後、シートベルトの説明や救命胴衣の使用法の説明を受ける。

そして、ついに離陸の準備。

・・・しばらく滑走路を巡回したあと飛行機は一旦停止。離陸の為のエネルギー充填である。
しばらくの沈黙・・・・
・・・ドキドキドキ

グゴゴゴゴゴゴ

メインエンジン点火!揺れる機内。
急にどこかで赤ちゃんの泣き声が・・・いっそう恐怖心を駆り立てる。

グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

「・・・アムロ行きますっ ぼそ・・・」

くだらない事を心でつぶやき恐怖心をごまかすしゅんち・・・。
そして飛行機は離陸体勢に入った!
スピードを上げ滑走路を疾走する飛行機。徐々に重力が体にかかってくる!
そして機体は斜め傾いてきた!

グゴォォォォォ・・・・フイーーーン・・・・


・・・・浮いた。
体に浮遊感が伝わる。

飛んだ!飛んだよ!

そのまま飛行機は斜めにどんどん上昇し、雲の上に出たようだ。
そこで水平飛行に入る。機内に水平が戻った。
ここまでくれば一安心。

機内の緊張感はほぐれ、シートベルトをしていたスチュワーデスもささっと席を立ちなにやら準備しはじめる。
早速ドリンクサービスをしてくれるようだ。無料でなんでも飲み放題である
ドリンクメニューを見ながらしゅんちはまずビールを頼むことにした。メニューは見るまでもなかった。
ビールが届くと緊張で喉が乾いたのか一気に呑むのだった。

そして次にワインを頼むしゅんち。席こそ狭いがまるで王様気分である。にこやかに飲み物を運ぶスチュワーデス。
スチュワーデスはこうやって人の恐怖心を紛らわせてくれるのだなと納得するのだった。

そして、しばらくお酒を楽しんでいると、機内食が配られ始めた。
メニューはグラタンとサラダ。機内食を食べることも夢だったしゅんち。感激である。
しかし全ての料理がパック詰めされ、あまりこぼれないように盛ってある為まるで宇宙食のようなイメージだった。
心なしか味気ない。
しかし、なかなかおいしかった。

食事も終わりしばらくお酒を呑んでいると機内の電気も消される。どうやら就寝時間の様子。
しゅんちもほろ酔いのおかげですんなりと眠りに落ちていった・・・。


日本時間 PM 11:00〜 ハワイ時間 AM 4:00〜

・・・腰が痛い!あまりの寝心地の悪さに目をさましたしゅんち。
席が狭い上にリクライニングもあまり出来なくなかなか寝れない。さらに日本時間PM8:00からそんなに寝れるわけがない。
仕方がないので持ってきたCDプレイヤーで音楽を聴いて暇をつぶすことに・・・。

・・・しばらく聴いていたが本当に腰が痛く、とてもじっとしてられない。そして、しゅんちは機内をうろうろしてみることにしたのだった。

機内はビジネスクラス、ファーストクラス、エコノミークラスとグレードが分かれていてそれぞれサービス、シートが全然違うのだ。
ファーストクラスはDVDの貸し出し、極上のワインなどのサービスがあり、ビジネスクラスは携帯テレビ、ゲームボーイの貸し出しなどが特典らしい。
そして・・・我がエコノミークラスの特典は・・・「歯ブラシ」
えらい違いである。
どうやらその特典の歯ブラシはトイレに備え付けてあるようだ・・・。
こうなったら磨き倒してやると勇んでトイレに向かうことにしたしゅんち。
トイレに入りさっそく歯ブラシを手に取りブラッシング。

ごしごしごしごしごしごしごしごしごしごし・・・・

だいぶ気が済んだ。

歯を磨いているとふとあるものに気づいたしゅんち。
機内は全館厳しく禁煙のはずで、説明では喫煙が発見された場合は厳重注意の上に、飛行機は日本に戻るとまで脅されていた。
しかし、禁煙の看板の下に灰皿がある・・・。
説得力のない禁煙だ。・・・・と、
深夜にトイレで不気味に笑うしゅんちであった・・・。


