しゅんちはビールが好きだ。
旅行記もビールをのむシーンが結構多い。
ビールのおいしさについて考えてみよう。
ビールとは口に含んでじっくり味わうと苦くてとてもおいしいとは思えない。
以前、発砲酒を一通り買ってきて口に含んでのみ比べたが、はっきり言って味は全然分からなかった。
CMのコマーシャルは「のどごし」「後味爽快」なんていっているが味についてはあまり触れていない。
ビールというものは味わってのむものではないのかもしれない。
ビールのおいしさとは・・・
「ぐびぐびぐび・・・・ぶっへぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜・・・・ゲップ」
一気にのどに流し込み炭酸のしゅわーっと感とアルコールが体に染みわたる瞬間。
この「ぶへぇぇぇ」の4つ目の「ぇ」の辺りが一番幸せを感じる。
さらに、ビールは量がのめる。普通の飲み物なら考えられない量をのむことができる。
しゅんちも調子のいいときは2リットルくらいのむことがある。
仮にウーロン茶をそれだけのんだら大変だ。
もちろんそんなにビールをのんだ後にはトイレに通い詰めることになるのだが・・・。
それにしてものんだ後からトイレにいくまでの感覚が急激に早くなる。
通常生活をしてるなら3時間くらいはありそうなものだがものの2〜30分で次の尿意が襲ってくる。
もしかして、胃にビール専用出口があったりして、直結してるのだろうか・・・。
あの時トイレで出てるのは現物か・・・?
(色も似てるし・・・)
久々にニキビができてしまった。
思春期の頃は毎週のごとくできていたものだが、最近は不摂生な生活をしているとたまにできる程度だ。
ある人が二十歳を超えるとニキビはニキビといわず吹き出物というと教えてくれた・・・。
なんだか嫌な響き。
ニキビは思春期の産物なのであろうか・・・。
しゅんちは幼少の頃、ニキビとは縁がなく、なんのことかあまり理解してなかった。
たまに薬のCMで聞く程度であった。
ビキニの水着というのがあるが、正直な話ビキニとニキビを混同していた。
えらい違いである。
榊原郁恵の歌で「夏のお嬢さん」という歌がある。
ビキニがとっても似合って刺激的、くらくらしちゃうというような歌詞だ。
今の話からすると・・・
ニキビがとっても似合って刺激的、くらくらしちゃう
そう聞くとものすごいマニアックな趣味である。
最近本当に寒くなってきた。天気があまり良くないということもあり、今日は特に寒い。
長野県、やはり北国である。そろそろ暖房器具を用意しなくてならないのか・・・。
暖房器具というとしゅんちの場合、ファンヒーターかこたつである。
しかし、ファンヒーターというと灯油を使った本格的なものになってしまう為、ちょっと今の季節には大げさである。
もう一つにこたつは結局テレビをまったり見たりするときにしか使わず、パソコンを使う事の多いしゅんちにはあまり効果がない。
そこでしゅんちは考える。
一つ思いついたのがお風呂。
しかし、お風呂の場合、お風呂を出た後寝る時間までに間があると湯冷めをしてしまう。これは風邪の危険性が高い。
寝る1時間前なら有効だろう・・・。
さらに考えてみる。
そして布団にくるまるという方法を思いつく。
おおっ!これはお手軽な上にかなり暖かいだろう。
そしてさらなる方法に、お酒をのむことを思いつく。
遭難者を探す遭難犬の首にはブランデーが入った水筒があるという。
暖をとるのは昔からアルコールと決まっているのだ。
しゅんちはこれらを早速実践してみる。
焼酎のお湯割りに梅干しを一つポチャンと落とし、焼酎の梅割りを作り布団にくるまりのんでみる。
おお〜 なんだか暖かくなってきた♪
布団にくるまり一人部屋でぽつんと焼酎のお湯割りをのむ・・・
かなりわびしく感じるのは気のせいだろうか・・・。
簡単なヒーターが欲しい今日この頃である。
今日会社の会議室の机の上に面白そうな物が置いてあるのがちらりとみえた。
ちょっと興味を引いたので休憩がてら会議室に行ってみることにしたしゅんち。
置いてあった物はサンタの格好をしたペコちゃん人形であった。
ペコチャンとはあの不二家のマスコットキャラ・・・。そう・・・年中舌を出しているあの子である。
しかし、まだ10月。ちょっと気の早い話である。
最近、会社にこういう手法の営業活動が頻繁に来ているようだ。
前はいきなりネクタイを50本ほど置いて帰り、好きな物を買って1週間後に残りを引き取りに来るといった感じだった。
置き去り営業とでも名付けようか・・・。
おそらく、このペコちゃん人形はこの手の営業・・・そう、まさに幼児置き去り営業である。
ところで・・・まさか・・・クリスマスまで置いておくきじゃなかろうか?
