shunchiの極楽旅行記


第3日目 ハワイ時間 AM8:30〜

今日は先輩と一緒に午前中マリンスポーツ、午後から買い物に行く予定である。
9:30にホテル前にマリンスポーツをする場所への送迎ミニバスが来る予定である。
早速水着を用意し準備をする。

集合時間までの空き時間に朝食を食べに行くことにした。
昨日のポテト地獄の影響か多少胃がもたれていたので、あっさりとした朝食にすることにした。
・・・・・が、こちらにあっさりな朝食などあるのだろうか・・・?
こんな朝はお粥に梅干しといきたいところだが・・・。
ゆっくりお店を探している暇もないので食べ慣れているマクドナルドの朝食セットにすることにした。

こちらのマクドナルドにも朝マックセットがあって日本と同じようなメニューだった。
しゅんちはエッグマフィンセットを注文。
久々に日本食を食べるような感覚だった。

ふと、店内を見ると客層が日本と違うことに気付く。
日本の場合、学生か若いサラリーマンといったところだが、もちろん若い客はいるがこちらは老夫婦や中年のおばさんもいる。
アメリカではマクドナルドは老若男女のお店なのだ。アメリカ人にとってマクドナルドは基本の食事なのだろう。


ハワイ時間 AM9:30〜

朝食を軽くすませホテルに戻るしゅんち達。
待合い室で添乗員の方に会う。
今日は第1班が帰国するとあり、ホテル前にて待機しているようだった。
添乗員と軽く話をしていると約束の時間がやってきた。

陽気な外人がホテルの待合室にやってきてカタコトの日本語で呼びかけてきた。

「エ〜 マリンスポーツ ノ カタ イラッシャイマスカー」

さっそうと手を上げミニバスに向かうしゅんち達。
送迎車を見るしゅんち。

・・・・・・・・・・・・。

言葉を失うしゅんち。

白の汚い10人乗り程度のワゴン。全窓黒いスモークが貼ってあり中は見えない。
まるで機関銃を持った覆面の男達がでてきそうな雰囲気。
果たして大丈夫だろうか・・・?

戸を開けるとすでに8人ほどの日本人が捕獲さ・・・いや、乗り込んでいた。しゅんち達は一番後ろの座席に座る。
車は出発し、マリンスポーツの場所であるココ・マリーナを目指す。


ハワイ時間 AM10:00〜

「ココマリーナに到着」

なんとか無事現地に到着した。
早速、水着に着替え待合室に向かう。
しゅんち達はパラセイリングとバナナボートを申し込んでいた。

ここで申し込んだマリンスポーツについて説明。

パラセイリングというのはパラシュートを背負い、ボートからワイヤーで引っ張り、地上50m程の高さまで浮き上がり空中遊泳ができるというもの。
それからバナナボートとはバナナ状の浮き輪のようなビニールでできた乗り物にまたがり、モーターボートで引っ張りまわされるというものである。

まずはバナナボートからである。
しゅんち達は救命胴衣を着せられモーターボートに乗り込む。
モーターボートは広いところまで移動。
そこからバナナボートに乗り移りワイヤーをのばし引きずり準備完了である。

「ジュンビハ OK?」

運転手の方から合図。さあいよいよ出発だ!
ブボボボボボ と激しく動くエンジン。
次の瞬間、「ぐんっ」と乗っているバナナボートが激しく引っ張られる。
思わず後ろに落ちそうになるしゅんち。

ぶおぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜

猛スピードで水上を走り出す。
しゅんちといえば・・・

ぎゃはははははははははははははははははははははは
(表現不能)

笑いが止まらない。怖いというよりただ楽しい。絶叫マシンではなく爆笑マシンとでも言おうか?
ちょうど赤ちゃんがお父さんに高い高いをされて喜んでいるようなものである。
ついにしゅんち赤ちゃんレベルまで達成。