そして・・・ようやく夜が明ける。もうすぐ到着。窓から眺める景色はうっすらと明るさが見えてきた。

すると機内の照明が付けられた。
早速、朝食のアップルパイが配られる。
アップルパイをかじりながら外の景色に釘付けなしゅんち。

しばらく外を眺めるとようやくハワイ島がみえてきた!さっそく写真に収めてみる。

「飛行機から島を撮影」

本当に来てしまった・・・。ハワイである。あこがれのハワイ!ついに到着である。


ハワイ時間 AM7:00〜

ホノルル空港到着。
ハワイと日本の時差は19時間あり19時間昨日に戻るわけなのだ。
ちょっとややこしいので日本時間より+5時間と考えてもらえばよい。ようするに日本時間で今、夜中の2:00なのに朝なのだ。
・・・バカボンの歌並に意味のわからない説明だがなんとか理解してほしい。
夜中に朝がやってきたようなものなのだ。体内時計はぐるぐるだ。

飛行機を降り、またまた税関。かなりの人だかり。
長い行列を抜けようやくハワイ空港の出口に!

まぶしい・・・日差しが目にしみる・・・。柔らかな日差しに包まれるしゅんち・・・。
目の前に広がる景色はヤシの木と綺麗な白のリムジン・・・
吹き込む風はココナッツの甘い香りと南国の花の香り・・・。
・・・なんと爽やかなのだろう。気温は高いはずなのに全然暑さを感じない。湿度が低いせいだという。

これがハワイ・・・感動。

一行はホテルの送迎バスに乗り市内観光をすることになる。

「バスの車窓から撮影」

市内を走るバス。
ハワイとは本当にヤシの木が生えまくっているのである。道の脇にボンボンと立っている。日本でいうと杉の木のようなものだろう。
ヤシ花粉ってのもあるのかな・・・?

バスは市内を抜け観光地に向かう。
ハワイというと・・・しゅんちのイメージでは砂浜とヤシの木と空港とココイチしかないイメージだったのだが、全然違った。
バスの車窓から見える街の景色は高層ビルが建ち並んでいて、ビジネスマンも市内をうろうろしてる。かなりの近代都市であった。
外の景色を食い入るように眺めるしゅんち。なにもかもが新鮮に思えたのだった、

市内を走る車が日本車が多い。なんとなくうれしくなってしまう。さすが車輸出大国日本。万歳ニッポン!

「市内を撮影。観光客だけではないのだ」

そして・・・ちょっとした観光地を回った後、バスは免税店デパートに到着。
デパートの名前は「DFSギャラリア」。ブランド品が安いと聞く。

デパートに到着すると目の前には最上階直行のエスカレーターがある。そのエスカレーターに乗り最上階へ直行。
普通なら、店内の真ん中当たりにエスカレーターがあるものだが、このデパートは入り口がいきなりエスカレーターなのである。
なにか違和感を感じるのだった。
最上階につくとフロアには様々なブランドメーカーの店舗が並んでいる。イメージ的にはまさに日本の高級百貨店という感じ。
違うといえば値札がドルというくらいか。税金が多少免除されるということで安いとのこと。
・・・・が、ブランド品など普段買わないので安いのか高いのかさっぱりわからない。
しかし、しゅんちは時計が欲しかったのでとりあえず時計屋さんを回ってみることに。
なんだか高そうなイメージの貴金属店に到着。
値札をのぞき込むしゅんち。

「オメガ・・・500ドル・・・」

頭の電卓を叩くしゅんち。

120円X500ドル=60,000円 チーン

どうやら・・・このデパートはしゅんちには縁がないらしい・・・。

ふと店内を見渡すと、高級ブランド店ばっかり。さらにお客はみんな日本人・・・。これはおかしい・・・。
もしやここは・・・金持ちの日本人をカモにしているデパートなのでは・・・。フトそんな疑惑が頭をよぎった。

めぼしい物がなさそうなので店内を軽く見てまわり集合場所に戻ることにした。

しかし・・・出口が見あたらない。

罠?

