shunchiの極楽旅行記


ハワイ時間 PM 4:00


パイナップル園を後にした一行は高速に乗りワイキキに向けて出発。

ワイキキに向かう途中・・・。
どうやら、この近辺に有名なアウトレット店が並ぶショッピング街があるという。
その名は「ワイケレ・アウトレット」。かなり入り組んだ所にあるらしくみつかるか不安であった。
しかし時間もまだあるということで駄目元でとりあえず向かうことにした。

車は高速を降り、国道をはずれ入り組んだ道へと迷い込む。
高級住宅街ばかりが目に付く。・・・はたしてこんな所にあるのだろうか。

地図をみながらうろうろしたが、なかなか見つからない。
どうもラフな地図でいまいちわかりずらい。もうしょうがないとあきらめかけたその時・・・!
・・・右手の方にジーンズで有名な「LEVIS(リーバイス)」の看板がみえる!あそこじゃないのか!?
まるで、砂漠でヤシの木1本を見つけたような感覚。オアシス発見か!?

さっそく看板を目指し車を走らせる。すると・・・

・・・目の前に広がるブランドの店、店、店。
着いた・・・間違いないここが「ワイケレ・アウトレット」だ!

駐車場に車を停め、各自自由にまわれるよう1時間フリータイムにすることに・・・。
現在PM4:30なのでPM5:30までだ。

しゅんちは買い物は明日と決めていた。ここでは買うつもりは無かったが、とりあえず一通りみてまわることに・・・。

「ショッピング街を散策」

LEVIS館でジーンズを見てみる。
確かに日本で買うよりは2〜3000円ほど安いようだ・・・。
しかし、しゅんちはジーンズを買うときは値段よりも気に入ったものを買う主義なのだ。
どうも気に入るようなものはなさそうだ。

そして次の場所へ向かう・・・。
すると先輩が時計店の場所を教えにきてくれた。しゅんちが時計を探してた事を知ってたからだ。
さっそくそこに向かう。
しゅんちはこの旅行のおみやげの一つに時計を考えていた。
目を付けていたのはスイスのブランド「スウォッチ」である。非常に軽い作りになっていてアウトドアにはぴったりだと思っていたのだ。
店内に入りスウォッチコーナーを目指す。
すると、しゅんち背後から声をかけられる。

「いらっしゃいませ。どのようなのをお探しですか?」

・・・なんと、カタカナではない日本語。
どうやら日本人のおねーさん店員だったようだ。
しゅんちは日本人に会えた事に急に里心がつき思わず・・・
「俺も日本人なんですよ!長野から来たんです!いや〜〜奇遇ですな!」とでも言いそうになる。
奇遇でもなんでもない。
うれしい気持をぐっと押さえつつ平静を装うしゅんち。

そして、一緒に時計を見てもらうことに。
いろいろと物色。
シルバーのバンドに黒の文字盤。これだ・・・イメージ通り。
早速購入。やはり・・・日本人店員だとすんなり買ってしまう・・・。
実は恐ろしい日本人店員・・・。すさまじい営業力である。

その後ぶらぶらとショッピング街を歩く。どうもブランド店ばかりが目に付く。
しかし、出店風の店もたくさんある。どうやら無印品はここで買うのがよさそうだ。

一つ目星をつけ店内に入る。すると案の定ガラクタのようなものでいっぱいだった。
しゅんちが当初から考えていたおみやげはまさにこんな様な物だった。
まずは一つ3ドル50セントの首飾りを買う。
すると、商売上手な店員が・・・

「オキャクサン5ツカッタラヒトツサービスヨ」

と言ってくる。
ま・・・値段の割に結構いい感じだったので5つ買うことに。
その後、店内にはしゅんちの欲しかったイメージの物がたくさんあり、どんどん買い漁る。
もうしゅんちは誰にも止められない・・・。
ドルということで金銭感覚も多少マヒ気味。
これぞ究極の衝動買いである。

・・・・気がつくとあっという間に1時間が経っていた。
急いで集合場所に戻る。・・・ちょっと見るだけのつもりがだいぶ買い物に熱中してしまった。
実は・・・もうちょっと見たいな・・・とも思うしゅんちであった。
みんなが集合。すると・・・みんな口を揃えて