クリスマスプレゼントを買いそびれたお父さん社員でも狙ってるのであろうか?
しゅんちはペコちゃん人形を眺めながらすでに思考の世界をさまよっていた。
ふと、ペコちゃんの人形の足下のスイッチに気付く。どうやら押すと踊るらしい。
思考の世界をさまよっていたしゅんち。迷いもなくスイッチON。
「ジングルベ〜〜ル ジングルベ〜〜〜ル すっずが〜〜鳴る〜〜♪」
甲高い大きな声と共にものすごい勢いで踊り出すペコちゃん人形。
仕事中の緊迫した事務所内に大音響で間抜けな歌が鳴り響いた。
や・・・やばい!!
しゅんちは慌ててペコちゃん人形を抱え、音の出口を捜した。どうやら足の裏のようだ。
すかさず激しく動くペコちゃん人形をお腹で押さえつけ、足の裏を手で塞いだ。
これはまさに会議中の緊迫した大事な場面に突然、携帯からアンパンマンのテーマ曲の着信音が流れ、慌てて携帯を止める時の図である。
ようやく音も収まり周囲の様子を恐る恐る伺う。どうやらあまり被害は大きくなかったようだ。
ほっと一安心・・・。
しゅんちは抱えていたペコちゃん人形をそっと机に戻した。
すると、ペコちゃん人形の横にパンフレットのような冊子がある。
それは来年のカレンダーのリストであった。
大半がタレントのカレンダーであった。
・・・しかし、タレントのカレンダーというのは難しい物である。
来年の12月の写真は早くても今年の夏撮影のものであろう。
要するに1年半も前の写真に当たるわけだ。
最近のファッションの入れ替わりは激しい物がある。
1年半も経てばかなり感じも変わってくるのではなかろうか・・・?
さらに、入れ替わりの激しい「モーニング娘。」のカレンダーなど来年の12月の頃にはメンバーがほとんど入れ替わっているかもしれないじゃないか?
やっぱり・・・入れ替わりの少ない・・・アニメカレンダーが一番無難なのでは・・・?
なんて考えながらもグラビアアイドルカレンダーリストに釘付けなしゅんちであった。
コンビニには毎日のように行くしゅんち。逆に行かない日などないくらいだ。
実は、学生の頃、ローソンでバイトをしていたことがある。深夜のバイトだ。
深夜のバイトは時給が良い割にお客もあまりこなく、仕事が少なくて結構おいしいのだ。
さらに、店長などくるはずもないので裏の事務所で雑誌なども読み放題。
その上、ちょうど深夜に賞味期限が切れる物が多いので「廃棄」という理由で弁当なども食べ放題なのである。
しゅんちは掃除や補充は適当にすませ、ほとんど事務所でさぼっているようなダメ店員ではあったが、唯一接客だけは気を使っていた。
「深夜のバイトは態度悪い」という定説があるのでそこだけ要領よくしてこなしておけば完璧だと思っていたからだ。
言葉使いはもちろんのこと、お釣りの渡し方にも気を使った。
それから商品を詰める時も暖かい物と冷たい物は必ず別にし、極力お客に不快感を与えないようにしていたものだ。
都会のコンビニの店員は若い人が多いが、田舎に行けば行くほどコンビニ店員は「おばちゃん」である可能性が高い。
おそらく、田舎は働くところが少なく、コンビニはあちこちにある上にちょっと働くにはちょうどいいのだろう。
しゅんちは仕事で田舎に行くことが多いので行く先々のコンビニの店員はおばちゃんばかりである。
以前道を教えてもらった「右に左折」もおばちゃんであった。 ※act28「道案内」参照
そんなある日セブンイレブンに行ったときの事である。
レジに立っていたのはやっぱりおばちゃんだった。
買う物を決め、レジにかごをもっていくしゅんち。
「いらっしゃいませ・・・。」
レジのおばちゃんは実に不機嫌そう。
今にもため息が聞こえてきそうな感じだった。
まるで「なんであんた買いに来るのよ」とでも言いたそうな雰囲気である。
もしかして、旦那とうまくいってないのだろうか?
