第2日目 ハワイ時間 AM9:00
今日は昨日「that’s right!」でなんとなく借りたレンタカーでオワフ島を一周する予定である。
今回の旅行は団体のツアーで申し込んであるのだが現地からは自由行動なのである。
旅行会社にオプショナルツアーというものがあり、申し込むと旅行会社側でツアーを組んでもらえ、各場所への移動、順番、手配などは全部やってもらえる。
しかし、自由に動けないということと、料金がかなり高いというデメリットもありしゅんち達グループは申し込みをしなかったのだ。
なかにはそのツアーを3つも申し込み、かなりハードスケジュールを組んだ人たちもいた。
朝5時起きで夜までびっしりスケジュールである・・・。それも大変だ・・・。
ハワイは全く来たことがないので不安な部分もあったが、旅行雑誌片手に行ってみることにしたのだった。
朝9時に起きたしゅんちは早速着替え、待ち合わせをしているロビーに向かった。
メンバーが集まり、レンタカー屋のガレージに向かう。
借りた車は白のスポーツタイプのオープンカーである。
ハワイでオープンカー・・・なんだかプロモーションビデオの撮影のようである。
一同は早速車に乗り込む。そして出発。
車はシンプソンズなどのアメリカのアニメによくでてきそうな住宅街を抜け国道にはいる。
そしてフリーウェイに乗る。こちらの高速道路は料金所などなく無料なのである。
早速しゅんちは日本から持ってきたCDをかけることに・・・。
オーディオはアメリカ製。全然使い方がわからない。
なんと、CD挿入ボタンと取り出しボタンが別々に付いているではないか・・・。
アメリカ製品はよくわからない・・・。
そして車は海沿いの道路に出る。
ハワイ諸島はハワイ島、マウイ島、オハフ島など大きくわけて8つに別れており、今回は下図のオハフ島を一周する予定。。
スタート地点はワイキキである。
その後、地図でいうと黄色の道路を走り、各観光名所をひととおり周り宿泊先であるワイキキに戻るという計画なのだ。
「オープンカーからの一大パノラマ風景」
車は海沿いの道路に入る。
目の前に広がる壮大な海!山!この開放感!気分は最高!
・・・が、しかしオープンカー想像とは違った・・・。
風と日差しが強すぎる。
昔サンルーフの車に乗ったことがあり、上から顔を出した事があるがまさにそれに近い感覚。
髪の毛はぼっさぼさ。目もあまり開けてられない感じ。
帽子などかぶろうものならすぐとばされてしまうだろう・・・。
しかし折角のオープンカーなのでしばらくは我慢する・・・。
オハフ東側観光名所のハナウマ湾に到着。
結構人気のビーチ。
水着もってくればよかったと後悔・・・。
「ハナウマ湾。展望台から撮影。」
かなり高い展望台から海水浴をしている人を眺める。浜辺にある黒い粒が人。海にある茶色いのは珊瑚のようだ。
海がエメラルドグリーンでかなり綺麗だった。
そしてハナウマ湾を後にし次なる観光スポットへ・・・
とりあえず朝食がまだだったので次の観光名所「シーライフパーク」で食事にすることに。
ハワイ時間 AM 10:00〜
「シーライフパーク」はオハフ島の有名な水族館。
一行はシーライフパークに到着。
入園する前に入り口脇にあった軽食コーナーに向かう。
バイキング方式になっていて好きなものを取るシステムだった。
しゅんちはホットドックとブロッコリーサラダを取り、飲み物はグァバジュースにした。
ハワイといえばやっぱりこれを飲まなくちゃね・・・。コップはMサイズを選んだが、特大だった・・・。
もしかしてLサイズはバケツか?
ホットドックはドッグパンに切れ目を入れ極太のソーセージが乗ってるだけ。
さらにブロッコリーサラダはブロッコリーの量が半端じゃなく、4人家族分くらい入っている。
アメリカって・・・やっぱりワイルドね・・・。
軽く(?)食事を済ませ、入園ゲートに向かう。
入り口にいた店員はアメリカ人だが日本語ぺらぺらの様子。ちょっと安心。
「イラッシャイマセー。イルカショーハ11ジカラデスヨ〜!イカガデスカ?」
11時か・・・あと1時間後だ。
やっぱりハワイと言えばイルカを一目みなくちゃね!
