shunchi極楽日記


act 322「地理の成績2」

しゅんちは地理が苦手である。
いや、地理が苦手というよりは勉強そのものが苦手である。

何か常識的な事がわからないと言われる


中学の時習ったじゃん!


このセリフにめっぽう弱いしゅんちなのである。
むしろ中学生で習った問題が一番知らないぐらいである。

タイトルの「地理の成績 2」の2は続編という意味ではなく



5段階評価で2だったという意味である。(実話)



とはいえ、最近旅行をするようになり、行った事のある場所限定で詳しくなった。
大人になりようやく地理に興味を持つようになった困ったしゅんちなのであった。


ある日の電話・・・

しゅ「え!?納期間に合わないんですか!?」

しゅんちは仕事で製品を取り寄せたのだが、どうも納期が1日遅れると運送屋から連絡があったのだった。

運「も、申し訳ございません・・・どうしても長野県ですと2日かかってしまうんです・・・。」

しゅ「えー・・・困ったなぁ・・・どうしてですか?」

運「えーっと・・・普段の出荷センターは名古屋にあるんです。」

しゅ「・・はいはい」


いくらなんでも名古屋は知っていますよ。


運「今回の物件は岡山の出荷センターからなんですよ・・・。」



おか・・・やま・・・?



どこだっけ・・・?



松山は愛媛だっけ?岡谷は長野県だし・・・?



で、でもまてよ。



名古屋で1日なのに2日もかかるということは・・・


しゅ「と、遠いっすねー!」



岡山県民のみなさんごめんなさい。



とりあえず遠いと感想を述べるしゅんち。
相手が物々しく知名を言った時はとりあえず


「遠い」


と言っておけば無難である。

・・ある日、仕事で出張の多い山崎さんと一緒に仕事をした。
山崎さんは若くて独身で明らかにしゅんちより年下って感じである。
現場に向かう道中は世間話でよく盛り上がる。

しゅ「どちらにお住まいなんです?」

山崎「あ、私ですか?・・実はあきる野なんですよ。」



・・・あひる?



・・あひるの?



・・・誰の?


しゅ「へ、へ〜そうなんですか。」

山崎「はい。実家から通ってるんですが田舎で・・・。」

しゅ「あ・・・はい、まあ遠いっすもんね。」

山崎「職場が立川なんで、まあ不便じゃないんですけどね。」

しゅ「あ、ああ・・・たち・・・かわね。」

この話題に深く突っ込まれないように話題を変えるしゅんち。


しゅ「・・と、ところで松本は遠いでしょ?」

山崎「そうですねぇ〜・・・電車で3時間ってすごいですね。」

東京方面から松本までは特急で3時間なのである。
距離的には近いが時間はかなりかかるのだ。

山崎「でも明日も遠くまで行くんですよ・・・。」

しゅ「へー・・・どこに行くんです?」

山崎「実はですね・・・」

なんだか物々しい雰囲気。



ゴクリ・・・



山崎「郡山(福島)に行くんですよ・・・。」



・・・・。




氷・・・?





氷山か!?







北極みたいなところか!?






しゅ「と、遠いっすねー!」

山崎「でもまあ、新幹線で行けるから松本よりは近いかな・・・。」



え・・・




新幹線で行けるの氷山?




しゅ「まあ、そ、そういう意味では近いっちゃ近いか。」

山崎「距離的には一緒くらいになるんですかねぇ。」




都内から松本くらいの場所に氷山が!?






福島県民の皆様ごめんなさい。



日本地図パズルでも買って勉強しようかな・・・と思うしゅんちであった。


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