「もうちょっとみない?」

意気投合。カラオケの延長の時のように反対する者はだれもいない。
やはり有名なショッピングセンターだけあってみんなも気に入ったようだ。
しゅんちも早速まだ見てない出店風の店を走って回る。

そして・・・ようやく全ての店を回り終える。いや〜買った買った。
みんなを探し合流する。
ちょっと小腹が減っていたのでファーストフードコーナーにて軽く食事をすることに・・・。
しゅんちは旅行の前にちらっとハワイのHPをチェックしていた。そこに、今ハワイで流行っているファーストフードをチェックしてあったのだ。
その食べ物は・・・「サイミン」。まるでめまいがしそうな名前だ。
どういう食べ物かというと、簡単にいうとハワイ風ラーメンの事らしい。ラーメン好きのしゅんちとしては押さえておかねば・・・。
小さめのカップヌードルのような容器。早速フタを開け、箸を割る。
さっそく一口目・・・。ずるずる・・・ 
味はかつおと昆布のだしのような関西系薄色のスープ。麺は魚のすり身のような、例えるならかまぼこのようなちょっとめずらしい食感。
おそらく米でできてるのだろうか?具はネギとチャーシュー・・・のかわりに厚切りハム。
まさに・・・日本に来たハワイ人がうどんとそばとラーメンを食べて、記憶のままに再現したという感じ。
これは新しい食べ物といったほうがいいだろう。それがまた意外においしく、夢中になってぺろりと食べたしゅんち。
満足満足。

腹ごしらえをしたあと車に乗り込みワイキキへと帰ることにした。

「フリーウェイをワイキキに向かい走る」


ハワイ時間 PM 6:30〜

ワイキキのホテルに帰ってきた一行。
それぞれ部屋に帰り、シャワーを浴び、再びPM7:30に落ち合う予定。
夜のワイキキの街へ食事に行く予定なのだ。お店の選択を任されたしゅんち。気合いを入れて選ばねば!
速攻でシャワーを浴びて着替え、大きいベットに寝そべりワイキキのグルメマップを眺めるしゅんち。

やはりパフォーマンス的な所よりも味を重視してみたい・・・。そう思い解説を読みながらじっくりと選ぶしゅんち。

パラパラとページをめくりキャッチコピーに注目してみてみる。

・行列しても食べたいワイキキ名物のイタメシ屋さん
「ARANCINO(アランチーノ)」

ここだ!ここはおいしいに違いない!しかし・・・よくみると・・・「要予約」のマークが・・・。

一応・・・第2候補も探しとくか・・・

・穴場的レストラン。
穴場という響き。これはいい!店の名前は・・・

「吉野」・・・・
牛丼・・・?とりあえずパスだな・・・

そして次のページ・・・
おお!こ・・・これは・・・

・一押しメニューは「ホノルルで一番おいしいリブ」
「DAVEY JONES RIBS(デビージョーンズリブス)」

ここだ!!ホノルルNO.1リブの店!
アランチーノからも近いようだ。これで決まりだぁぁぁ!!
良い店をみつけたうれしさで、ベットの上を一人虚しくぴょんぴょんと飛び跳ねるしゅんち。

地図を眺め場所を正確な場所を確認。

ようやく集合の時刻になりバラバラとみんなが集まってきたようだ。
さあ夜の街に出発だ。


ハワイ時間 PM7:30〜

タクシーで第1候補のアランチーノ近くまで行く。
結構裏通りに近い所を歩く。
ちょっと怖いぞ・・・・。タトゥー入りの見るからに危なそうな人がいる。やはり夜の街・・・ちょっと危険な雰囲気。
早足でお店に向かう。
そしてアランチーノ到着。
・・・が、やはり予想通り店内は満員。行列ができている。待ちきれないのでリブのお店へ行くことに。

リブの店に到着。
店内に入ると一応日本語対応ではあるらしい。
スキンヘッドのウエイターが席へご案内。

店内はちょっと暗く、様々なお酒のボトルが並ぶカウンターが奥に見える。ちょうどおしゃれなBARといった感じ。
つくえの一つ一つにキャンドルライトが置いてあり、ムーディー。