そんなどうでもいい家庭の事情を想像しながらレジにかごを置くしゅんち。
その日はとても暑い日だったのでしゅんちはお昼のお弁当を買うついでにガリガリ君というアイスキャンディーを一緒に買った。
弁当を暖め、ピッピッとバーコードを読みとってゆく。
そしておばちゃん一言・・・
「全部一緒でいいですか?」
ただでさえ溶けやすいガリガリ君。暖かい弁当と一緒につめるだぁぁ?
そこでしゅんちはもちろん・・・
「いや・・・別にして下さい。」
おばちゃんは一瞬、顔を歪めた。
まるで「チッ 手間のかかるガキだよ・・・。」とでも言いたそうな雰囲気である。
人一倍気を使っていた元・コンビニ店員であるしゅんち。少し神経質なのかもしれない。
こういうことは結構ある話だろう・・・。
しかし、もうあのおばちゃんのレジには行きたくないと思うしゅんちであった。
・・・そして、月日は流れ、しゅんちもそんなことなど忘れ再びそのセブンイレブンに訪れてしまう。
おばちゃんの事など頭になかったしゅんち、何気なく弁当とウーロン茶を取りレジに持っていった。
すると・・・あの時の不機嫌そうな顔のおばちゃんが立っていた。
しまった・・・!!
久々の再会。相変わらず今日も愛想は最悪である。
一瞬カゴを引っ込め向こうのレジに行こうとも思ったがちょっとそれはやりすぎである。
それに今日はアイスなど買ってないし、ウーロン茶だから別に暖かい弁当と一緒に詰めてもらっても構わないと思った。
今日の仕事はおばちゃんにとって楽なはずだ。
そしておばちゃんは相変わらずものすごくめんどくさそうな顔をしてレジを打ち始める。
まるで「あんたなんでここに居るのよ」とでも言いたそうな雰囲気である。
この態度だけでもしゅんちの怒りゲージが上昇しはじめた・・・。
まぁまぁ・・・ここは押さえて・・・
もしかすると生まれつき不機嫌そうな顔をしたちょっと要領の悪いおばちゃんなのかもしれないじゃないか?
きっと本当は一生懸命仕事をしているのかもしれないだろう?
などと悟りを開いたお坊さんのように寛大な気持で自分をなだめ怒りを静めた。
するとおばちゃん驚愕の質問・・・
「弁当、暖めなくていいですよねぇ?」
暖めなくていい・・・?
確かに弁当は暖めない事もあるだろう。しかし、普通は「暖めましょうか?」と暖めることが前提のはずだ。
しかし、今の発言は「暖めない」が前提である。
単純に・・・めんどくさいのである・・・
このおばちゃんのめんどくさそうな顔は本物だったのだ!
しゅんちの怒りゲージは一瞬、戻りかけたが一気に右に振り切れた。
「ええ!!?? 暖めて下さいよ!!」
ちょっと大声でそう言ったしゅんち。
これがしゅんちにとって精一杯の抵抗だった・・・。
するとおばちゃんはちょっとこちらを睨み、本当にため息をつきながらしぶしぶと弁当を暖めた。
まるで「なんで私があんたのメシの世話をしなきゃならないのよ!クソガキ!」とでも言いたそうな雰囲気である。
怒り心頭のまま弁当を受け取り店をでるしゅんち。
そして・・・イライラしながら弁当を食べようと弁当をつかむと・・・
あちぃぃ〜〜〜!!!
その弁当は暖めすぎであった。
やりやがった・・・あのババァ・・
恐ろしいおばちゃんの復讐・・・。
逆らわない方が身のためなのだろうか・・・。
<教訓>
コンビニの若い店員は態度が悪いとよく聞くが・・・
態度の悪いおばちゃん店員ほど怖いものはない・・・。
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