shunchi極楽日記


act 211「田舎の評判の店」

東京から遊びに来ていた従兄弟からこう聞かれた。


「松本の評判の珈琲の店はどこ?」


従兄弟が言うに松本という町は登山家が多いことから喫茶店が全国的に有名だというのだ。
珈琲を飲みながら思案にふけるようなことのないしゅんちにとってはあまり縁のない所である。
しかし、あまり知らないながらも記憶の範囲で喫茶店を考えてみた。



どこだ・・・?




珈琲がおいしい店・・・




人気があって有名店・・・




いつも人で賑わっているお店・・・




・・・・。





スターバックスか?


東京近郊ではコンビニ並みにあるという「スターバックス」。
最近松本にようやく一軒だけオープンしたのだのである。

松本のスターバックスはいつもお客で賑わっており、昼時など行列ができるほどの人気ぶりである。
地元雑誌の評判のお店第1位にランクインしそうな勢いなのである。

こうやって考えると田舎の人に地元評判店を聞くと面白い答えが返ってくるのではないだろうか。
ふつふつとこんな想像が湧き上がってきた。


・・都会人のA君が連休を利用して田舎に住む親戚の家に遊びに行くことにした。
親戚の家には歳が近く仲の良いB君という従兄弟がいるのだ。
当日、A君はB君に迎えに来てもらう事になっていて、駅前で待ち合わせするのだった。

A「久しぶり!」

B「おう!元気だった?」

A「元気元気。懐かしいなぁ〜。何年ぶり?」

B「もう5年ぶりくらいになるかな?あはは」


A「おまえ変わらないよなぁ〜。おじさんとおばさんは元気にしてる?」

B「相変わらずだよ。」

A「そうかそうか。それはよかった。」

B「夜はご馳走作るって張り切ってたんだけど、それまでは時間あるんだよな。」

A「そうかー、Bは昼飯まだか?」

B「ん?いいや。まだ食べてないよ。」

A「立ち話もなんだし昼飯でも食べないか?」

B「そうだねそうしようか。」


A「それにしても本当田舎だよな〜。お店なんかあるのか?わはは」

B「あんまり田舎をバカにするなよ〜。あはは」

A「で、どこの店に連れてってくれるんだ?」

B「ああ!最近さ良い店が近所にできたんだよ。」

A「おお?どんな店?」

B「そこさ、かなり安いんだよ。定食なんかもあってさ。綺麗だし。」

A「へー定食屋なんだ。」

B「一番のお薦めが丼ぶり物なんだよね。」

A「丼ぶり専門店なの?」

B「ん〜どうなのかなぁ?店名には丼もの専門店とは書いてなかったような気もするなぁ・・・。」

A「なんて店なの?」













B「吉野家。」







十分ありえる。(ありえないって)


まさに明日は我が身的な想像である・・・。


田舎に住む人にこれだけは伝えたい。

地元で評判の店は・・・





全国チェーンかどうかだけは調べとくべきである。


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