shunchi極楽日記


act 260「言い訳」

S「もしもし?はい。ああ、今日持って行きますんで。


S先輩がお客と電話をしていた。
どうやら、納品の催促だったらしい。

S「いやいや、参っちゃうよね。」

しゅんち「どうしたんすか?」

S「何か今のお客ってが良いんだよな〜。」

しゅんち「勘ですか・・・?」

S「入荷した日にちょうど電話してきて催促するんだぜ。」

しゅんち「へーすごいですね。」

S「どっかで見てるんじゃないかと思うくらいだよ。」

しゅんち「うげー」

S「でさ、いつも「今日持って行きます」ってなんだか言い訳っぽくて嫌だよね。」

しゅんち「ああ!確かにそうですよね。」

今まさにその仕事をやっている最中に「あの件まだですか?」と電話がかかってきたり、こっちから電話かけようと思ってたところへ向こうからかかってきたりとエスパーな客はいるものである。

S「だからさ、納品するときも思わず今日本当に来るつもりだったんですって強調しちゃうんだよね。あはは」

しゅんち「ああ、俺も言い訳っぽくならないように「昨日入荷してました。」とか言っちゃうな。」

S「ああ、なるほどね。」

事務員「Sさ〜ん。○○食品からお電話です。」

と、その時Sさんに電話がかかってきた。

S「あっ もしもし・・・・」


Sさんとの会話が途切れ、自分の仕事を始めるしゅんち。


S「あ、え、えーっと・・・納期ですか?」


しゅんち「・・・・。」


S「きょ、今日持ってく予定だったんですよ。」


しゅんち「・・・・。」


S「ちょ、ちょっと出かけてくるわ。」


慌てて事務所を飛び出すSさん。


事務員さん「Sさん完全に忘れてたみたいだね。」

しゅんち「ですね・・・。」



営業マンは何を言っても言い訳だと思われても仕方ない生き物である。


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