時間まで園内を見学することに。
「水の中へ・・・」
しゅんちスキューバを体験。
・・・嘘です。
円筒状の大きな水槽の周りをぐるぐると下に向かって歩いて見て回れる構造になっていてまるで水の中にいるような演出なのだ。
「魚がいっぱい」
非常にうまそうだ・・・。
「オヤジさばいてくれ!」って感じ。
ちょうど近所の小学生が社会見学に来てる模様。
しゅんちの横に並び一緒になって食い入るように層内を眺めている。まさに同レベル。
だけど英語ぺらぺらなのでちょっと尊敬してしまうしゅんち。
しゃべれて当たり前。
円筒状の水族館を抜けると大亀の池に着く。
おもわず大亀のエサを買ってしまうしゅんち。エサはなんとレタス。
エサを上げてみるが・・・リアクションが鈍くいまいち・・・・。
さすが亀。童話どうりである。
そのあとアザラシ園を見学。
「アザラシ園を撮影」
おう おう おう って鳴き声。夜に聴いたらちょっと怖いよねぇ・・。
てか・・・アザラシじゃなくてオットセイか・・?どっちだ?
そして、イルカショーが行われる場所に到着。しばらく待機することに。
続々とお客が集まり始めた。さきほどの小学生の団体も勢揃いで大盛況である。
ようやくショーが始まるようだ。
ノリノリのDJによるアナウンス。
「Heyheyhey Boy & girl!! A〜〜〜〜RO〜〜〜HA〜〜〜!!!!」
・・・その後の内容ははっきり言って理解不能。楽しげな内容ということだけは理解。
一応そのあとNHKばりの格式ぶったアナウンスで日本語にてイルカショーの説明。
これじゃあ・・・まるで外国の漫才をワンテンポ遅れの通訳で教えてもらってるようなもんだ・・・。笑えない。
あぁ・・・英語・・・・理解したい・・・
そのあと、ショーが行われる。一応ストーリーがあるらしく、悪い海賊が登場。
現地子供達は海賊の話す言葉に反応し一斉にブーイング。
まさに本場のブーイング。ちょっと感動。
しかし、しゅんち達にはなにがなにやら・・・。
そして、正義のヒーローイルカの登場!
「イルカってすごいジャンプ力ね・・・」
・・・しかし、どう見ても海賊がイルカを世話してるようにみえる。こっそりエサを上げてる海賊。
さらに・・・味方らしいおにいさんとおねえさんはなんにもしない様子。
どうみたって海賊の方がいいやつだ。
最後は海賊がイルカに助けられて終了。
全然意味が分からなかった・・・。
でも・・・イルカってすごいね!かっこいいね!まさにヒーローだ!
イルカショーが終わりおみやげコーナーに立ち寄る。
しゅんちは1ドル20セントのイルカのマジックハンドのおもちゃを購入。
ちょうど小学生達も買ってたようだ。ここでも同レベル。
イルカの口をぱくぱくさせコミニュケーションをとるしゅんち。現地人と交流を図れてちょっとうれしい。
・・・次の場所を目指す前に軽くトイレタイム。
小便用の便器の形がおかしい・・・。
妙に受け口な便器。さらに水がなみなみと入っている。
ここにしていいのかな・・・・。まさか手を洗うとこじゃないよねえ・・・。
いちいちとまどってしまう。
トイレを済ませ次なる場所へ出発。・・・とその前にオープンカーにホロをかぶせ普通の車にしてしまうことに。
さすがにこれ以上は厳しいと判断。
たしかに駐車場をみるとオープンカーなど1台もない。
要するにオープンカーなど観光客の日本人くらいしか乗らないのだろう・・・。
ハワイ時間 PM0:00〜
「運転してみるかい?」
ずっと運転手をつとめてきてくれた先輩が話しかける。
しゅんちは国際免許をもってないが日本の免許を持っているということでたぶん大丈夫と踏み、運転をしてみることに・・・。
左ハンドル・・・。もちろん生まれて初めての体験だ。
右車線・・・。もちろん生まれて初めての体験だ。
落ち着け・・・大丈夫・・・左ハンドルなだけだ・・・。何も変わりはない・・・。
あれ・・・クラッチ・・・・ない・・・ないぞ!