普通デパートといえばわかりやすい所に上り下りのエスカレーターか、エレベーター、階段があるはずなのだが全然見あたらない。
店内をうろうろうろうろするしゅんち。
そしてようやくエレベーターを発見。早速乗り込もうとするが・・・

「コチラハ イケマセーン!」

太っていてメガネをかけた黒人女警備員にカタコトの日本語で怒られてしまうしゅんち。
どうやら、このエレベーターは従業員専用だったらしい。一般人立入禁止。

・・・そして不安な気持ちで散々うろうろしたあとついに洋服屋の奥の目立たぬ所で下りエスカレーターを発見する。
ようやく下の階にいける・・・。

だが・・・またまた下りエスカレーターが見あたらない!

また罠?

しゅんちはすでに汗まみれである。

この時しゅんちはようやくあることに気付いたのだった。
どうやらこのデパートは全ての店舗をぐるっと回らないと下の階に行けない構造になっているらしい・・・。
あちこちが進入禁止で店舗もきちっと仕切ってあるのだ。つまり・・・
全ての店舗・・・商品を見ないと帰れないのだ・・・・。

ようやくその事に気付き、なにか身の危険を感じたしゅんちは集合場所へと急いで戻ることにした。

こうしてなんとか集合場所に到着。
一安心したしゅんちは集合時間が来るまでベンチに座り皆を待つことにした。

・・・・・・・・・・しばらく経過

そして集合時間がきたが誰もやってこない。
もしや・・・みんな罠にはまった?

集合時間が過ぎ、しばらくしてようやくパラパラと人が集まってきた。

・・・来る人来る人の第一声は皆、口を揃えてこうである。

「いや〜迷った迷ったぁ」


人がかなり集まり、時間もかなり過ぎたのだがあと2人、S課長の夫婦が来ない。
迷っているのだろうか・・・?大丈夫かな・・・?

「俺 ちょっと探してきます!」

しゅんちはさっそうと皆に伝える。
建物の構造を理解し、DFSギャラリアを極めたつもりのしゅんち。
自信を持って捜索をかってでることにしたのだった。

しゅんちは自信満々に登り専用エスカレーターで一気に一番上へ。
課長夫婦を探しつつ店内をぐるっとまわって・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・あれ?

・・・・・・・・・・・・どっちだったっけ?

ミイラ取りがミイラになった瞬間である。

焦ったしゅんちは「やばい!やばい!」と口走りながら店内を全力疾走。
通路は入り組んでいてちょっと進路を変えるとすぐにわからなくなるのだった。

そして散々迷った挙げ句、ようやく集合場所に戻れた・・・。かなり汗まみれ。
案の定・・・S課長夫婦はすでに到着していたようだ・・・・。

S課長「おっ 悪かったねえわざわざ探しにいってもらっちゃって・・・」

しゅんち「いえいえ・・・このデパートなら迷って当然ですよ・・・いや・・・戻ってこれてよかったですね・・・あは・・・あは・・・」

うまくごまかせたようだ・・・。
ようやくバスに乗り込こむしゅんち。バスはしゅんち待ちの状態だった。

社長奥さん「あら〜 大変だったわね〜ご苦労様」

みんなしゅんちが実はまた迷ったともつゆ知らず課長捜索をかってでたしゅんちに暖かい言葉をくれる。

しゅんち「・・・・・いや〜 たいしたことないっすよ・・・あは・・・あは・・・」

走った時の汗と冷や汗をひた隠し座席に座ろうとするしゅんち。

そこへ支店長がしゅんちに向かって一言・・・

支店長「おい まさか 探しに行ってまた迷っちゃったてことはないよなあ? あはは」

しゅんち「・・・・・・・・ま、まさかぁ

汗を拭く手が一瞬止まる。
支店長は鋭いお方です・・・・。
恐ろしい場所DFSギャラリア・・・。ハワイ観光の際には要注意。(ブランド好きの人にお勧めです。)


ハワイ時間 PM0:30〜

デパートを後にし、一行は宿泊するホテルに到着。
ホテル名はハワイアンリゾートホテル。結構立派なホテルだ。
昔マリオットリゾートという名だったが変わったらしい。結構有名なホテルのようだ。

チェックインはPM2:00。それまでみんなでホテルのレストランで食事をする。

昼食はスパゲッティーミートソース。ハワイに来て初めての食事である。
ミートが多めの、肉肉しいソースで、不思議な味がしたが結構おいしかった。
みんな不思議スパゲッティを食べながら、ハワイに着いてからの感激話やら明日からの観光予定の話で盛り上がっていた。

