act 369「コミックレンタル」 |
最近、TSUTAYAのコミックレンタルにハマっている。 「コミックレンタル」とはマンガをレンタルできるサービスである。 コミックレンタルの良さを言えば、借りたマンガを好きな時にあんな格好やこんな格好で読める点である。 ただ、基本的に立ち読み禁止なので試し読みができないという難はある。 しかし目的の作品が決まっていれば極めて有効的なのだ。 がっつりマンガを読みたいときにはコミックレンタルというわけなのである。 今日もコミックレンタルをするためにTSUTAYAに向かうしゅんち。 最近読んでいるマンガは「BECK」。 「BECK」とは・・・ 累計1500万部を越える大ヒットコミック。 ロックバンドを通して仲間の友情を描いた青春マンガ。 2010.9に実写映画化される人気作品である。 いつかバンドをやってみたいしゅんちにとって魂が揺さぶられるマンガなのだ。 意気揚々と店内へと入り、早足でコミックレンタルコーナーに向かうしゅんち。 映画公開が近づき、にわかに人気が急上昇している作品である。 急がないと誰かに取られちゃう・・・!(焦) 今急いだって大して変わらないとは思うのだが焦る気持ちは止められないのであった。 ロック魂が俺を呼んでいるのだっ!(いや、本棚だろ) コミックレンタルコーナーに到着し、目的の「BECK」発見。 目的の巻数もあり、とりあえず一安心。 しゅんちはスーパーでの主婦のように腕にカゴを通し、ガッサガッサとカゴにマンガを入れていく。 コミックレンタルはその性質上仕方ないのだがカゴに入れるのが結構大変なのだ。 一冊一冊いちいちプラスチックケースに入れられており、そこから一冊ずつ取りだすのだ。 まるで・・ 棚卸を手伝わされているアルバイトの図である。 ビデオをそれだけ借りる人はめったに見たことはない。 コミックレンタル最大の罠である。 かなりの重労働を強いられた後、ようやくカゴに入れ終わった。 マンガと一緒にちょっと気になっていたロックバンドのCDを借りる事にした。 BECKを読みながら聞けば臨場感がでると思ったのである。 そしてカウンターの列に並ぶしゅんち。 ・・・。 まてよ・・・ ロックマンガにロックCD。 マンガはもうすぐ公開される映画の原作。 ノリノリでマンガを読む姿が容易に想像できそう。 このセットで借りたら・・・ なんて「分かり易い人」だと思われないだろうか。 いやいや・・・そんなこといちいち店員が気にするわけないよな。 何の作品借りたなんて興味ないだろう。 ちょっと自意識過剰気味のまましゅんちの番が訪れた。 店員「いらっしゃいませ。TUSTAYAカードはお持ちでしょうか?」 しゅ「あ・・・はい。」 ピッピとバーコードを読み取っていく店員。 店員「CDレンタルはいつまでにしましょうか?」 しゅ「あ、一週間でお願いします。」 店員「では「BECK」はいつまでにしましょうか?」 しゅ「・・・!!」 モロだ。 店員は「本」と言わずタイトル言いおった。 間違いなくこの店員も・・・ 「BECK」読んでる。 まるで 「あなたもBECK読んで予習して映画行こうかなって思ってるでしょ?」 「CD聴きながら気持ちを盛り上げるつもりでしょ?」 とでも心の声が聞こえそうだった。 なんだか急に恥ずかしくなってきた・・・。 いやまてよ・・・ むしろ・・・ ここで会話を弾ませて・・・ −妄想中− しゅ「店員さんも読んでるんですか?」 店員「32巻が熱いんですよね〜!」 しゅ「そうなんですか?」 店員「俺もロック聞きながら読みましたよ!」 しゅ「え!?店員さんも?」 店員「実は俺バンドやってまして・・・。」 しゅ「マジッすか!」 店員「でも今、メンバー足りなくて、探してたんです!!」 しゅ「えええ!!ボーカルなら練習すればできるかも!」 店員「ちょうどボーカルが居なくて困ってたんです!」 しゅ「うわーー!じゃあ、バンドやりましょう!」 −妄想終了−チーン 店員「お待たせいたしました。」 しゅ「え・・・あ、ああ・・・は、はい!どうも。」 店員「マンガは直接カウンターにご返却下さい。ありがとうございました!」 都合の良い妄想を膨らまししている間にも大量のTSUTAYAバッグを渡されるしゅんち。 両手にかなりの大袋。 これはまるで・・・ バーゲンセールで買いすぎた主婦の図である。 コミックレンタル・・・ カゴに入れる時と、持って帰る時と、妄想に注意です。(それはしゅんちだけ) |
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