あっ オートマか・・・
全然落ち着いてない。
道路の脇に停車してあるのでまずはウインカーを左に・・・
ウイーンウイーン
動くワイパー。
外国車は右がワイパー左がウインカーなのだ。
そろそろと車線にでるしゅんち。
う〜〜〜すごい違和感。
ちょうどシャツを前後逆さまに着てしまった時のような感じ。
・・・しばらく運転するしゅんち。
30分くらいして慣れてきたようだ。ようやく鼻歌が歌えるほどに。
牧場が見えてきた。牛やら馬やらのどかな景色である。
草原の脇の道を運転してると・・・妙なパイプがに気付く・・・。
「なんじゃこりゃ・・・」
おそらく下水道がないのだろうか・・・。芝生の上に下水パイプ・・・。
細かいことはこの際気にしないでおこう・・・。
左には大草原。右には大海原。
気分がいい!
運転ってこんなに楽しかっただろうか・・・。運転にも慣れうきうき気分のしゅんちであった。
ハワイ時間 PM2:00〜
車はクアロア牧場−サンセットビーチを通り過ぎる。
草原と海ばかりだったがここからはオハフ島中心部に向かう。
広大な畑の真ん中の道を走る。
コーン畑だかパイナップル畑かが、目の前に広がっていた。
その畑の土は真っ赤なのだ。どうも、鉄分がめちゃくちゃ豊富な土らしい。よって赤いのだろうか・・・?
そのおかげでハワイにはセミが全くいないらしい。
どうりで暑苦しくないわけだ。
次に向かうところはジュースで有名なDOLEのパイナップル園である。
しゅんちはすでにカメラの存在を忘れていた。よって写真一枚もなし・・・。
そして「DOLEパイナップルプランテーション」に到着。
園内はものすごく整備されていた。目の前に大きな建物があった。
どうやらおみやげや、パイナップルを使ったアイスやクレープなどのデザートパーラーがあるらしい。
しかしすごい観光客の数・・・。
やはり地元でも有名な観光名所なのだろうか・・・?
しゅんちは店内を見て回る。パイナップルの形のコップ洗いブラシ。灰皿。シャツ。
まぁ・・・特に欲しいものはないかな・・・。
ふとフードコーナーを見ると生パイナップルの皿盛りが売っている。
やっぱり本場のパイナップルを食べなくちゃね!
しゅんちは早速パイナップルを購入。
そして一口・・・・
・・・・・・・なんとジューシー。ものすごく甘く、柔らかい・・・。まるで・・・
缶詰のパイナップルじゃん。
表現力なし。
パイナップルを食べ終えるとしゅんち尿意。
トイレに向かうことに。
トイレを探しにごちゃごちゃとした店内へ。
ようやく発見。右と左と二つ入り口がある。右側の看板を見たら女性を表すシルエットがあるようだ。
ちょっと緊急的だったので迷わず左へダッシュ!
すると目の前にたくさん個室がある・・・
「へぇ・・・ここの男子トイレって個室なんだ・・・。」
さっきのシーライフパークのトイレもそうだったがとにかく文化が違うのだ。
しゅんちは自分を納得させドアに手をかけると・・・
ななななんと おばさんがいる!!
俺は看板を間違えたのか!?
赤面をし、あわててそこを飛び出し逃げ込むように反対の入口へ猛ダッシュ!
・・・すると
「Oh!!No〜!!」
女の悲鳴・・・
なんと先ほどのおばさんがまたいるではないか!?
どうやら二つの入り口は・・・・・
・・・・・・・・・・・・・入り口と出口だったのね。
ちなみに男子トイレはかなり向こう側にあった。
アメリカって・・・無駄なスペースが多いのね・・・。
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