携帯を変えてから2年が経過した。
昔は進化のペースが早く、買い替えのタイミングも早めだった。
しゅんちが携帯を持ち始めたのは97年頃。
当時は白黒の液晶で電話専用機であった。
登録も電話番号だけで、カタカナ表示。
カタカナだけでも表示することすら新しいというのが当時のノリだった。
そして、何件電話番号を登録できるか、何時間通話できるか、というのが良い携帯を選ぶ基準であった。
その後に進化したのがメール機能。
ただし、ドコモならばドコモ同士、auならばau(当時IDO)でしか出来なかった。
そして着信メールが作成できる機能が流行り・・・
カメラ付き携帯が流行り・・・
インターネットが出来るようになり・・・
と、進化のタイミングに合わせて機種変更したものである。
しかし、今はある程度熟成してしまった感がある。
携帯をどのタイミングで変えたらいいのかわからない時代になってしまった。
しゅんちも今の最先端の機能はどれも魅力を感じず、壊れるまで使い続けるスタイルになったのだった。
さて、これからの携帯はどうなっていくのだろうか?
「しゅんちが考える次世代携帯」を本気で考えてみよう。
携帯の特徴としては誰もが持ち運ぶという事である。
・・ということは、普段携帯している物をひとまとめにしたらどうだろうか。
■機能1 キーレス携帯
最近の車はキーをポケットに入れたままで、ドアノブに手を掛けるだけで開く仕組みになっている。
この機能を携帯に持たせる。
携帯にチップを入れるスロットを設け、そこへチップ型キーを装着する。
すると携帯を持ってるだけで、キーが開く仕組みとなる。
これを家の鍵にも応用し、鍵という鍵の機能を全て携帯に持たせてしまうのだ。
・・よしよし、順調だ!
さて、他に普段持ち歩いていてかさばるものといえば・・・
■機能2 ポイントカード会員証機能
最近どの店に行ってもポイントカードを作らせる。
これをいちいち持ち歩いていたら財布がいくつあっても足りない。
お財布携帯があるのだから、何らかの機能を使ってポイントを自動登録、ポイントアップできるようにする。
携帯をかざすだけで登録番号を認識、ポイントアップ。
TUTAYAカードや銀行のカードなんかもこれを応用できそうだ。
まてよ・・・
こんな機能を持たせちゃったら落としたり盗まれたりするとかなりやばい・・・。
じゃあ、こんなのはどうだ!
■機能3 超セキュリティー機能
あらゆるセンサーを使い、指紋、声紋で本人を確認できないと全く機能しなくなる。
更に超感度の良いセンサーを使い、携帯を軽く握り声を発するだけで自動解除する。
わざわざ面倒な承認操作の煩わしさを感じさせない。
まるで飼い主にしかなつかない犬のような忠実さである。
そしてそして・・・
■機能4 GPS、遠隔操作機能
インターネットに繋ぎ、ソフトを立ち上げると現在携帯のある場所がGPSで判明する。
更に安全を期して遠隔操作も可能で機能を停止したり電源を落としたりできる。
すげーー!すげーー!
よしよし調子に乗ってきたぞ!
次はこれだ〜〜!
■機能5 自宅遠隔操作
自宅のLANに進入し、家にある家電を全て操作できる。
番組表を携帯で開き番組予約も携帯で可能。
お風呂はもちろん鍵を掛け忘れたかどうかも外部で確認可能。
冷蔵庫の中身も庫内CCDカメラで確認し、何が足りないのか即座に判明。
買い忘れ主婦にも大ウケ。
よっしゃー細かい機能いってみよう!
■機能6 なんでもリモコン
テレビ、ビデオ、電気のリモコンにも早変わり。
カラオケのリモコンにも変化し、好きな歌をこっそりエントリー。
醜いリモコン争いもこれで解決。
■機能7 ミラー機能
携帯の画面が瞬時に鏡に変化。
携帯を見るフリをしながらさりげなく鼻毛チェックもOK。
これは切実にすぐに欲しい!
■機能8 各種充電機能
ソ-ラー充電や動かしているだけで勝手に充電される機能搭載。
これで電源が永遠に切れない・・・?
そして極めつけはこれだ!
■機能9 DS機能
ついに任天堂が携帯業界に参入!
携帯自体が既にニンテンドーDS。
携帯並みのスマートなボディーで持ち運んでもDSと気付かない。
さりげなくモニターを開きDSを楽しめる。
定額制の使い放題パックに申し込むと携帯の電波を使って世界中の人と気軽に対戦。
これはいい!欲しいぃぃぃぃいい!
さあ気になるお値段は!?
機種変更費 15万円
買わねえなたぶん。