ボートは激しく旋回したりスピードを上げたり波の上でジャンプしたりと、今にも振り落とされそうである。

おうおうおうわお おうおう うええ ぎぃえええぇぇぇぇ〜〜〜
ぎゅおおおおぉぉぉぉ〜〜〜ぶへぇぇぇ〜〜


波に合わせわけのわからん言葉で絶叫するしゅんち。
そしてボートは一度止まる。

「タノシイデスカ!?」

「最高〜〜!!イエーー!」

親指を立て歓喜の様子を伝える。

「OK!!」

調子に乗った運転手がさらに激しくボートを進ませる。

ぎゃははははははははは・・・・・
しゅんち達の笑い声は海中にこだました・・・。

・・・そして終了。
サービスしてくれた運転手にチップを渡しボートを降りる。
いや〜 堪能した・・・。
さあ 次はパラセイリングだ。


ハワイ時間 AM10:30〜

パラセイリングはかなり広い場所を要する為、一度送迎ボートでかなり沖にでる。

送迎ボートには他の日本人の女性観光客が乗っていた。
現場に向かう送迎ボート。
空を見上げるとすでにパラセイリングをしている人たちがかなり上空に見えた。

・・・しばらくして前の客が終了したらしい。
パラセイリング用のボートに乗り移るしゅんち達。

まずはレディーファーストということで女性客からである。
しゅんちはやり方をみていることにした。

基本は二人乗り。
まず、パラシュートを背負いボートに備え付けのワイヤーにパラシュートを引っかける。
そしてボートはゆっくりと前進。
フワッと浮き上がり、徐々にワイヤーをのばしはじめる。

どんどんと浮き上がっていく。

なるほど・・・やり方はのみこめたぞ・・・。

しばらくしてしゅんち達の番である。
先ほどのやり方通りパラシュートを背負い、ワイヤーを引っかける。
そしてボートはゆっくりと前進・・・。

どんどん浮き上がって・・・・

どぼんっ

ぶはっ なんだ!?墜落したぞ!?

しかし、ワイヤーを操る外国人は白い歯をキラリとさせ笑っている。
そして・・・どんどん上昇し・・・

ドッパーーン

ぶへぇぇぇ〜 また墜落だ!!?
水浸しのしゅんち達。ずぶぬれで吊されまるでおぼれている所を助けられた土左衛門状態である。
どうやら、男性客なので激しくアレンジしてくれたようだ・・・。

・・・ようやく50mの高さまで上昇。
目の前に広がるオワフ島。
眺めが最高である。

しかし・・・寒い!!
水びだしのせいか、かなり寒い!ブルブルとふるえてきた。

そしてしばらくしたあとゆっくりとワイヤーが戻され、ボートに・・・

ざっぱーーーーん
再び強烈に海に落とされたしゅんち達。
アレンジしすぎである。


ハワイ時間 AM 11:30〜

マリンスポーツを終え、早々にホテルにもどったしゅんち達。
まだ時刻は午前中である。
折角水着を着ているのでそのままホテル脇のワイキキビーチで海水浴をすることに・・・。

さっそく持ってきたサンオイルを塗ることにした。
オイルを塗っていると先輩が

「背中はあまり焼かない方がいいぞ。帰りの飛行機ただでさえ時間長くてつらいのにもっとつらくなるぜ。」

そらそうだ・・・。
そこでしゅんちは先輩から日焼け止めクリームを借り、表はサンオイル、裏は日焼け止めを塗ることに・・・。
2色しゅんちの完成である。一粒で二度おいしい。

オイルも塗り終わり早速海へと走り出すしゅんち。
しかし、浮き輪も何もないのですぐに疲れ海水浴終了。
浜辺で寝ることに・・・。
直火焼きはちょっと危険っぽいのでヤシの木陰で蒸らし焼きにすることに。
味付けは2色で蒸らし焼きのしゅんち。なんだかおいしそうである。

仰向けになり寝転がるしゅんち。ヤシの葉っぱがゆらゆら揺れていた。
暑くもなく・・・寒くもない・・・・ 季節でいうと初夏だろうか・・・
なんという心地よさだろうか・・・。ハワイでは一年中この気候なのだ・・・。
なんだか永住したい人の気持ちも分かるよなぁ・・・・。

空を眺めこんな事を考えているとついつい眠りについてしまった・・・。

zzz・・・・・・・・

20分後・・・

「さあて そろそろ買い物に行くぞ。」

先輩が呼びかけた。
はっと目を覚ましたしゅんち。
体はちょっとだけ焼けたようだった。


ハワイ時間 PM12:30〜

午後は市内バスに乗り、有名なショッピングセンター、アラモアナショッピングセンターに行くことにした。
お昼ご飯もまだだったのでまずはそこで食事をする事にした。

一般市民に混じりバスに乗るしゅんち達。
ちょっとアメリカに暮らしているような錯覚をおこしてしまう。

バスは20分ほど走った後、ようやくアラモアナショッピングセンターに到着した。
ものすごくでかい!
説明によると・・・200店補以上のショップやレストランが集まるハワイ最大のショッピングセンターで、日本からの旅行者が滞在中に必ず1度は訪れるということらしい。
たしかにめちゃくちゃでかい建物だった。デパート4つ分くらいあるのだろうか・・・?

