shunchi極楽日記


act 256「出演希望」

東京に住む友人のしゅのんさんとぞろさんとスノボーに行く事になった。
都内からノーマルタイヤでも来れるスキー場と評判の「富士見パノラマスキー場」である。
八王子ICから90分で諏訪南ICへ。そしてICを降りてからも10分とかからないのだ。
まさに都会っ子ご用達スキー場なのである。

・・当日は8時半集合だった。
しかし今までの経験から推測すると




まず時間通りには来ない。




というわけで、しゅんちは9時頃を目指して家を出るのだった。
しかし、予定以上にのんびり過ごしてしまったしゅんちは更に遅れての出発であった。
すると出発してから5分と経たないうちにしゅのんさんからメールが届く。


お・・・やっぱり遅れるってメールかな?



おもむろに携帯でメールを確認。









到着




完全に遅刻しました。

予想を覆す時間ピッタリっぷりに度肝を抜かれるしゅんちであった。

そして約束の時間を40分ほど遅刻し現地に到着するしゅんち。
予想以上の車の多さに驚く。
朝9時だというのに第10駐車場に車を停めシャトルバスで待ち合わせの場所であるチケット売り場に向かう。

チケット売り場に到着すると黒山の人だかり。
そこはまるで



ディズニーランドのチケット売り場。



こんなスキー場近年あっただろうか・・・。
あまりの人ゴミに2人を見つけられず携帯で叫びながら連絡を取りなんとか合流するのだった。


しゅのん「やあやあ。やっと来たねこの野郎。」


ぞろ「お昼は何おごってくれるの?」


軽く挨拶を済ませチケットを買ったあと早速ゴンドラに並ぶ。
どうやらこのゴンドラで頂上付近まで行けるらしい。

しゅのん「いや〜混んでるね。こりゃ普通じゃないね。」

しゅんち「いや〜ビックリですよ。近年まれにみる混みようですよ。」


しゅのん「で、書いちゃうわけだ?」


しゅんち「へ?」


どうやら、しゅのんさんは極楽日記を読んでいてくれるらしい。


しゅのん「スキー場に着いたら新宿駅に着いたかと思っちゃいましたとか書いちゃうわけだ。」

しゅんち「いやぁ・・・どうかな・・・。」

しゅのん「うん。書いちゃっていいよ。今の。」

しゅんち「か、書かないと思いますよ・・・。」



どうやら自分の事を書いて欲しいらしい。



しゅのん「そうそう、俺さボード買ったんだ。」

しゅんち「へー。」

しゅのん「ほら見てステップインだよ。」

しゅんち「おーすげー!」

「ステップイン」とはボードに足を固定する金具の種類である。
ベルトでブーツを固定するタイプではなく、足の裏に金具が付いていてワンタッチで固定できる新しいタイプなのである。

しゅのん「ふふふ。」

しゅんち「いいなぁ〜」

しゅのん「で、これも書いちゃうわけだ。」」

しゅんち「へ?」

しゅのん「書いちゃっていいよ。うん。」

しゅんち「い、いやぁ・・・」

しゅのん「しゅのんの板はステップインだったって書いちゃってもいいよ。」

しゅんち「か、書かないと思いますよ・・・。」



どうしても書いて欲しいらしい。



そしてしばらく待っていると、頭が痒くなるしゅんち。

しゅんち「う〜頭が痒いんだよねぇ。帽子で蒸れてるんかな?」

どうも帽子を被ると慣れていないせいかすぐに痒くなるのだ。

しゅんち「うひ〜〜かいい〜〜」

ぞろ「いるんじゃない?」

しゅんち「うぇ!?マジで!?いるのそんなの?」

ぞろ「帽子には結構虫いるよ。前に電車で見たよ。」

しゅんち「電車?」

ぞろ「前に座ってる人の帽子見てたらゴミが付いてるかと思いきや、



尺取ってたからね。」



しゅんち「ぶははっはは」


しゅのん「で、今の書いちゃう?」


しゅんち「へ?」


しゅのん「え、書いちゃう?」


しゅんち「・・・。」


しゅのん「書いちゃうんだ?」


・・・




それを書いちゃう。




どうしても書いて欲しいしゅのんさんであった。


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