shunchi極楽日記


act 323「メガネ」

ここ数年で目が悪くなってしまった。
学生時代は「両目1.5」と視力には自信があった。
しかし社会人になり、書類仕事とパソコン(ネットゲーム)で一気に下がってしまったのだ。
今では0.6くらいになり、メガネを付けなくては運転も危うい状態なのである。

視力の良し悪しは遺伝だと思っていた。
なぜなら両親は視力がかなりよく、更に親戚でメガネをかけている人はあまりいない。
しかし、兄は勉強のしすぎで視力が下がってしまった。
そしてここへきてしゅんちもいきなりの視力低下である。
遺伝的に視力は強いにしても使いすぎれば下がる事が実証された。


ということは・・・


目が良い人の代表的な自虐的発言




「学生時代勉強してこなかったんで目が良いんです」




しゅんちは冗談抜きでこれである。



本当に勉強してこなかったから今まで目が良かったんだ・・・と改めて呆れるしゅんちであった。

というわけで、しゅんちも一応メガネを作った。
しかし出番は少ない。なぜなら忘れるからだ。

メガネに慣れていないと3大忘れに遭遇する事に気付いた。



「持っていき忘れる」



「かけ忘れる」



「置き忘れる」


よっぽど視力が悪く、メガネがはずれると全く生活が出来ないような人なら・・・
例えば・・のび太君や勉造さんのように
目が「3」になり  (\(3。3)/こんな感じ)

幻覚が見え始めるような人ならば忘れるようがないと思うのだ。

たまに思い出したように使うような人にとってはなかなか大変である。
忘れ物第1位の傘をも上回る結果になるのではないかと予想される。
メガネは慣れるまでは安物を買っておくのが無難なのだろうか。

そんな姿を中高年の人にも良く見られる。



老眼鏡の存在である。



これは細かい物を見るときだけに使われる為、常にかけているわけではない。
今までの人生で一度もメガネに縁がなければメガネをここではじめて経験する事になる。
物忘れが激しくなった頃に忘れやすい物が登場するのである。
中高年にとって老眼鏡は必需品であり天敵なのだろうか。


ある日・・・


課長「ねえねえ。プラスのドライバーって会社にあったっけ?」

課長が事務員に質問をする。

事務「えー・・・たしかあの棚にあったと思いますよ。」

課長「ああそう。ちょっと探してみるわ。」

そういうとガサゴソと棚を探し始める課長。

課長「いやさー実はメガネが壊れちゃってさ。直そうと思って。」

課長は最近老眼鏡を使うようになったようだ。
持ち運びに慣れていないのだろう。早速壊してしまった。

課長「おお!あったあった。」

事務「よかったですね。」

ドライバーを手に取り席に戻る課長。

課長「いやーしゅんち君も歳を取ると面倒だよ〜。」

しゅ「あ、今僕は近視なんですけど、老眼になる頃に帳尻とかあったりするんですかね?」

課長「さぁ・・・俺はずっと目が良かったからなぁ。」

そして課長はおもむろに壊れたメガネを机に置いた。
そしてドライバーを握り締め・・・



・・・。



・・・。



・・・。



課長「な、直せん・・・。」

しゅ「ど、どうしました?」




課長「メガネを直すのにメガネが必要で・・・」



見えましぇーん。


メガネと生活するのはなかなか大変である・・・。
色々面倒なのでコンタクトをそろそろ作ろうと決心するしゅんちであった。


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