到着後、早速食事をするお店を探すことに・・・

くんくん・・・うまそうな匂いがする!
どうやらカレーの匂い!この匂いは間違いなくおいしいに決まってる!!
しゅんちの本能がそう訴えた。
匂いをたどりお店に到着。やはり、人気店のようで全席満席だった。
ここに決まりだ!・・・・と、思いきやお客は日本人しかいない・・・。

アレ・・・?

しゅんちはちょっとお店から遠ざかり看板を見ると・・・

「Coco一番屋 カレーショップ」

・・・・・・・・・日本の大手カレーチェーン店である。
どうりで嗅ぎ慣れた匂いなわけだ・・・。
しかし、現地料理でがんばりたいと思っていたしゅんち達は他のお店にすることにした。
ココイチは外の店舗だったのだが中のセンター地下に入っていくとものすごいお店の数が並んでいた。
どうやら、ここが有名な巨大フードコートらしい。

「巨大フードコート」


ハワイ料理、イタリアン、チャイニーズ、ケイジャン料理、タイ料理、メキシカン、ラーメンなど、20を超えるお店が世界各国の料理店が立ち並ぶ。
お店は出店のようになっていて、それぞれの店舗で食べ物を買った後、中央の広場に備え付けのテーブルで食事をするといったスタイルだった。
しかし、すごいスケールである。日本のデパートの地下のフードコーナーとは桁が違う。

しゅんちは第1日目に食べた不思議なパスタがもう一度食べたいと思っていた。
そこで、多くの店舗の中からパスタ専門店の「ママズパスタ」を選ぶ。メニューはもちろんミートソースである。
ワイルドにフライパンを振るうコックの姿が見える。
1日目と違い、綺麗に盛りつけるということはせずにどさっとさらに盛りつけ、ガーリックパンを横に置き完成である。

これこそ、現地人の食事である。
しゅんちはお盆を抱え席をさがした。
ちょうど目の前の席が二つ空いている。すかさず確保。

先輩が来るまでジュースを飲みながら待機していると隣に日本人観光客のおばさん二人組が座ってきた。
手に持っていたメニューはラーメンと餃子である。

・・・・・・・・・・・・・うまそう。

こぼれそうになるよだれを押さえつつ、見て見ぬ振りをするしゅんち。
先にうまそうにずるずるとラーメンを食べはじめるおばさん達。

「あ〜 やっぱこの味よね〜。あ こっちの餃子も食べていいわよ。醤油たくさん付けてね」

え?本当?と一瞬手を伸ばしそうになるしゅんち。
もちろんおばさん二人の会話である。しゅんちは関係ない。

・・・わかってないなぁ。日本食なんて日本に帰れば死ぬほど食えるんだから現地料理を食べるのが通なのよ・・・まったく。
知ったかぶりのしゅんち。もちろんうらやましさを隠しての強がりである。

ようやく先輩がやってきた。さあ 食べてみるか!

1日目とは違いずいぶんとさらっとしたソース。まるでスープをかけたような感じ。
ミートソースというよりはナポリタン風といった方がいいのだろうか?
そして一口・・・

う・・・・臭い!!
口に入れる前に思わずむせてしまいそうになる。
香辛料なのだろうか?なんだか香水でもかけたようなドぎつい匂い。
ちょうど一斉に圧化粧の方が集まる母親参観日の日の匂いである。

ぐはっ・・・・
人一倍鼻が利くしゅんちにとってはかなりつらい。
しかし、食べてみなくては・・・
えいっ!
と一口・・・・

う・・・・うまい!!かなりうまい!!
ホールトマトがめちゃくちゃ甘くてジューシー。麺のゆであがりもちょうどよく食感も最高。

しかし・・・くさい!

けど・・・うまい!

だけど・・・・くさい!

それでも・・・うまい!!

やっぱりくさい!

でもうまいよ

だめだくさい!!

おいしいじゃん・・・

すごくくさい!!

くさい!!くさい!!くさ〜〜〜い!!

どうやらくさいの勝ちであった。
一応ぺろりと食べ終えたがちょっとグロッキーのしゅんちであった・・・。
やはり、現地料理はすごかった・・・。
恐らく1日目のパスタは日本人好みに作られた物なのだろう・・・。

明日の朝のトイレはえらい騒ぎだろう・・・。


「そしてアラモアナショッピングセンターを回ることに。」旅行記Eへ

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