「イラッシャイマセー」

スキンヘッドのウェイターは日本語のメニューを渡す。日本語は苦手のようだった。

「Drink?」

まずは飲み物をなににするかと聞いてくる。
しばらく迷っているとそのウェイターは・・・

「ミズワリ?」

一同大爆笑。日本語のしゃべれない外国人が日本語をしゃべるとそれだけで笑える。
しかし、おいしいよなぁ・・・。体を張って命がけで笑いをとる吉本芸人の立場がない。
なんて思ってしまうしゅんち。

それぞれに飲み物を頼んだ後、食べ物の注文をする。
もちろんリブを頼む。リブがメインなので二皿注文。他にはチキンの丸焼き、カキのソテーレモン添え、トマトピザなどを頼む。
・・・するとウェイターが質問をしてくる。

「ぺらぺらぺらぺら・・・リブ with ポテト or ライス?」

どうやらポテトかライスかどちらかがサービスで付いてるらしい。しゅんちはポテトが食べたかったのでポテトと言う。
しかし、ウエイターは・・・

「ぺらぺらぺらぺら・・・リブ with ポテト or ライス?」

同じ質問。
あれ・・・発音悪かったのかな・・・

「ポォ〜テェィ〜トォ〜」

・・・となんちゃって英会話風に発声。

これならばっちりだろう・・・。(なのか・・・?)
だが・・・

「ぺらぺらぺらぺら・・・チキン with ポテト or ライス?」

あららら・・・またまた発音悪かったのかな・・・「ポテト!ポテト!」

「YES!YES!」

お・・・どうやら通じたらしい・・・。

「ぺらぺらぺらぺら・・・オイスターソテー with ポテト or ライス?」

あ・・・・あれ!オイスターソテー?
そういえば・・・さっきはチキンって言ってたような・・・
・・・もしや全ての料理にポテトかライスが付いてくるっていうのか・・・。
さっきのポテト3つをキャンセルできる程の英語力はなく、ポテト3つであきらめるということに・・・。

しかし・・・アメリカのポテトの量を甘く見ちゃいけない・・・。
噂によるとこちらのマクドナルドのポテトの量は普通サイズでも超特大らしい・・・。

そして料理が運ばれてくる。するとオイスターソテーをのぞく全てのお皿に案の定、てんこ盛りのポテトが・・・。
まさにポテト地獄・・・。
アメリカのポテトの量はどこへ行っても日本の3倍と思っていた方がよさそうだ・・・。

まぁ・・・細かい事は抜きにしよう・・・。「That’’s right」さ・・・。
まずはリブを食べてみることにするしゅんち。
すっとナイフが肉に入る。めちゃくちゃ柔らかい!骨からぽろっととれる肉。
しゅんちの認識からするとリブの肉とは骨にこびりついていて犬のようにガジガジ食べる物と思っていたのだが・・・。
特製のソースを肉に絡め口に運ぶ。

・・・う・・・・うまい!!

肉はまるで豚の角煮のようなやわらかさ。
ソースはちょっと甘辛い日本人好みのテリヤキソース風。
この味には一同感動。さすがホノルルNO.1の店だ!!

・・・・ところで

リブってなんの肉?

すっかりアメリカン料理を満喫した一同。
想像以上のおいしさに大満足。
ハワイにきたらおすすめのお店ということで紹介しよう。

但し・・・ポテト要注意


ハワイ時間 PM9:30〜

街を徘徊するのはちょっと危険と思った一同はホテルの中庭にあるオープンBARに行くことに。
ちょうどウクレレとギターの生演奏をしていた。

席に座り、カクテルを頼むことに。しゅんちはストロベリーマルガリータを注文。

ハワイの夜空の下・・・。素敵なハワイアン音楽を聴きながらカクテルを飲む。
ぼんやりした視界の向こうでは楽しそうに演奏している外国人・・・。
すでに夢と現実の境目がなくなってきていた。
どろどろのスライムのようになってしまったしゅんち。
究極のまったりとはこんな感じだろう・・・。

いつしか気づかない内に眠りにおちていった・・・。

こうしてハワイ2日目の夜はまったりと更けていった・・・。


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