明日からは団体行動は無く、自由行動なのだ。
しゅんちの予定といえば明日はレンタカーでオアフ島一周。
明後日はマリンスポーツと買い物の予定だった。

それぞれに食事を済ませ、アイスコーヒーが運ばれる。
アイスコーヒーを飲みながら地元添乗員から旅の説明や注意点などの説明を受ける。
説明はかなり長く、寝そうになる。

ようやく説明が終わるが、チェックインまでまだ時間があったので明日同行する先輩とレンタカーの確認をすることにした。
先輩はメールで予約は一応したらしいが本当に予約出来ているか心配だったようだ。
実はレンタカーの受付事務所はホテル内にあるのだ。

店員「Ha〜i」

店に着くとバリバリ外国の女性店員が手を挙げてあいさつをする。
フレンドリーなあいさつってやっぱりアメリカっていいよな〜と思うしゅんち。

先輩「あ〜 明日から予約してるんだけど・・・」

日本客が多いんだから日本語が当然通じると踏むが・・・

店員why?」

・・・・ぜんぜん通じず。

先輩「あ〜〜 トゥデイ ん〜〜 レンタル・・・・ リザーブ・・・・ え〜〜〜チェック・・・ 」

果たしてこれで通じるのだろうか・・・?

店員「NO〜」

ぜんぜん通じねえ・・・
そこで先輩はメールで予約したときの用紙を店員に渡す。

店員「・・・・・。Oh〜 OK OK」

おおおお ようやく通じたようだ・・・・。

店員「ペラペラペラペラ・・・(おそらくいつから借りる予定なのかと聞いてるらしいが・・・)」

先輩「あ〜〜 明日は朝7時だから・・・・ セブン・・・ セブン オクロック!」

店員「Seven Days?」

七日間も借りると解釈された模様・・・・。

先輩「NO!!NO!!」

もうすでに二人はパニック状態である。ちなみにしゅんちも英語力0である。
仕方がないので単語を紙に書いて渡すことに・・・

店員「・・・nnn OK! ペラペラペラペラ・・・(どうやら理解してくれた様子だった・・・)」

するとその店員は車のキーを渡す。あれ・・・・レンタルは明日からじゃなかったっけ?

先輩「・・・・なんでだ。トゥモローレンタル!トゥモロー!」

店員「Ok! That’s right!

二人「・・・・・・・・・・・・・・・・?」

なにがザッツライトなんだろうか・・・・・・・・・・・・・。
そしてキーを受け取り事務所を後にした・・・。
結局このあとの請求金額はちゃんと1日分だったらしい。
あの時放った店員の言葉・・・ザッツライト・・・
その意味は未だ不明である。

英語少しは勉強しとけばよかったと後悔し始めるしゅんちであった・・・。


ハワイ時間 PM3:00〜

ホテルは混雑していた為かチェックインがかなり予定より遅れてしまったのだが、ようやく部屋に入ることができた。
部屋はめちゃくちゃ広く、ベットはダブルベット並に大きい。

早速窓を開けベランダに出て背伸びをするしゅんち。
デジカメを取り出し、ベランダからの眺めを写真に収めてみることに。

「ベランダからの眺め。ちょっと見えないが海も見える絶景」

そのあと、部屋に戻りあちこち確認してみる。
すると一つ不思議なことがあった。テレビが観音開きのタンスの中に入っている
しかも扉は90度までしか開かず真っ正面でないと画面が見えない。一体これは・・・?
いきなり文化の違いに驚かされるのだった。(・・・てか文化なのだろうか?)

部屋を一通り確認した後ベットに横になってみる。
現時刻は午後3時。
しかしあくまでハワイ時間であって日本時間ではAM10時。
飛行機で仮眠したとはいえ昨日の朝からずっと起きてるようなものである。
睡眠に弱いしゅんちはそのまま少し寝ることにした。
PM6:00から先発隊の1班と合流して由緒ある有名なホテルにてパーティーがあるのだ。
しゅんちはそれまで泥のように眠りにつくことにした・・・・。


「そしてパーティーに向かうしゅんち。」旅行記Aへ

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