shunchi極楽日記


act 336「なりきりカラオケ」

テレビを見ていると芸能人が別の芸能人に間違えられたという話をよく聞く。
一般人が芸能人に間違われた話はあまり聞かない。
ということはやはりオーラは出てるが人違いだった・・・つまり「オーラ違い」だったということなのだろう。

芸能人には特有のオーラがあるようだ。


最近、Mr.childrenのライブに行った。
いまや日本を代表するトップアーティストである。
今年は北京オリンピックの曲を任され、紅白にも出るらしい。
略して「ミスチル」である。

当日は彼らの凄まじいオーラに大感動のしゅんちであった。
とてつもない歌唱力に加え、圧倒的なパワーにまさに圧巻という感じであった。
それ以来、しゅんちはすっかりミスチルにハマり、曲を聴きまくるように。
そして、カラオケではミスチル確率が大幅に上がってしまったのだった。

ある日・・・

夫婦でカラオケに行った。
夫婦で行くと気兼ねなく歌えるので楽しいのである。

しゅんちはリモコンを手に取りながらゆっくりと本を眺める。
ドリンクオーダーが運ばれた頃を見計らって入力するのがコツである。
そうしないと一番エキサイトするサビの場面で店員がやってきて気まずくなり、不完全燃焼するからである。

店員「おまたせしました〜! 生ビールと烏龍茶です〜。」

店員がドリンクを運んできた時が入力の合図。
番号は既に入れてある。あとは転送ボタンを押すだけだ。


ポチッとな。


・・しゅんちが選曲した曲はもちろん




Mr.children


「しるし」




ポンポロ〜♪


オープニングの美しいピアノの旋律・・・。


やっぱり良い曲だ・・・


あの時のライブを思い出す・・・


そう・・・


こんな感じだった・・・


よし・・・


店員はもう来ない・・・




なれる・・・




俺はきっとなれる・・・!




ミスチルならぬ・・・





シュンチルに・・・!







しゅ「さ〜〜いしょから〜こ〜なることが〜♪」





タカ「オーラ無っっっ!」





ドギュサッ!(何かが刺さった音)




しゅ「な、なんだよ・・・。」

タカ「ご、ごめん・・・あまりにもオーラ無いからビックリしちゃって・・・」

しゅ「・・・。」

タカ「だってこの前本物聞いちゃったばかりだから、思わず・・・」

しゅ「・・・・。」

タカ「いやいや下手ってわけじゃないんだよ?ただ、オーラが無いってだけで・・・」

しゅ「・・・・。」

タカ「オーラが無いだけだって。歌は上手だよ。上手。」




言えば言うほどに刺さっていくんですが。




ミスチルのオーラは圧倒的だったようだ。
シュンチルは遠く及ばずである・・・。


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